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パパママ・リサーチ|子どもに「鬼滅の刃」を見せていますか?

パパママ・リサーチ|子どもに「鬼滅の刃」を見せていますか?

お父さん、お母さんへのアンケート企画「パパママ・リサーチ」。高知の子育ての“今”を探ります!

高知の子育ての“今”を探るココハレ新企画「パパママ・リサーチ」。巷(ちまた)で話題になっていることについて、高知のお父さん、お母さんにアンケートを行います。

初回のテーマは大ヒット中のアニメ「鬼滅の刃」。ココハレ編集部にこんなご意見が届きました。

「『鬼滅の刃』が小さいお子さんにもはやっているようですが、映画は『PG12指定』になっています。鑑賞の際には保護者の助言が必要ですが、多くの保護者はどう助言したらいいのか分からないでいると聞きます。参考になるアドバイスをお願いします」

そこで、ココハレLINE公式アカウントのお友だちの皆さんを対象に、11 月 10 ~ 11 日にアンケートを行い、176 人にご回答いただきました。結果を紹介します。

アンケートには、176 人(男性 11 人、女性 165 人)から回答がありました。アニメ「鬼滅の刃」について、見せているかどうかを聞きました。対象となった子どもの年齢と人数は以下の通りです。

  • 2 歳以下… 26 人
  • 3 歳… 20 人
  • 4 歳… 28 人
  • 5 歳… 32 人
  • 6 歳… 15 人
  • 7 歳… 14 人
  • 8 歳… 16 人
  • 9 歳… 6 人
  • 10 歳以上… 19 人

3歳以下は「見せていない」、4歳以上は「見せている」が多いという結果に

集計では、子どもの年齢を「3 歳以下」「4 ~ 6 歳」「7 ~ 9 歳」「10 歳以上」に分けました。

「アニメ『鬼滅の刃』を子どもに見せていますか?」という質問に対し、3 歳以下では「見せていない」という回答が多く、7 割を占めました。

4 歳以上になると、どの年齢でも「見せている」の割合が多く、4 ~ 6 歳で 68.0 %、7 ~ 9 歳で 88.9 %、10 歳以上で 84.2 %でした。

保育園・幼稚園の年少児に当たる「4 歳」という年齢が、見せる・見せないを判断する一つの基準になっているようです。

 

見せてない理由は? 「残虐な描写が多い」「子どもが怖がった」

アニメでは、戦闘シーンで血が流れる、幼い子どもが惨殺されるといった「過激な描写」があることも話題となっています。現在公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は「12 歳未満の年少者の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要」という「PG 12 」に区分されています。

アニメを「見せていない」というお父さん、お母さんは「残虐な描写が多いから見せたくない」「戦うシーンに抵抗がある」「まねをしたら危ない」「過剰な演出や内容を見せるタイミングは親が決めたい」などを理由に挙げていました。「本人が興味を示さない」「ストーリーをまだ理解できないと思う」という理由もありました。

子どもから「見たい」とお願いされ、試しに見せてみた保護者からは、「子どもが号泣した」「顔を覆って怖がった」「『怖いから見ない』と子どもが言ったのでやめた」という声が寄せられました。

「過激な描写」への対応は? 「早送りする」「子どもの様子を確認する」

アニメを「見せている」と答えた人には、見せる際に注意していることを聞きました。

「過激なシーンだと判断した時は早送りをする」「子どもが怖がった回は見せない」など過激な描写そのものを見せないように注意している人や、「『怖くない?』と声をかけている」など子どもの様子を確認しながら見せているという人がいました。

「『作り話だから現実ではないよ』『こんなことがあったら悲しいね』と伝えている」「子どもから質問されたら、その都度答えている」「『お友達とかにこんなことしちゃ駄目だよ』と伝えている」など、子どもと会話することでフォローしているという人も。「怖がっていないので特になにもしていない」という声もありました。

アニメには「人が死ぬ、殺されるアニメをなぜ親が面白がって子どもに見せるのか」という否定的な意見から、「最初は見せることにちゅうちょしたけれど、それ以上にキャラクターの思いや気持ちに共感し、親子で楽しめる時間になった」という肯定的な意見まで寄せられました。

映画が大ヒットし、幼稚園や保育園、学校でも大流行。親が「見せたくない」と思っていても、お友達からどんどん情報が入ってきます。見せるかどうかも含めて、子どもとコミュニケーションを取るきっかけになればと思います。

以下の「寄せられた声より」では、お父さん、お母さんの声を紹介しています。参考にしてみてください。

寄せられた声より

■アニメを見せる時に注意していることはありますか?

※末尾のかっこ内は子どもの年齢です。

・本当は見せたくないのですが、本人が見たがるので見せています。「怖い時は見ないようにしてね」としか言えていません(3歳)

・親が一緒に見て、子どもの様子を伺う(3歳)

・過激なシーンは見せないようにしている(3歳)

・「人間なら本当にやると大けがする」という説明をしています(3歳)

・子ども自身が「怖い」と思った場面は隠れて見ないので、鬼が出てくる場面は見ていません(3歳)

・子どもだけで見せないようにしている。見た後、言葉遣いなどをまねして乱暴にならないように注意している(4歳)

・「漫画では鬼を斬っているけど、人に刃物を向けちゃだめ」と伝えました(4歳)

・「大丈夫か」と聞きながら見せる(4歳)

・子どもが見たがらない回は見せていない(4歳)

・過激な場面だけ見せず、早送り(4歳)

・「あんまりここは見ないで」と伝える(5歳)

・「死ね」「殺す」などの言葉遣いをまねした際には注意する(5歳)

・「怖くない?」と時々聞きます(5歳)

・過激なシーンと判断した時はテレビを消すか、抱っこしてふざけて遊びます(5歳)

・特にないが、気になっている。友達や人の首から上をたたいたり、斬るまねをしないように言い聞かせている(5歳)

・「痛いよ。死んでしまうよ」と現実で起こった時の話をする(5歳)

・映画では「怖い」と泣きましたが、アニメを勝手に見ています。泣いたら抱っこしますが、言っても聞かないのでほっています(5歳)

・長時間見せないように気をつけています(5歳)

・特にないです。キャーキャー言うのが楽しいみたいです(5歳)

・「人を食べる悪い鬼だからやっつけている」と伝えました(6歳)

・私は見たことがないのですが、ママ友から「切断シーンや血が飛び散るシーンがある」と聞きました。「テレビだからこういうのもあるけれど、現実では絶対にだめだよ」と伝えています(6歳)

・悪い鬼だから退治していること、倒した後には成仏してほしいという優しい気持ちは口にして説明するようにしています(6歳)

・はじめは「ここから残酷なシーンだよ」と声をかけていましたが、こちらが注意しなくても自分で目を隠したり、つむったりしている(7歳)

・表現の自由や、過激な描写以上に大切なことがしっかり描かれているので、ありのまま一緒に見ています(7歳)

・怖がったり、嫌がったりしたら見せない(7歳)

・お友達の家で見て覚えてきました。怖がる様子は全くなかったのですが、夜や物音がした時に、少し「鬼」の存在がよぎって怖がることがあります(7歳)

・過激な描写を見て感じるものがあれば、成長かと思います(8歳)

・親としては見せるつもりがなかったし、見せたくもなかったですが、見る流れになりました。みんながみんな同じというわけではありません。今のメディアは何かと騒ぎ過ぎていて、不快です(8歳)

・一緒に見る時は口添えしています(8歳)

・あくまで漫画の世界だと伝えています(8歳)

・本人の意志に任せています(10歳以上)

・「アニメの中で起こることは本当には起きない」と伝えている(10歳以上)

・命の大切さを常に言い聞かせている。過激な行動や言動につながらないように注意しています(10歳以上)

 

■「鬼滅の刃」についてのエピソードを教えてください。

・禰豆子(ねずこ)のまねをして棒をくわえて走り回っていて、怖いことがよくある(3歳)

・私が叱った時、背後で小さな声で「水の呼吸!いのちのかた!」とつぶやいていました(3歳)

・日本中が鬼滅ブームに沸いていますが、私は全くです。全然はまっていない親御さんもいるのかな?(3歳)

・生活の中で「お着替えの呼吸」とか言ってると、育児が楽しいです(3歳)

・刀を構えて技を出すまねをしている。鞠(まり)などの昔の遊びに興味を示すようになった(3歳)

・歌とかだけ友達から聞いているようですが、未就学児が見ていいのか迷っています(3歳)

・見せていないが、キャラクターの名前は知ってるし、鬼滅ごっこをして遊んでいます(3歳)

・保育園などからいつの間にかキャラの名前を覚えてきて、教えてくれます(3歳)

・保育園のお友達の話に入れるようになり、喜んでいます。好きなキャラクターがいるので、苦手だった塗り絵が上手になりました(4歳)

・しのぶちゃんのしゃべり方をまねしています(4歳)

・子どもだけでなく、親の私もはまってしまい、コラボ商品を見つけると手に取ってしまう(4歳)

・運動会で「紅蓮華」がかかったとたんに子どもたちが歌いだし、園長先生のアナウンスが聞こえなくなりました。先生方が苦笑いしていました(4歳)

・アニメは見たことなくても、歌は知らないうちに覚えていました(4歳)

・段ボールで箱を作って背負い、主人公のまねをしています(4歳)

・自分で画用紙に色づけしたり、切り貼りしたりして、禰豆子の仮装をしていた(4歳)

・炭次郎の服を作れとせがまれる(4歳)

・ストーリーを8割は理解しています。難しいシーンは解説してあげています(4歳)

・子どもの預け先で流行していると聞いてから、見せるかどうか悩んでいます。皆さん、残酷なシーンに抵抗はなかったのかな(4歳)

・映画を見て泣いた次男に「どうだった?」と聞くと、「煉獄(れんごく)みたいに強くなってママを守りたい」と答えました。この子は、家族の大切さや人の命の大切さという物語が伝えたいことをきちんと分かっているのだなと安心しました(4歳)

・紙を丸めては竹筒にしてくわえています(5歳)

・伊之助の猪突猛進をまねして突っ走っていくので、安全な庭ではいいが、外では禁止と伝えています(5歳)

・「殺す」という単語を覚えてしまいました…(5歳)

・「見ていないから」という理由で、保育園で鬼滅ごっこに入れてもらえないということがありました。本人は「私は怖いから見ない」と決めているので淡々と受け止めていましたが、傷ついたみたい(5歳)

・文字が読めるお友達から漫画のストーリーを教えてもらい、教えてくれます。家族共通の話題ができました(5歳)

・水の呼吸の型を全て覚えているので、1~11までクイズ形式で出題されます(5歳)

・キャラクターのせりふをまね、正義の味方になりきっているようです(5歳)

・「弟のことを大事にする」と言っていました(6歳)

・家族みんなが大好きで、コスプレもしました(6歳)

・毎日、自作の剣で私を鬼に見立てて攻撃してきます(6歳と2歳)

・四六時中、「水の呼吸…」とか言ってて、親はたまにノイローゼ(6歳)

・緑のチェックのネルシャツを欲しがる(7歳)

・国語の授業で濁点を習う時、「かまど」「たんじろう」「ねずこ」「ぜんいつ」が例題に出たそうです。先生の工夫もすごいな(7歳)

・アニメは見たことがないけれど、歌はよく歌っています(7歳)

・鬼に殺されたり、殺したりと過激な描写がありますが、どうしてそうなったのかをきちんと描いているので、子どもも理解して怖がることなく見ています(7歳)

・コラボ商品を買うと心の底から喜んでくれるので、余裕がないのについ買ってしまいます(7歳)

・呼吸法を習得しようと、練習していました(7歳)

・漫画やグッズは好きだが、アニメは一度見て「もうえい」となった(8歳)

・小学生になると、親が家で規制しても、外からの情報で規制できない。見せたくなくても、グッズが欲しいとせがまれたら、つい…(8歳)

・母親の私は見ていないので、父親と会話が盛り上がっています(8歳)

・難しい漢字も読めるようになった(8歳)

・グロテスクなシーンも多く、2年生でも意味が分かってないだろうなと感じています(8歳)

・血が出たりするのが嫌いみたいで、動揺していた(9歳)

・技やキャラクターの名前を暗記しています。あまりにもたくさん覚えていて、知識量に驚かされた(9歳)

・幼児の頃からアニメっ子。コナンでも人が殺されるので、エグい描写は平気です。血は赤くて当然だし、人はいつか死ぬということも早くから理解しているようです(10歳以上)

・「怖い夢を見た」と言ったり、「トイレに行きたくない」と言いだしました。他の子はそんなことないのか気になります(10歳以上)

・「鬼は人間を襲う生き物だから首を切られるけど、人間にはしてはいけないよね」と子どもが真剣な顔をして話しています。わざをかけるまねはしています(10歳以上)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員6人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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