高知のニュースをまとめて紹介|高知の1週間(2020年11月8~14日)
「高知のニュース」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。
一番最後にお届けするニュースは、ココハレ編集部イチ押しの、心が“ほっこり”温まる話題です。お子さんとの会話のヒントにいかがですか?
目次
高知Uがホーム初勝利 サポーター「この瞬間に立ち会えて幸せ」
(高知新聞 2020 年 11 月 9 日夕刊より)
ようやく訪れた歓喜の瞬間に、高知市の春野陸上競技場が沸いた。8日夜に行われたサッカーJFL(日本フットボールリーグ)第27節で、高知ユナイテッドSC(高知U)がMIOびわこ滋賀を3―0で撃破し、ホーム初勝利を挙げた。496人のサポーターも「この瞬間に立ち会えて幸せ」。待ちに待った喜びをかみしめた。
高知出身・阪神の藤川球児投手 引退登板3人締め 甲子園
(高知新聞 2020 年 11 月 11 日朝刊より)
プロ野球阪神の藤川球児投手(40)が10日、兵庫県西宮市の甲子園球場で巨人との引退試合に臨み、0―4の九回に登板して直球だけで打者3人を仕留め、22年間の現役生活最後のマウンドを終えた。試合後には引退セレモニーが行われ、家族やファンら、周囲への感謝を述べ、「皆さんのおかげで最高の野球人生を送ることができました」と笑顔であいさつした。
高知市が同性カップル公認へ 来年2月 県内初パートナー制度
(高知新聞 2020 年 11 月 11 日朝刊より)
高知市は、同性カップルらを男女の夫婦と同等の関係と認める「パートナーシップ制度」を来年2月から導入する。高知県内の自治体では初めて。岡﨑誠也市長が10日の記者会見で表明し、「あらゆる多様性を緩やかに認めていく社会を目指す」と話した。
パートナーシップ制度は、LGBTなど性的少数者の差別解消を図る目的で2015年に東京都渋谷区が導入したのを皮切りに、10月1日時点で全国60の自治体が導入している。高知市もNPOの要望や署名を受けて検討していた。
高知市の制度は、「2人とも成人」など条件を満たす同性カップルらから申請があった場合、市が「パートナー」として登録し、証明書などを発行。市が行う公共サービスで夫婦と同じ扱いが受けられるようにする。
技研社長に森部副社長 北村社長は代取会長に
(高知新聞 2020 年 11 月 13 日朝刊より)
圧入機メーカーの技研製作所(高知市布師田)は12日の取締役会で、北村精男・代表取締役社長(80)が代表取締役会長に就任し、後任に森部慎之助・取締役副社長(69)が昇格する人事を内定した。25日開催の定時株主総会と取締役会で正式決定する。
北村氏は香南市(旧香美郡赤岡町)出身。1967年に前身の高知技研コンサルタントを創業した。杭(くい)打ち機の騒音が問題になる中、地中に埋めた杭が容易に引き抜けないのをヒントに、無振動・無騒音で杭を押し込む圧入機「サイレントパイラー」を開発した。
78年、技研製作所を設立。圧入工法は護岸やため池、道路などの工事に広く採用され、2017年には県内製造業で初めて東証1部に上場。同社は北村氏一代で売上高246億円余り=20年8月期連結決算=の企業へと育った。
今週の“ほっこり” 「鬼滅の刃」禰豆子の気持ち?
(高知新聞 2020 年 11 月 12 日朝刊より)
土佐蒲鉾が「竹ちくわ」児童養護施設に寄贈
高知市長浜の「土佐蒲鉾(かまぼこ)」が11日、児童養護施設「子供の家」(同市相生町)で暮らす子どもに「竹ちくわ」45袋を贈った=写真。
竹ちくわは、人気漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の主要キャラの禰豆子(ねずこ)が口にくわえている竹をヒントに同社が商品化。子どもたちは早速、ちくわを口にくわえ「禰豆子になった気持ち!」と喜んでいた。