高知のニュースをまとめて紹介|高知の1週間(2020年10月11~17日)
「高知のニュース」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。
一番最後にお届けするニュースは、ココハレ編集部イチ押しの、心が“ほっこり”温まる話題です。お子さんとの会話のヒントにいかがですか?
目次
奈半利町長の減給可決 町議会で説明3分、質問なし ふるさと納税問題
(高知新聞 2020 年 10 月 13 日朝刊より)
高知県安芸郡奈半利町の竹﨑和伸町長は13日、ふるさと納税を巡る一連の問題の責任を取り、自身の給与の40%を6カ月間減額する条例改正案を町議会臨時会に提出した。町長の議案説明はわずか3分足らずで、職員の汚職や不正を許した町の管理態勢への言及は乏しかった。議員の質疑もなく、議案は全会一致で可決された。
いの町長に池田氏 無投票で再選
(高知新聞 2020 年 10 月 14 日朝刊より)
任期満了に伴い13日に告示された高知県吾川郡いの町長選は、無所属の現職、池田牧子氏(62)=元町=以外に立候補がなく、池田氏が無投票で再選を果たした。いの町長選の無投票は、合併後初の町長選となった2004年以来。任期は31日から4年間。
高知市予算60億円不足 市長「事業抑制必要」コロナ影響 来年度
(高知新聞 2020 年 10 月 14 日朝刊より)
高知市の岡﨑誠也市長は13日開いた記者会見で、新型コロナウイルス感染症に伴う税収減により、現時点の試算で2021年度の当初予算は約60億円の財源不足となる見通しを示した。対応策として、基金の取り崩しだけでなく、「投資的事業は一定の割合をカットすることになる」と述べた。
高知市財政課によると、2021年度の市税収入は、コロナ禍による企業業績の悪化で法人税や住民税などの落ち込みが予想され、2020年度当初予算ベース(450億)より約28億円の減収見通しだという。
コロナ下で酒依存が悪化 高知市の下司病院調査 自粛ストレス
(高知新聞 2020 年 10 月 15 日朝刊より)
新型コロナウイルス感染拡大の影響でストレスを抱えた人にアルコール依存症のリスクが高まっているとする調査結果を、高知市の下司病院がまとめた。外出自粛などで依存症患者が飲酒してしまうケースは感染拡大前の5倍に増えており、山本道也院長(65)は「コロナの長期化で『予備軍』が依存症に移行する懸念が強まった」と警戒している。
高知県議会 コロナ対策補正可決 少人数学級求める意見書も
(高知新聞 2020 年 10 月 15 日朝刊より)
9月定例会閉会
高知県議会9月定例会は最終日の15日、新型コロナウイルス感染症対策を軸にした2020年度一般会計補正予算案など、執行部提出の13議案を全会一致で可決、承認した。「少人数学級の推進を求める意見書」など議員提出の意見書議案6件を全会一致または賛成多数で可決し、閉会した。
補正予算には新型コロナ対策として193億3700万円を計上。執行部は予算可決を受け、感染防止策を実行するほか、社会構造や生活様式の変化に対応したシェアオフィス整備やデジタル化の推進、観光振興などを進める。
ウーバーイーツ 10月29日から高知市でも 約50店で開始
(高知新聞 2020 年 10 月 16 日朝刊より)
米配車大手ウーバー・テクノロジーズの日本法人が展開する食事配達サービス「ウーバーイーツ」が29日から高知市中心部で始まる。契約店の料理を客がスマートフォンのアプリで注文すると、同社に配達員として登録した人のうち、店の近くにいる人が自転車やバイクで届ける仕組み。現在約50店が契約しているという。
ウーバーイーツは世界6千以上の都市に進出。2016年9月から日本で始まり、現在28都道府県で展開している。四国は松山、高松に続き3都市目。
利用者がアプリで店のメニューを選ぶと約30分で届く。料理の代金とは別に配送手数料320円が必要。サービス開始当初はクレジットカードと電子決済のみ対応している。
三原のどぶろく甘酒に 10月18日から発売 甘ささっぱり
(高知新聞 2020 年 10 月 17 日朝刊より)
幡多郡三原村の農家6戸でつくる「土佐三原どぶろく合同会社」(同村柚ノ木)が18日、どぶろく用の麹(こうじ)を使った甘酒を発売する。ノンアルコールで、さっぱりとした甘さが売りといい、生産者は「大人も子どもも楽しんで」とPRしている。
今週の“ほっこり” 薄紅150万本 越知町コスモス見頃
(高知新聞2020年10月15日朝刊より)
まつり中止でも満開 テイクアウトマーケットも
まつりなくてもにぎやか―。高知県高岡郡越知町越知丙の宮の前公園で、約150万本のコスモスが見頃を迎えている。恒例のコスモスまつりは中止となったが、地域住民らの努力で例年通り満開を迎え、訪れた人を楽しませている。
宮の前公園のコスモスは毎年、まつりを主催する越知町観光協会の職員や地元有志らが整備。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年8月にまつりの中止が決定したが、「越知はコスモスの町。花だけは咲かそう」と、住民たちが汗を流してきた。
例年多くの人が楽しむコスモスの巨大迷路などはないものの、約2・5ヘクタールに薄紅や白の花が咲き誇る。畑の中には町出身の漫画家、上北ふたごさんが描き下ろした絵とともに「来年お逢いしましょう」とのメッセージも掲げている。
高知市から訪れた和田聡さん(60)は「地元の人たちが今年も頑張って手入れされたと聞いて来た。本当にきれい」。見頃は今週いっぱいになりそうで、17、18日は公園を見下ろす「スノーピークかわの駅おち」でテイクアウトマーケットが開かれる。(楠瀬健太)