【サポーターズコラム】初めての子育て…夫婦の役割分担は?夫にイライラした時の対応は?|甲木彩美さん
子育て、おでかけ、家族の出来事…ココハレサポーターズがコラムで紹介します!
ココハレの企画を考えたり、親子で参加したりして、ココハレを盛り上げている「ココハレサポーターズ」。2024 年度は 7 人のお母さんたちが活動しています。
「サポーターズコラム」では日々の子育てのこと、おでかけの思い出、家族の出来事などをそれぞれが紹介していきます。
子育てと育児の役割分担、皆さんはどうしていますか?生後 9 カ月の長男を育てている甲木彩美さんも試行錯誤の毎日。夫にイライラしてしまった時の対処法は?
息子は9カ月!好奇心旺盛で、毎日にぎやかなわが家です!
こんにちは!第 3 期ココハレサポーターズの甲木彩美です。今年 1 月に息子を出産しました。
息子は生後 9 カ月となり、毎日元気いっぱいで好奇心旺盛。離乳食にも慣れ、ご飯の支度をし始めると、とびっきりの笑顔で手や足をばたつかせ喜びを表現してくれます(笑)。
さて、このコラムを読んでいる方なら一度は夫婦で話し合いをしたことがあるであろう、家事・育児の役割分担。
あなたのご家庭は、どうしていますか?
やっと授かったわが子。妊娠16週目をきっかけに起きた夫婦の変化
昨年やっと授かった尊い命。「妊娠していますよ」と言われた時はうれしくて、お医者さんの前で思わず泣いてしまいました。
妊娠期間は、もちろん初めての経験なのでワクワクする一方、つわりはどのような症状なのだろう?スマホ片手に「妊娠初期症状」「つわりの症状」など検索して、安心したり不安になったりしていました。
健診で心拍音が聞こえても、安定期に入るまでは安心できず。
今までの家事や仕事について、「安静に、無理なく過ごしてくださいね」「おなかに力は入れないように」と言われても、どう過ごしてよいのかわかりませんでした。
ある日、突然子宮に鋭い痛みが走りました。病院に行くと、子宮筋腫合併症と診断され、急きょ入院することに。妊娠 16 週目の時でした。
この頃から夫婦に変化が起こりました。いつも仕事ばかりで、家事も手伝う程度であった夫が、率先して家事を行うようになりました。
後に夫から話を聞くと、「つわりのつらさや家事の負担感が分かりづらかった」。診断が一つのきっかけとなり、意識に変化があったそうです。
夫は家事を行い、「当たり前のことだけれど、自分のことだけではなく、家族で支え合う大切さに気がついた」と話していました。
夫婦の会話も、これまでは仕事や人生のこれからついての話がメインでしたが、妊娠期間中からは、息子の名前を一緒に考えたり、出産後のイメージを夫婦で膨らませたりと、会話が自然と子どもの話に変化していきました。
妊娠期間は女性だけじゃなく、男性も父親になる自覚ができる、夫婦にとってパパママになるための準備期間であることをあらためて実感しました。
ミルク、オムツ替え、沐浴…夫婦どちらがやった方がいいの?
出産後、妊娠期間中によく読んでいた本を参考に、「出産後に夫にやってほしい家事や育児リストの作成」を実践してみました。
妊娠期間中にも育児のToDoリストからイメージを膨らませてみるものの、初めての育児なので、何となくしか分かりません。
ミルク、オムツ替え、沐浴…。夫婦どちらがやった方がいいの?
悩んだ末、役割分担を決めずに子育てが始まりました。やることは多く、体はまだぼろぼろなのに休む間もなく、毎日こなすだけであっという間に日が過ぎていきました。
夫は、出産直後から仕事の合間にできることを手伝ってくれました。でも、日によって手伝える内容が違うため、最初の数カ月は夫婦で模索しながら育児を行いました。
夫には、おむつ交換など、授乳以外全ての育児を手伝ってもらいました。
生後 6 カ月を過ぎたころから、夫は仕事や飲み会で家を不在にすることも多くなりました。現在は、主に沐浴や、仕事に行く前の洗濯、ごみ捨て、仕事の帰りには買い物、帰宅後は晩ご飯の支度、食器洗いをするなど、家事をメインに支えてくれています。
育児負担が偏ってくると…?夫婦の時間をつくって話し合っています
とは言うものの、出張や飲み会が続きいて育児負担が偏ってくると、「家事だけでなく、育児ももっと一緒にしてほしい!」と思う日もあります。
他にも、沐浴が終われば「自分の役割は終わった」と言わんばかりに、ソファで横になっている姿を見ると、正直、イライラする時もあります。
あなたも似たような体験をしたことはありませんか?
そんな時は、息子を寝かしつけした後、夫婦の時間を設けるようしています。例えば、「たまには岩盤浴に行ってリフレッシュしたい」「カフェで過ごす一人の時間も欲しい」など、具体的に望んでいることや、今私が心の中で思っていることを夫に伝えます。
なぜ、あの時に手伝ってくれなかったのか。彼の考えを聞いてみると、「何を求められていたのかを言われるまで、手伝ってほしかったことに気づかなかった」という時もあります。まず夫の話も聞いてみることや、自分の考えを伝えることも大切であると実感します。
夫には夫のペースがあって、先に私に指摘されると腹が立つようです。育児について夫の考えがある場合もあるので、感情に任せてきつい口調で言われると、やる気もなくすようです。
私一人が育児を行うより、二人で協力した方が息子への愛着形成にもつながります。夫が手伝うことによる息子への教育効果や必要性も話し合っています。
話し合いは大切ですね。相手に気持ちを伝えるだけで、自分の心がすっと軽くなりますし、夫とはいえ、他人であるので、自分の考えや思いを言葉できちんと伝えなければ、伝わりません。
何ごとも他者に言われてから行動するよりも、自分が納得して主体的に行動する方がいいとも思います。育児以外でも、なぜそうすべきなのか、お互いに納得感を持って取り組むことを、私自身も、夫婦関係でも大切にしています。
夫婦の在り方はこの先も変化していくと思いますが、これからも話し合うことを大切にしながら、初めての子育てを共に楽しんでいきたいと思っています。
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