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事件はお姉さんトイレで起きた|「ママと記者やってます」⑩

事件はお姉さんトイレで起きた|「ママと記者やってます」⑩

毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム

ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。

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目を離してはいけないんですが…

幼児は何をやらかすか分かりません。事件は「お姉さんトイレ」で起きました。

2 歳の次女は保育園でトイレトレーニングの真っ最中。午前中はおむつからパンツに履き替えて過ごしています。園ではパンツを「お姉さんパンツ」と呼んでいて、「お姉さん」という言葉にウキウキしています。

家でもおまるに座らなくなり、子ども用便座が登場しました。「お姉さんトイレ行く?」と声を掛けると、やる気満々。便座のふたを開け、子ども用便座を設置し、踏み台を用意し…。私が手伝うと、「(自分で)やるー!」と拒否されます。

その日、帰宅が 19 時を過ぎた私は少々イライラしていました。夫がいないワンオペで、これからお風呂に晩ご飯。スケジュールを頭の中で組み立てながら、お姉さんトイレで次女に「早くしてね」と声を掛けつつ、目を離してズボンとおむつに手を伸ばした瞬間。

シャーッ!

何? あっ、冷たい!!!

押したいのは分かるけど
押したいのは分かるけど

ウォシュレットの「おしり」を頭から浴びました。好奇心からボタンを押した次女は「おぉーっ!!!」と声を上げて大喜び。「もーっ!いらんことばっかりせんが!」と思わず怒ってしまいました。

帰宅した夫に報告すると、明らかに「俺じゃなくてよかったー」という表情。かちんときて、「何、その顔」ととがめると、「いや、でも、よく考えて?口に入っちょったら大変やったで。よかったねぇ」。何だそのフォローはと思いつつ、ウォシュレットの水が口の中に入った自分を想像して爆笑したことでした。

思い通りにいかないことの多い子育て。イライラも募りますが、さらに「最悪」を思い浮かべると少し和み、ポジティブな気持ちになれるかもしれません。面白がれる余裕は持っていたいなと思います。

トイレ問題について、最近ツイッターで「個室のベビーチェアの横にあるドアの開閉ボタンを子どもに押され、用を足しているところを外の人に見られた」という投稿を見掛けました。これ以上の「最悪」は、ちょっと…。

子どもにとってボタンは押したくなるもの。皆さん、気を付けましょう!

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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