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米軍機飛行が四国で急増。高知県では2倍に増えています|高知の1週間(2021年4月3~9日)

「高知の 1 週間」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。

四国上空を飛ぶ米軍機の目撃情報が近年、急増しています。高知県では 2020 年の年間飛行回数が倍増。愛媛県では同年度の目撃件数が 3 倍近くに増えました。

今週のイチ押しニュースは「高知土産や農産物を自販機で」。高知龍馬空港に高知の人気土産や旬の農産物などを扱う自動販売機が登場しました。

障害者自立へ就労訓練と放課後デイ 民間施設が高知市に開所

「一生懸命頑張ります」と決意表明する利用者たち(高知市大津乙)
「一生懸命頑張ります」と決意表明する利用者たち(高知市大津乙)

(高知新聞 2021 年 4 月 3  日掲載)

障害のある人の就労訓練と、子どもの放課後等デイサービスを併設した民間施設が高知市内に完成し、2日に開所式が行われた。就労確保とともに、障害のある子の将来の自立や就労を見据えて一体的にサポートする。

道の駅「四万十とおわ」リニューアル 四万十町

リニューアルで品ぞろえなどが充実した道の駅「四万十とおわ」(四万十町十和川口)
リニューアルで品ぞろえなどが充実した道の駅「四万十とおわ」(四万十町十和川口)

(高知新聞 2021 年 4 月 4 日掲載)

高岡郡四万十町十和川口の道の駅「四万十とおわ」の指定管理者が今月交代し、3日からリニューアルイベントが始まった。駅には新たな商品や料理も登場し、家族連れらでにぎわった。

高知初の学校PFI 宿毛小中学校が落成「地域のシンボルに」通学4月7日から

PFI方式で建設された宿毛小、宿毛中の合築校舎(宿毛市桜町)
PFI方式で建設された宿毛小、宿毛中の合築校舎(宿毛市桜町)

(高知新聞 2021 年 4 月 4 日掲載)

PFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で宿毛市桜町に建設されていた宿毛小学校と宿毛中の合築校舎が完成し3日、落成式が行われた。同方式で整備される学校施設は高知県内初。両校とも7日に児童生徒が通い始める。

高知県産野菜の「畑のディップソース」地方産品グランプリ!南国市の食堂が開発

野菜を使ったソースで最高賞を獲得した岡林夫妻(南国市下末松の「畑の食堂 Copan」)
野菜を使ったソースで最高賞を獲得した岡林夫妻(南国市下末松の「畑の食堂 Copan」)

(高知新聞 2021 年 4 月 5  日掲載)

地方の優れた産品を発掘、販売する「にっぽんの宝物 Japan大会2020―2021」がこのほど東京都で開かれ、南国市の「畑の食堂 Copan」が高知県産食材を使い開発した「畑のディップソース」が調味料・乳製品部門のグランプリに輝いた。ソースは世界大会(時期未定)の出場権を獲得。ほかにも県関係5品が入賞した。

米軍機飛行、四国で急増 年間目撃は高知2倍、愛媛3倍 従来ルート外れ県境往来か

須崎市の市街地上空を北東に向かって飛ぶ米軍の輸送機とみられる機体(2020年8月27日午後6時20分ごろ、須崎市緑町)
須崎市の市街地上空を北東に向かって飛ぶ米軍の輸送機とみられる機体(2020年8月27日午後6時20分ごろ、須崎市緑町)

(高知新聞 2021 年 4 月 6  日掲載)

四国上空を飛ぶ米軍機の目撃情報が近年、急増している。高知県では2020年の年間飛行回数が倍増。愛媛県では同年度の目撃件数が3倍近くに増えた。四国の山中を横切る在日米軍の低空飛行訓練ルート「オレンジルート」を外れ、両県が接する四国西部での目撃例が多く集まっている。

高知県が新型コロナ対応ステージ「警戒」に引き上げ 会食「可能な範囲で縮小を」

(高知新聞 2021 年 4 月 6  日掲載)

高知県は5日、県内で新たに8人の新型コロナウイルス感染が確認されたのを受け、対応ステージ(5段階)を下から2番目の「注意」から、「警戒」に1段階引き上げた。県内が警戒となるのは2月22日以来、約1カ月半ぶり。会食は「可能な範囲で規模を縮小し、時間を短縮して行う」よう呼び掛けている。

高知県がLINE利用再開

(高知新聞 2021 年 4 月 6  日掲載)

高知県は5日までに、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った情報発信を再開した。利用者の個人情報が中国で閲覧可能になっていた問題を受け、3月下旬から利用を停止していた。

宿毛市の小筑紫小中学校で一貫教育 愛称「つくし学園」

一貫教育校として連携が進む小筑紫小=左=と小筑紫中(宿毛市)
一貫教育校として連携が進む小筑紫小=左=と小筑紫中(宿毛市)

(高知新聞 2021 年 4 月 6  日掲載)

宿毛市の小筑紫小学校と小筑紫中で、本年度から小中一貫教育が本格的にスタートする。5日にセレモニーが行われ、愛称「つくし学園」を発表。教員が授業に相互乗り入れするなど、9年間の一体的な教育を進める。

高知・仁淀川町から宇宙へ ミツマタの種500粒、東北復興企画に参加

ミツマタの種を受け取るワンアース顧問の大野敏光さん(右)=仁淀川町役場
ミツマタの種を受け取るワンアース顧問の大野敏光さん(右)=仁淀川町役場

(高知新聞 2021 年 4 月 7  日掲載)

吾川郡仁淀川町で育てられているミツマタの種が、宇宙への旅に出ることになった。東日本大震災で被災した東北の復興を願うプロジェクトの一環。近く米国からロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)で約2カ月過ごす。地球へ帰還後、同町内での栽培を目指している。

良質な酒へ微生物生かす 土佐酒造が研究所 土佐町

微生物研究に意欲を示す小野賢司さん(右)と白髪真歩さん=土佐町田井の土佐酒造
微生物研究に意欲を示す小野賢司さん(右)と白髪真歩さん=土佐町田井の土佐酒造

(高知新聞 2021 年 4 月 7  日掲載)

良質な酒造りにつなげようと、土佐郡土佐町の土佐酒造はこのほど、微生物の研究に当たる「土佐酒造研究所」を設立した。松本宗己社長は「経験と勘で受け継いできた酒造現場に、科学的なアプローチを加え、よりうまい酒造りをしたい」としている。

移動式オービス、高知自動車道で取り締まり開始 県警「これからも利用」

高知県警が高速道路で初めて使用した移動式オービス(8日午後2時40分ごろ、高知自動車道の土佐パーキングエリア付近)
高知県警が高速道路で初めて使用した移動式オービス(8日午後2時40分ごろ、高知自動車道の土佐パーキングエリア付近)

高知県警は8日から、移動式オービス(自動速度違反取締装置)による取り締まりを高速道路でも始めた。初日は高知自動車道の土佐パーキングエリア(土佐市東鴨地)付近の下り路線で実施。数百メートル手前に予告看板を設置した。

【今週のイチ押し】高知土産や農産物を自販機で 空港ビルがコロナ対策で導入

搭乗待合室にお目見えした、土産物や農産物の自動販売機(手前)。売れ筋商品を取りそろえている(写真はいずれも高知龍馬空港)
搭乗待合室にお目見えした、土産物や農産物の自動販売機(手前)。売れ筋商品を取りそろえている(写真はいずれも高知龍馬空港)
出発ロビーに設置されたタッチパネル式の電子看板。人気商品がすぐ分かる
出発ロビーに設置されたタッチパネル式の電子看板。人気商品がすぐ分かる

(高知新聞 2021 年 4 月 8  日掲載)

高知龍馬空港の搭乗待合室にこのほど、高知の人気土産や旬の農産物などを扱う自動販売機が登場した。新型コロナウイルスの影響が長引く中、施設を運営する高知空港ビル(南国市)が「非対面、非接触」型の物販用に導入した。

新設されたのは、物販や食販用の連結型自販機(幅2・2メートル)。同社直営売店「ビッグサン」の売れ筋商品や、同「空飛ブ八百屋」で扱う季節の野菜や果実、ご当地ドリンクや帽子パンなどの軽食、つまみ、冷蔵スイーツなど、多彩な48品目を販売する。

電子マネーやQRコード決済にも対応。酒類、飲料の自販機とともに待合室内の売店「レインボー」横に置かれ、4月から本格稼働を始めた。

このほか出発ロビーには、ビッグサンの売れ筋商品が一覧できるデジタルサイネージ(電子看板)も新設。「人気のお菓子10選」「スタッフおすすめ商品」「土佐の地酒」がタッチパネル操作で表示され、タイムリーな情報を発信している。

同空港はコロナ禍で航空機が減便。同社の売店も売り上げが減少しているほか、対面での接客も難しい状況が続き、経営の効率化が迫られる状況だった。

同社によると、こうした自販機の設置は全国的にも珍しく、四国他県の空港からの視察予定もあるそう。田所宏之営業部長は「コロナ下では、有人店舗で待つだけの接客では駄目。利用者のニーズを反映し、より効率的な運営を図りたい」としている。(横田宰成)

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ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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