高知県立美術館「ジブリパークとジブリ展」に行ってみた|12/23(土)に開幕!ネコバスと撮影できるのは2/29(木)まで
四国唯一の開催となる高知県立美術館の「ジブリパークとジブリ展」。子ども連れにおすすめポイントは?一足お先にご紹介!
高知県立美術館(高知市高須)で 2023 年 12 月 23 日(土)、「ジブリパークとジブリ展」が始まります。
スタジオジブリの宮崎吾朗監督が制作現場を指揮した「ジブリパーク」誕生の裏側が紹介される話題の巡回展。「となりのトトロ」に登場するネコバスにも“乗車”できます。
12 月 22 日に開かれた内覧会にココハレ編集部も参加。子ども連れにおすすめのポイントや注意点、さらに大のジブリファンであるRKC高知放送の井手上恵アナウンサーおすすめの展示をご紹介します。
※ 1 月 29 日更新。ネコバスの撮影について変更しました。
目次
- 「ジブリパークとジブリ展」では、宮崎吾朗監督のものづくりやジブリパークの裏側が紹介されます
- 【第1展示室】ネコバスのクッションは最上級のふわふわ!大人も座れます!
- 【第2展示室】「アーヤと魔女」の制作過程を堪能!サツキとメイの家の、あの柱は実物大!
- 【第2展示室から第3展示室へ】「サツキとメイの家」の模型をじっくり楽しみましょう!
- 【第3展示室】湯婆婆、カオナシ、ハウルの城…ジブリパークの魅力を体験できます!
- 【井手上アナおすすめ】湯婆婆はいろんな角度から見てください!
- 【オリジナルグッズ】1階に特設コーナー。高知会場限定グッズもあります
- 【写真撮影】撮影OKの展示は5カ所のみです
- 【チケット】混雑緩和のため、事前購入制です
「ジブリパークとジブリ展」では、宮崎吾朗監督のものづくりやジブリパークの裏側が紹介されます
2022 年 11 月、愛知県の愛・地球博記念公園内に「ジブリパーク」が誕生しました。スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設です。
「ジブリパークとジブリ展」はジブリパークの裏側を貴重な資料や試作品などとともに紹介する全国巡回展。これまでに 5 カ所で開かれ、動員は 90 万人を超えました。
四国では唯一、高知県立美術館で開かれます。12 月 22 日の内覧会には、スタジオジブリの中島清文副社長が来場。「高知は会場がコンパクトですが、展示物は減らしていません。非常に濃密な展示となっています。納得いくまでの、ものづくりの仕事ぶりを楽しんでください」と呼び掛けました。
会場は高知県立美術館 2 階の第 1~3 展示室です。早速行ってみました!
【第1展示室】ネコバスのクッションは最上級のふわふわ!大人も座れます!
第 1 展示室に入ると、いきなりネコバスがどーん!ココハレ編集部員の想像よりも大きい!
高知会場なので、行き先も「こうち」。凝ってますね。
大人も子どもも、中に入れます。中島副社長によると、「(展示用の)ネコバスは世界で何匹か回ってる」そうで、今回は「椅子が一番ふわふわ」とのこと。
座ってみると、思っていたよりも体が沈みます。迷子になったメイを探し疲れたサツキがそーっと座ったシーンを思い出しました。
ネコバスの展示では、注意事項があるそうです。
- ネコバスの外観は撮影OK。ただし、外観撮影は 2 月 29 日(木)まで。3 月 1 日(金)からは撮影できません
- ネコバスの車内は撮影NGです
「ネコバスと一緒にわが子を撮影したい」という方は、2 月末までに来場し、外側から撮影してください。
第 1 展示室では、東京の「三鷹の森ジブリ美術館」を構想した宮崎駿監督のイメージボードなども展示されています。
【第2展示室】「アーヤと魔女」の制作過程を堪能!サツキとメイの家の、あの柱は実物大!
第 2 展示室では、宮崎吾朗監督のものづくりへのこだわりが「アーヤと魔女」の制作過程とともに紹介されます。「アーヤと魔女」はスタジオジブリ初のフル3DCGアニメです。
子どもが喜びそうなのが「キャラクターに生命を吹き込む」という展示。アーヤの表情を変える体験ができます。
その先には、見たことのある白い柱が!「となりのトトロ」の「サツキとメイの家」で実際に使用されたパーゴラ(格子状の日よけ)です。
柱を揺らして「ぼろーっ!」と言いたくなるくらい、完璧に再現されていました。
パーゴラは写真撮影OKです。
【第2展示室から第3展示室へ】「サツキとメイの家」の模型をじっくり楽しみましょう!
第 2 展示室から第 3 展示室への移動ルートには、「サツキとメイの家」が 1/5 サイズで再現されています。
柵などがなく、子どもが触ってしまわないかヒヤヒヤしそう…。でも、それだけ間近でじっくり堪能できるのはうれしいですね。写真撮影もOKです。
【第3展示室】湯婆婆、カオナシ、ハウルの城…ジブリパークの魅力を体験できます!
第 3 展示室ではジブリパーク満載です。
2023 年 11 月に開園した「もののけの里」に関する展示は、高知で初めてお披露目!「もののけ姫」の「乙事主(おっことぬし)」と「タタリ神」の模型の背後には宮崎吾朗監督の手書きのメモ入りの資料が展示されていて、こだわりがうかがえました。
第 3 展示室で子どもが喜びそうなのが、でっかい展示。「にせの館長室」には「千と千尋の神隠し」の「湯婆婆」がいます。湯婆婆は撮影OKです。
2024 年 3 月にはジブリパークに「魔女の谷」が開園し、「ハウルの城」が展示されます。会場には右前脚部の原寸大模型が展示されていました。こちらは撮影NGです。
最後に、「カオナシ」とのうれしい撮影スポットが!係の方がシャッターを押してくれるそうです。
【井手上アナおすすめ】湯婆婆はいろんな角度から見てください!
RKC高知放送の井手上恵アナウンサーが会場にいたので、「ジブリパークとジブリ展」のおすすめポイントを聞いてみました。
子育て家族におすすめは、やっぱり「ネコバス」。「ネコバスには何度か乗りましたが、ふわふわ具合は今回が最上級!窓の外の景色も楽しんでくださいね」
井手上アナが最も好きなジブリ作品は「千と千尋の神隠し」とのことで、湯婆婆の展示には「見た瞬間、大きな声が出ました!」。
「こんなに近くで見られるのは、高知会場ならでは。湯婆婆の机の上、物がいっぱいなんです。正面から見たり、横側から見たり、いろんな角度から楽しんでください!」
そして、さらなる“推し”は「耳をすませば」に登場する猫のバロンとルイーゼ。2 人は恋人同士ですが、作中では会えません。
「そんな 2 人が、高知で出会えてるんです!感動です!」と熱く語る井手上アナ。相当お好きですね!
バロンの瞳を再現しようと試行錯誤した資料や、「地球屋」のオーナーが直していた古時計も展示されています。
【オリジナルグッズ】1階に特設コーナー。高知会場限定グッズもあります
「ジブリパークとジブリ展」のオリジナルグッズは 1 階の特設コーナーで販売されます。
高知会場の限定グッズには四万十川がデザインされています。
【写真撮影】撮影OKの展示は5カ所のみです
今回はマスコミ向け内覧会ということで、展示物の撮影ができました。
来場者が撮影できるスポットは次の 5 カ所になります。ご注意ください。
- ネコバスの外観…撮影は 2 月 29 日(木)まで
- サツキとメイの家のパーゴラ
- サツキとメイの家の模型
- にせの館長室…湯婆婆がいるエリアです
- ジブリのなりきり名場面展…カオナシの横に座って撮影できます
入り口のトトロを撮影したいところですが、こちらは撮影NGとのことでした。
【チケット】混雑緩和のため、事前購入制です
チケットは混雑緩和のため、事前購入制となっています。公式オンラインチケットなどで事前に予約、購入します。当日はチケット画面を 1 階の受け付けで提示してください。
1 時間ごとに入館者数の定員があります。退館時間の設定はないそうです。
会場ではチケットを販売していませんので、ご注意を!チケットを購入せずに来場した場合、その回に空きがあれば、その場でスマホで購入できます。
「ジブリパークとジブリ展」の内覧会から、子育て家族向けのおすすめポイントをご紹介しました。写真をたくさん掲載していますが、撮影スポットのご紹介を除けば、ほんの一部です。ぜひご家族で、ジブリの世界を楽しんでくださいね。
【高知放送開局 70 周年・高知県立美術館開館 30 周年記念「ジブリパークとジブリ展」】
- 開催期間:12 月 23 日(土)~2024 年 3 月 31 日(日)
- 場所:高知県立美術館(高知県高知市高須 353-2)
- 時間:9:00~17:00(最終入場は 16:30 まで)
- 観覧料:一般 1700 円、中高校生 1200 円、4 歳から小学生 900 円。3 歳以下の子どもは無料で日時指定不要です。公式オンラインチケット、Boo-Woo チケット、ローソンチケット、ローソンとミニストップ店内の「Loppi(ロッピー)」端末で購入できます
- 駐車場:あり