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夜間、休日…子どもが急に熱を出した時の対応は?受診は?「子どもの発熱」に関する記事をまとめました

夜間、休日…子どもが急に熱を出した時の対応は?受診は?「子どもの発熱」に関する記事をまとめました
イラスト・岡崎紗和

子育てをしていて心配なことの一つが、子どもの病気。突然の発熱は子どもによくありますが、病院の診療時間外の夜間や休日に起こると、困りますね。

ココハレ編集部では、これまでにココハレに掲載された「子どもの発熱」に関する情報をまとめました。病気の種類や家庭での対応、急いで受診が必要な場合など、覚えておきたいポイントが一目で分かります。

急な発熱があっても、まずは慌てず!お子さんをしっかり観察しながら対応していきましょう。

発熱、咳、嘔吐、下痢…子どもの症状の見極め、対応は?どの時点で受診すればいい?

熱が出た時はもちろんですが、咳(せき)や嘔吐、下痢が続く時も心配ですよね。「家でどんな対応をすればいい?」「どの時点で病院に行けばいい?」と困ることもあると思います。

子どもの症状の見極め方、対応の仕方について、高知県立大学看護学部准教授の佐東美緒さん、高谷恭子さんが解説しています。

発熱、咳、嘔吐、下痢…子どもの症状の見極め、対応は?(高知新聞 2018 年 10 月 12 日朝刊掲載)

「高熱で脳に異常が起こる」って本当?JA高知病院の小児科医・本浄謹士先生に聞きました

39 度、40 度…子どもが高熱を出すと焦ります。「高熱で脳に異常が起きたらどうしよう」と心配する人もいるかもしれませんが、熱だけにとらわれず、そのほかの症状を見極めることが大事だそうです。

病気の時、そして思いがけない事故を防ぐために大切なポイントを、JA高知病院(南国市)の小児科医・本浄謹士さんの講演から紹介しています。

「高熱で脳に異常が起こる」って本当?事故はどう防ぐ?小児科医に聞きました(ココハレ 2020 年 9 月 19 日掲載)

RSウイスル感染症、突発性発疹、インフルエンザ、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱…「教えて!吉川先生」より

ココハレの「教えて!吉川先生」では子どもの病気やけがについて、ココハレかかりつけ小児科医・吉川清志先生が解説しています。

発熱しやすい病気について紹介します。

RSウイルス感染症

「RSウイルス感染症」は風邪の一種です。1 歳までに 7 割、2 歳までに 100 %の子どもがかかると言われています。

多くの場合は咳、鼻水、熱などの「普通の風邪」で終わりますが、細気管支炎や肺炎などを起こすと、入院になる場合があります

2歳までに100%かかるRSウイルスはどんな風邪?入院は?|「教えて!吉川先生」RSウイルス感染症(ココハレ2021 年 3 月 23 日掲載)

突発性発疹

突発性発疹は「突然の高熱」と「解熱後の発疹」が特徴です。38 度以上の熱が 3 ~ 4 日続いた後、顔と体に淡く赤いぶつぶつができます。発疹にかゆみはなく、数日で薄くなります。

「教えて!吉川先生」突発性発疹|突然の高熱の後、発疹が出ます(ココハレ 2021 年 4 月 21 日掲載)

インフルエンザ

38 ~ 39 度台の高熱が出ます。喉の痛み、咳、鼻水といった風邪の症状に加えて、関節痛、筋肉痛があり、倦怠感などの全身的な症状が強いです。

日本で流行するインフルエンザにはA型とB型があります。A型は高熱が出やすいという特徴があります。B型はA型に比べると症状は軽いですが、筋肉痛が強いことや、熱が 2 回出ることがまれにあります。

「教えて!吉川先生」インフルエンザ|予防接種は毎年必要?なぜ子どもは2回接種?新型コロナの影響は?(ココハレ 2021 年 3 月 23 日掲載)

ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱

ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)は「3大夏風邪」とも言われています。最近では、夏が終わっても流行が見られるようになりました。

ヘルパンギーナは突然の発熱が特徴で、38 ~ 39 度台の熱が平均して 3 ~ 4 日ほど続きます。40 度近くになることもあります。喉や口の中の痛みが原因で食事ができない子どももいます。

咽頭結膜熱は「アデノウイルス」というウイルスが原因で起こります。38 ~ 39 度台の熱が 3 ~ 4 日出ますが、長ければ 1 週間くらい続くこともあります。

「教えて!吉川先生」夏の風邪(ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱)(ココハレ 2020 年 6 月 25 日掲載)

夜間の子どもの急病は「#8000」へ。看護師が電話で症状を聞き取ります

電話に対応する相談員。症状を詳しく聞き取り、受診が必要かどうかを見極める(高知市内)
電話に対応する相談員。症状を詳しく聞き取り、受診が必要かどうかを見極める(高知市内)

夜間、子どもが急に熱を出した時に頼りになるのが、「#8000」と呼ばれる「こうちこども救急ダイヤル」。電話をかけると、相談員の看護師が症状を聞き取り、必要な場合は受診を勧めてくれます。

電話番号は#8000。時間は午後 8 時から翌日の午前 1 時まで。年中無休です。困った時はぜひ活用してください。

夜間の急病で困ったら「#8000」に電話を!(高知新聞 2018 年 5 月 11 日朝刊より)

毎週水曜日更新!注意しておきたい「高知県の感染症情報」

自分の住む地域では今、どんな感染症が流行している?ココハレでは毎週水曜日に「高知県の感染症情報」を更新しています。チェックしてみてください。

高知県の感染症情報(ココハレ 毎週水曜日更新。祝日のある週の翌週は木曜日更新)

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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