「手づくり遊具展」は中止ですが…高知市の保育園の手作りおもちゃをオーテピアで展示しています
保育士さん手作りのおもちゃを1月28日まで展示。FBでも紹介しています
高知市内の保育園で使われている手作りのおもちゃを紹介する「手づくり遊具展」は 2022 年も新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
高知市こども未来部では昨年に続き、フェイスブックで手作り遊具を公開しています。
今年はさらに、オーテピア高知図書館(高知市追手筋 2丁目)で一部を展示。手触りが優しい布のままごとセットなど、保育士さんのアイデアと工夫が光るおもちゃが並んでいます。「家庭でも楽しめるように」と、作り方も紹介しています。
展示は 1 月 28 日(金)まで。おもちゃを手に取ることはできませんので、ご注意ください。
高知市の27園が子どもたちに人気のおもちゃを紹介しています
「手づくり遊具展」は高知市内の保育園で作られた手作りおもちゃを持ち寄って展示するイベントとして 1981 年に始まりました。実際に遊べたり、作ったりできる人気イベントですが、2021 年、2022 年は中止となりました。
手作りのよさを知ってもらうため、高知市こども未来部「ほのぼの子育て」では昨年 11 月から各園のおもちゃを毎週 4 点ほど紹介しています。
オーテピアの展示では、フェイスブックで紹介するおもちゃを中心に、27 園の 27 点を展示しています。
子どもの興味を引き、楽しく遊べるアイデアが満載です
担当の高知市保育幼稚園課の宮田千浦さんは自身も保育士です。「手作りの温かみを知ってほしい」と展示を企画しました。
おすすめは「布おもちゃ」とのこと。食べ物セットやひも通しなど、かわいいおもちゃが並んでいました。
同じく保育士の山崎泰弘さんのおすすめは「夏祭り」。焼きそばやかき氷、りんごあめ、綿菓子などの食べ物があり、子どもたちがお店屋さんごっこを楽しむそうです。「夏祭りはなかなか開けない状況ですが、手作りおもちゃを目にするだけでも、子どもたちのイメージが膨らむと思いますよ」
身近な素材や100均グッズを利用すれば、家庭でも楽しめます
展示スペースでは、それぞれのおもちゃの作り方を記載した資料を配布しています。保育士さんたちが牛乳パックや新聞紙、ペットボトルなど身近な素材を上手に活用して作っていることが分かります。宮田さんによると、「 100 均グッズも使える」とのこと。「布のおもちゃも折り紙でアレンジして作れますよ」
家庭で作れそうなおすすめのおもちゃが、石立保育園の「きんぎょすくい」です。
【材料・素材】花紙(白、赤)、白い丸シール、マーカーペン ※花紙は折り紙でもOK
【作り方】①白い花紙を丸め、赤い花紙で包んで絞る ②白い丸シールにマーカーペンで目を描き、金魚に貼る
金魚すくいの網はセロハンテープの輪っかをリサイクルしていました。「実際に作ることで子どもの発想やアイデアが広がります。親子でぜひやってみてください」
手作り遊具の展示はオーテピア高知図書館 2 階の総合カウンター前で、1 月 28 日(金)まで。今回は展示のみで実際に触って遊ぶことができませんので、ご注意ください。
【手づくり遊具の展示】
- 場所:オーテピア高知図書館(高知県高知市追手筋 2 丁目 1-1 )
- 期間:2022 年 1 月 5 日(水)~ 28 日(金) ※ 17 日(月)、21 日(金)、24 日(月)は休館です
- 開館時間:火~金曜は 9:00~20:00、土日祝日は 9:00~18:00 ※最終日の 28 日は 17:00 までの展示です
- 問い合わせ:高知市保育幼稚園課( 088-823-4012、保育担当へ)