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東京五輪で宮本葉月選手が5位入賞!|高知の1週間(2021年7月24~30日)

「高知の 1 週間」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。

東京五輪の女子シンクロ板飛び込み決勝が25日、東京アクアティクスセンターで行われました。高知市出身の宮本葉月(20)=近大・土佐女子高出、高知SC=と、榎本遼香(24)=栃木県スポーツ協会=のペアが5位入賞を果たしました。

今週のイチ押しは「 松崎淳子さんに総理大臣賞 」。高知県立大学名誉教授の松崎淳子さん(95)=高知市九反田=が、本年度の「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」に選ばれました。男女平等社会の実現に長年取り組んでいることが評価されました。

東京五輪開幕に高知県民「わくわく」「もやもや」期待と疑問

観光客らでにぎわうひろめ市場。テレビでは東京五輪の開会式を映していた (高知市帯屋町2丁目)
観光客らでにぎわうひろめ市場。テレビでは東京五輪の開会式を映していた (高知市帯屋町2丁目)

(高知新聞 2021 年 7 月 24 日掲載)

緊急事態宣言下で行われる東京五輪が23日、開幕した。新型コロナウイルスの収束が見えない中での異例の祭典。県内では本番直前のトラブル続出に疑問の声が上がる一方、選手の活躍への期待する気持ちは別物と考える県民は多いようで、「わくわく」と「もやもや」の心情が入り交じる。

宮本葉月5位入賞 シンクロ板飛び込み

女子シンクロ板飛び込みの演技を終え、感極まる榎本遼香(右)、宮本葉月組=東京アクアティクスセンター
女子シンクロ板飛び込みの演技を終え、感極まる榎本遼香(右)、宮本葉月組=東京アクアティクスセンター

(高知新聞 2021 年 7 月 26 日掲載)

東京五輪の女子シンクロ板飛び込み決勝は25日、東京アクアティクスセンターで行われ、高知市出身の宮本葉月(20)=近大・土佐女子高出、高知SC=と、榎本遼香(24)=栃木県スポーツ協会=のペアが5位入賞を果たした。

高知県内ウナギ生産量過去最低 2020年204トン、最盛期の3.8%

「土用の丑(うし)の日」に向けて出荷されるウナギ(南国市久枝)
「土用の丑(うし)の日」に向けて出荷されるウナギ(南国市久枝)

(高知新聞 2021 年 7 月 28 日掲載)

かつて全国2位だった高知県内の養殖ウナギ生産量が、2020年は過去最低の204トンとなり、ピーク時の3・8%まで落ち込んだ。18~19年漁期に稚魚のシラスウナギが不漁だったのが主な原因。全国の養鰻(ようまん)業者が少ない稚魚を高値で奪い合う中、小規模な県内業者が「買い負け」した格好だ。

明徳義塾が優勝、2大会連続甲子園へ 高知を5―3で下す 全国高校野球選手権高知大会

21度目の夏の甲子園出場を決め、歓喜に沸く明徳ナイン(春野球場)
21度目の夏の甲子園出場を決め、歓喜に沸く明徳ナイン(春野球場)

(高知新聞 2021 年 7 月 29 日掲載)

2年ぶりの夏の甲子園出場校は明徳義塾―。第103回全国高校野球選手権高知大会最終日は28日、高知市の春野球場で明徳―高知の決勝を行い、明徳が5―3で勝って、中止となった昨年大会を挟んで2大会連続21度目の県代表となった。

高知県内初のデルタ株疑い 新型コロナ、7月感染の1人

(高知新聞 2021 年 7 月 29 日掲載)

高知県は28日、新型コロナウイルスのデルタ株と疑われる変異株が県内で初めて確認されたと発表した。7月に判明済みの感染者のうちの1人。今後、国立感染症研究所(東京)が詳細な解析を行い、デルタ株かどうかを特定するという。

県内感染2000人超える コロナ重篤化リスク増

(高知新聞 2021 年 7 月 29 日掲載)

高知県内の新型コロナウイルスの累計感染者数が、28日までに2千人を超えた。3月から続く「第4波」では、感染力が強いとされる変異株が流行した影響で、若年・中年層でも重篤化のリスクが高まっている。全国で感染が拡大しているインド由来の変異株(デルタ株)の疑い例も出ており、このまま「第5波」に突入する恐れもある。

高知県に初の「熱中症警戒アラート」 7月28日県内16地点で30度超

ギラギラと照りつける太陽。熱中症警戒アラートが発表された(高知市の県庁前交差点)
ギラギラと照りつける太陽。熱中症警戒アラートが発表された(高知市の県庁前交差点)

(高知新聞 2021 年 7 月 29 日掲載)

気象庁と環境省は28日、高知県内で熱中症が起こりやすくなるとして、予防行動を取るよう促す「熱中症警戒アラート」を発表した。4月28日の運用開始以降、高知県に出されたのは初めて。

五輪ソフト女子日本代表、高知市春野で鍛え「金メダル」実現 合宿協力の県関係者喜び

昨年12月、春野で強化合宿を行うソフトボール女子日本代表(春野運動公園=日本ソフトボール協会提供)
昨年12月、春野で強化合宿を行うソフトボール女子日本代表(春野運動公園=日本ソフトボール協会提供)

(高知新聞 2021 年 7 月 29 日掲載)

東京五輪ソフトボールで女子日本代表が2008年北京大会に続く連覇を果たした。代表チームは2018年から毎年、高知市の春野運動公園で強化合宿を開催。高知県の選手らも練習パートナーとして支援してきただけに、「『春野で鍛えて金メダル』を実現してくれた」と喜びもひとしおだ。

高知県が会食制限を再要請「4人以下、2時間以内」に コロナ拡大で8月22日まで

(高知新聞 2021 年 7 月 30 日掲載)

高知県は29日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者が連日20人以上確認され、飲食の場で感染が広がっているのを受け、30日から来月22日まで会食は「4人以下、2時間以内」とするよう県民に要請した。

高知県の最低賃金は792円...「28円上げ」で攻防 労使間の対立も

(高知新聞 2021 年 7 月 30 日掲載)

高知地方最低賃金審議会(近藤啓明会長)は29日、2021年度の県最低賃金(現行時給792円)の改定議論を本格化させた。中央最低賃金審議会は現行制度で最大の引き上げ幅「全国一律28円」を目安として示しており、労使間の対立も予想される。8月上旬に答申案をまとめる見通し。

【今週のイチ押し】松崎淳子さんに総理大臣賞 高知県立大名誉教授、女性の地位向上に尽力

「昔のまんまの男文化を課題としない社会が問題よね」と語る松崎淳子さん(高知市の自宅)
「昔のまんまの男文化を課題としない社会が問題よね」と語る松崎淳子さん(高知市の自宅)

(高知新聞 2021 年 7 月 25 日掲載)

高知県立大学名誉教授の松崎淳子さん(95)=高知市九反田=が、本年度の「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」に選ばれた。女性の社会進出や地位向上に貢献した人を政府が表彰するもので、松崎さんは、こうち男女共同参画センター「ソーレ」(同市旭町3丁目)の設立に関わるなど、男女平等社会の実現に長年取り組んでいることが評価された。県内からの選出は3人目。

松崎さんは1926(大正15)年、同市生まれ。県立女子医学専門学校(2年で廃校)を経て、県立女子専門学校(後の高知女子大、現県立大)へ。73年から女子大教授を務めた。

92年に定年退官した当時は、女性問題解決を目指す県内の拠点設置を求める活動が盛り上がっており、松崎さんは「女性センターをつくる会」代表に。運動を引っ張り、県と市の共同で99年に「ソーレ」が生まれた。今もNPOなどで女性議員増に向けた啓発活動などに取り組んでいる。

松崎さんは、「『男社会からの脱却』は男女共通のテーマ。年も年やき遠慮しようと思うたけんど、95歳が受賞することで、この問題に光が当たればと考えました」と話している。

本年度の「―総理大臣表彰」は11人で、政府が6月29日に発表。ほかに、内閣府の「女性に対する暴力に関する専門調査会」会長を務めるなどした辻村みよ子・東北大名誉教授や、故黒沢明監督の映画の記録係で、現在は「あいち国際女性映画祭」名誉顧問を務める野上照代さん(94)らが選出された。

県内ではこれまで、故・池川順子さん(元高知女子大学長)、田中敏子さん(元県連合婦人会会長)が選ばれている。(村瀬佐保)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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