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【会場レポートあり】高知市で「きかんしゃトーマスの世界展」(高知県立文学館)|「きかんしゃトーマス」の原作出版80周年を記念!原画やテレビアニメ用の模型、ジオラマが展示されます

【会場レポートあり】高知市で「きかんしゃトーマスの世界展」(高知県立文学館)|「きかんしゃトーマス」の原作出版80周年を記念!原画やテレビアニメ用の模型、ジオラマが展示されます
© 2025 Gullane (Thomas) Limited.

1945 年に出版され、今も子どもたちに愛される「きかんしゃトーマス」を紹介する企画展「きかんしゃトーマスの世界展~はたらく機関車たちのおはなし~」が 2025 年 7 月 5 日(土)~ 9 月 15 日(月)、高知市丸ノ内 1 丁目の高知県立文学館で開かれます。

「きかんしゃトーマス」の原作は「The Railway Series (汽車のえほんシリーズ)」。イギリス人牧師のウィルバード・オードリーが息子のために即興で語り聞かせた機関車のお話が元となっています。

今回の企画展では原画やテレビアニメの撮影用模型、物語の舞台となる架空の島「ソドー島」のジオラマなどの資料が展示されます。デジタルコンテンツを利用したコーナーも設けられます。

(記載されている内容は 2025 年 7 月 3 日時点のものです)

※ 7 月 4 日、会場レポートを追記しました。

イベント概要

イベント名 原作出版 80 周年 きかんしゃトーマスの世界展 ~はたらく機関車たちのおはなし~
運営 高知県立文学館
開催期間 2025 年 7 月 5 日(土)~ 9 月 15 日(月)
開催場所

高知県立文学館(高知県高知市丸ノ内 1 丁目 1ー20 )

電話番号 088-822-0231
利用時間

9:00~17:00(入館は 16:30 まで)
会期中は無休です

ご利用方法
  • 観覧料:600 円、高校生以下は無料
駐車場

近くの有料駐車場を利用してください

URL https://www.kochi-bungaku.com/exhibition/10011/

マップ

詳細情報

会場入り口で大きなトーマスが出迎えてくれます

開幕前日の 7 月 4 日、マスコミ向けの内覧会が開かれ、ココハレ編集部も参加してきました。

2 階の企画展示室に向かう階段から、そこかしこにトーマスと仲間たちが!入り口でどーんと迎えてくれます。

入り口にはトーマス!
入り口にはトーマス!
フォトスポットになっています
フォトスポットになっています

入り口にはフォトスポットがたくさん。中でもココハレ編集部員の心をつかんだのが顔はめパネルです。

これは、大人も顔を出さずにはいられない…!

斬新な顔はめパネル
斬新な顔はめパネル
大人も顔を出さずにはいられません!
大人も顔を出さずにはいられません!

企画展は 1~4 章で構成されています。1945 年に出版され、「きかんしゃトーマス」の原点となった「The Railway Series (汽車のえほんシリーズ)」の原画が展示されています。

原画は想像以上に小さく、そして色鮮やか!ストーリーも紹介されていて、じっくり楽しめます。

「The Railway Series (汽車のえほんシリーズ)」の原画
「The Railway Series (汽車のえほんシリーズ)」の原画
初版の表紙は私たちが知っている顔とかなり違います
初版の表紙は私たちが知っている顔とかなり違います
トーマスはシリーズ2作目から登場したそうです
トーマスはシリーズ2作目から登場したそうです

作者のウィルバート・オードリーさんはシリーズの 26 巻までを担当し、息子のクリストファー・オードリーさんに引き継ぎました。

会場にはクリストファーさんが描いた原画も展示されています。本国のイギリスでは 42 巻まで刊行されているそうです。

テレビアニメの撮影に使われた模型も展示されています

「きかんしゃトーマス」と言えば、テレビアニメ。シリーズがより多くのファンに広まるきっかけとなりました。

今回は撮影用に使われた模型や駅舎などが展示されています。

テレビアニメの撮影に使われた模型
テレビアニメの撮影に使われた模型
マードック、モリーなど日本で初めて公開された模型もあります
マードック、モリーなど日本で初めて公開された模型もあります
模型を使い、顔のみCGで作っていた時期もあったそう
模型を使い、顔のみCGで作っていた時期もあったそう

乗り物好きのお子さん必見!デジタルアートでトーマスが走る!

会場には子ども向けの参加コーナーがあります。ココハレ編集部員が驚いたのはデジタルアートとコラボした体験型展示作品です。

会場の奥に広いテーブルが
会場の奥に広いテーブルが
木のレールがあり、トーマスたちが走っています
木のレールがあり、トーマスたちが走っています

この作品、実は自由にレールを組み合わせることができる優れもの!レールを二つ以上つなげると、街並みが映し出され、トーマスたちが走りだします。

お子さんが夢中になること、間違いなし!

	 レールを一つ…
レールを一つ…
二つつなげた瞬間、線路が!
二つつなげた瞬間、線路が!
ほどなく、家が登場!
ほどなく、家が登場!
木が映しだされたり…
木が映しだされたり…
トーマスたちが走ったり!
トーマスたちが走ったり!

ソドー島のジオラマも展示されています。絵本のシーンが再現され、朗読が流れます。

朗読しているのは俳優の板垣李光人さん。トーマスファンだそうで、会場にはメッセージや絵画も飾られていました。

ソドー島のジオラマ
ソドー島のジオラマ
板垣さんの朗読が流れます
板垣さんの朗読が流れます

企画展の資料点数は約 200 点。イギリスで販売されていたソドー島の地図やおもちゃなど、貴重なものがたくさんありました。

歴代のプラレールも展示されています
歴代のプラレールも展示されています

企画を担当する主任学芸員の岡本美和さんは「きかんしゃトーマス」の魅力を「登場するキャラクターが優しいだけじゃなくて、ちょっと意地悪したり、事件が起こったりして、とても人間らしいところ」と語ります。

「病気で寝込んでいた大切な息子さんに聞かせた即興の物語が、今も世界中で愛されています。80 年前のものとは思えない色鮮やかな原画など、貴重な資料をぜひご覧ください」

 

会場の動画は、ココハレ公式Instagramのハイライト「トーマス展」をご覧ください!
 ←タップ

「おはなし会」「たからさがし」なども楽しめます

期間中は関連イベントが開かれます。毎週土曜日の 13:30 から、展示解説が行われます。

トーマス絵本のおはなし会

  • 開催日:7 月 6 日(日)、9 月 14 日(日)
  • 時間:14:00~、15:00~ 各回 30~40 分程度
  • 場所:文学館 1 階・こどものぶんがく室

トーマスのえいごであそぼう!

トーマスの絵本の英語での読み聞かせが楽しめます。ワンポイント英語のレッスンもあります。

  • 開催日:8 月 10 日(日)、17 日(日)、23 日(土)
  • 時間:14:00~、15:00~ 各回 30~40 分程度
  • 場所:文学館 1 階・こどものぶんがく室
  • 対象:幼児、小学生
  • 定員:30 人程度、先着順

ソドー島のたからさがし

スタンプラリー形式で、ソドー島の仲間たちを探します。スタンプを押していくと、宝物が見つかる仕掛けです。当日の観覧券が必要です。

  • 時間:9:00~16:30(プレゼントの引き換えは 17:00 まで)
  • 場所:文学館 2 階・企画展示室
入り口にスタンプラリーの台紙があります
入り口にスタンプラリーの台紙があります
スタンプラリーに宝物のヒントがあります。ヒントの場所は変えていくそうです
スタンプラリーに宝物のヒントがあります。ヒントの場所は変えていくそうです

世界に一つだけ!トーマスのしかけ絵本をつくろう

トーマスたちがレールの上を走る仕掛け絵本を作ります。申し込みは必要ありませんが、混雑状況に応じて整理券が配布されます。当日の観覧券が必要です。

  • 開催日:7 月 13 日(日)、8 月 31 日(日)
  • 時間:13:00~16:00
  • 場所:文学館 1 階・ホール

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 4 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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