子育て
アイコン:子育て
HOME子育て子育てニュース週刊高知の子どもニュース 2020年6月14~20日

週刊高知の子どもニュース 2020年6月14~20日

雨が降ったり、くもったりと梅雨空が続いた先週の高知県。どんより気分を吹き飛ばすかのように、ヒラメを放流したり、公園の草刈りをしたり、屋外で元気いっぱいに過ごした子どもたちのニュースが届きました。吾川郡いの町ではレスリングの元アジアチャンピオンと田んぼでレスリング!泥だらけになってもへっちゃらですね。

2020 年 6 月 14 日~ 20 日の子どもたちのニュースを、高知新聞の紙面からお届けします。

 

ヒラメ元気に育て 宿毛市で小学生が稚魚放流

(高知新聞 2020 年 6 月 14 日朝刊より)

高知県宿毛市小筑紫町の小筑紫小学校の児童がこのほど、学校近くの海にヒラメの稚魚9千匹を放流した=写真。

海の環境に興味を持ってもらおうと、市が毎年、県宿毛漁業指導所やすくも湾漁協などと協力して行っている。5日は3、4年生19人が参加し、漁業指導所の職員が「ヒラメは3年ぐらいで大人になる。元気に育つよう、お願いしながら放流して」などと呼び掛けた。

児童らは体長5センチほどの稚魚をバケツに入れ、岸壁から放流。4年の横山桃花(ももは)さん(10)は「早く大きくなって帰ってきてほしい」と笑顔で話していた。(新妻亮太)

伊野南小中生ら100人一斉草刈り いの町

笑顔で作業する児童ら(いの町八田)
笑顔で作業する児童ら(いの町八田)

(高知新聞 2020 年 6 月 18 日朝刊より)

高知県吾川郡いの町八田の奥田川親水公園周辺でこのほど、公園に隣接する伊野南小学校、伊野南中学校の児童生徒や保護者、住民ら約100人が草刈りや清掃をした。

奥田川親水公園や川の清掃管理は、「奥田川親水公園の会」(森木昭雄会長)が県から受託。管理費収入を11月の「奥田川親水公園まつり」の運営費や小中学校のクラブ活動費などに充てており、生徒らも毎年清掃に参加している。

参加者は6日午前7時半から、約400メートルにわたり奥田川両岸に生えた雑草を草刈り機や鎌を使って丁寧に刈り取り。伊野南小学校4年の川村主真(かずま)君(9)と泉棟馬(とうま)君(9)は「鎌で草を切った音がめっちゃ気持ちいい」と口をそろえ、笑顔で汗を流していた。(山崎友裕)

田んぼでレスリング 元アジア王者 いの町児童指導

田んぼを元気いっぱい駆ける子どもたちと泉武志さん=左から2人目(いの町勝賀瀬)
田んぼを元気いっぱい駆ける子どもたちと泉武志さん=左から2人目(いの町勝賀瀬)

(高知新聞2020年6月20日朝刊より)

梅雨の晴れ間に田んぼでどろんこ! レスリングの元アジアチャンピオン、泉武志さん(31)が19日、吾川郡いの町勝賀瀬の私立小学校「とさ自由学校」を訪れ、地域の田んぼでレスリング教室を行った。子どもたちは泥だらけになってタックルをしたり、かけっこをしたり。山間の田んぼに歓声が響いた。

泉さんは愛媛県八幡浜市出身。2017年のアジア選手権で優勝し、現在はユーチューバーとして活動している。同校の教員に知人がいたことが縁で、子どもたちに夢の大切さやレスリングの魅力を伝えようと来校した。

地域住民の田んぼで行われたレスリング教室。タックルの仕方を教えてもらった子どもたちは早速、泉さんに突進し、全身で田んぼを楽しんだ。

3年の西川征伽さん(8)は「楽しかった。泉さんみたいに強い大人になりたい」と目を輝かせていた。(石丸静香)

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

関連するキーワード

LINE公式アカウントで
最新情報をチェック!

  • 毎週木曜日にお届けする「ココハレ通信」で、ココハレ編集部のおすすめ情報をお知らせしています。