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「ペアレント・プログラム」を受けてみた②|「行動で書く」に挑戦!

「ペアレント・プログラム」を受けてみた②|「行動で書く」に挑戦!

褒めるこつを学ぶ「ペアプロ講座」をココハレ編集部員がリポートします

子どもの困った行動を理解し、褒めて育てるこつを学ぶ「ペアレント・プログラム(ペアプロ)」。5 歳児と 2 歳児を育てるココハレ編集部・門田が高知市内で開かれている講座を受講し、全 6 回のシリーズでリポートします。

2 回目のテーマは「行動で書く」。自分や子どもの行動を誰もが分かるように具体的に説明することで、いろいろと見えてきました。

 

第 1 回「『現状把握』から始めましょう」はこちら

「宿題」の発表から

今回のペアプロ講座は高知市の地域子育て支援センター「いるかひろば」で開かれています。 1 回目のテーマは「現状把握」でした。「自分編」と「子ども編」があり、「いいところ」「努力しているところ」「困ったところ」を考えました。

  • いいところ…普段できているところ
  • 努力しているところ…少しはできたり、やろうとしているところ。工夫すればできるところ
  • 困ったところ…すぐには解決できないところ、苦手なところ

書くときのポイントは「名詞や形容詞、形容動詞ではなく、動詞で、行動を具体的に書く」。時間内に埋められなかったマス目を埋めてくるのが宿題でした。子ども編は 5 歳の長女で考えています。

前回悩んだ子どもの「努力しているところ」は、子どもの毎日の行動を朝から思い出して埋めました。

宿題はもう一つ。「配偶者など身近な家族を褒めましょう」というもの。参加者は全員女性なので、夫をいつ、どこで、どのように褒めたか、反応はどうだったかを報告しました。

わが家では掃除機をかけてくれた夫に「掃除してくれてありがとう」と伝えたところ、「そんなの、いちいち言わんでもいい」というがっかりな反応でした。他のお母さんも「『ありがとう』に反応がなかった」「『うん』と言うくらい」と話していて、「そんなもんなんだ」と思いました。

講師の土居寿美子さんは「褒められるのが苦手な男の人、結構いますよ」。子どもでも大きくなると、「恥ずかしいき、褒めんとって」と言う場合があるそうです。相手の性格を知り、合わせて対応することは家族でも大切なんですね。

「~しない」を使わずに

宿題の発表が終わったところで、第 2 回のテーマ「行動で書く」に移りました。以下のポイントで、現状把握表をさらに仕上げていきます。

  • 「~する」と動詞で書く
  • 二つ以上の行動は分解する
  • 「~しない」という表現を使わない…「くよくよしない」→「失敗してもすぐに気持ちを切り替える」
  • あいまいな表現は具体的に…「だらだらする」→「服を脱ぎっぱなしにする」

この 4 点を心掛けると、誰が読んでもイメージしやすい表現になるとのこと。参加者同士でペアになり、表を見せ合いっこしました。

私とペアになったお母さんは、「子どもに好きなようにやらせる」という表現を、「洗い物をやらせてあげる」と変えました。

私はと言うと、子どもが努力しているところに二つ以上の行動を詰め込んでいました。

  • 1 人で歯を磨き、顔を洗う→1 人で歯を磨く。1 人で顔を洗う
  • 朝、二度寝せずに着替えてトイレに行く→朝、二度寝しない。朝、自分で着替える。朝、トイレに行く

行動を分解すると、努力していることが一気に増えました。私は子どもに要求し過ぎているのでは…。またまた反省です。

60~70%できていればOK!

「行動で書く」ということに慣れてきたところで、土居さんからこんな話がありました。

「みなさん、『いいところ』は人に話しても恥ずかしくないところを挙げていませんか?ハードルを上げていませんか?」

言われてみれば、その通り。「いいところ」を「いつも 100 %完璧にできるスペシャルなこと」と設定すると、項目は減るし、うまくできないと「自分は駄目だ」と落ち込みますね。

「60 ~ 70 %できていれば、十分に『いいところ』です」と土居さん。この基準で「努力しているところ」を見直し、「いいところ」に格上げすることになりました。丸で囲んで、いいところに移します。

「60~70%」は気持ちが楽になる設定!「自分編」では「子どもを抱きしめる」「子どもと遊ぶ時間をつくる」が格上げされました。

「子ども編」では「嫌なことをされたら『やめて』と伝える」など三つが格上げ。赤ペンで移しながら、「うちの子も結構頑張っているんだなぁ」と感じました。

いつも 100 %完璧にしてくれたらありがたいですが、自分だってできていないのに、子どもにばかり要求するのは…。たとえ生活習慣であったとしても、親の都合を押し付け過ぎなのかもしれません。

格上げは、言い換えれば「いいところ探し」。土居さんは「私たちの生活には『いいところ』がたくさんかくれんぼしています」と話していました。子育てでは「できていないところ」に目が行きがちです。「いいところ」のハードルを下げて積極的に探すと、叱ってばかりの毎日が少し変わるかも…と思ったことでした。

さらに見つけていきましょう!

2 回目はここまで。「現状把握」「行動で書く」ことを少しつかんだ私たちに、宿題として新たな「現状把握表」が手渡されました。「マス目が増えてる!」とみんなで苦笑い。

なかなか難しそうですが、「いいところ」は子どもに優しく、自分にも優しく、全部埋めたいと思います。

3 回目は 2 月上旬に開かれます。次回もお楽しみに!

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この記事の著者

門田朋三

門田朋三

アナ雪のエルサになりたい5歳と、おてんばな2歳の娘がいます。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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