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介護の仕事…子育てと両立できる?8歳、6歳、3歳のママ・森田鈴華さんの場合|資格のある人もない人も働ける!子育てママも働きやすい「高知の介護職」を紹介します〈PR〉

介護の仕事…子育てと両立できる?8歳、6歳、3歳のママ・森田鈴華さんの場合|資格のある人もない人も働ける!子育てママも働きやすい「高知の介護職」を紹介します〈PR〉

「介護の仕事」と聞くと、「高齢者のお世話って力がいりそう」「子どもが急に具合が悪くなっても休めなさそう」など、子育て中のママにはハードルが高いイメージ。そもそも、介護職の資格を持っていないと働けないのでは?

…と思っていたココハレ編集部員ですが、介護の仕事は今、“進化”を続けているそう。高知県内でも“ママさん介護士”がたくさん活躍しています。

「介護の仕事と子育ての両立って、実際どんな感じ?」ということで、8 歳、6 歳、3 歳の 3 人の子どもを育てる介護福祉士・森田鈴華さんにお話を聞きました。

介護の現場では、資格を持っていない人も活躍しています。子育てママも働きやすくなった介護の仕事を紹介します。

(提供=高知県長寿社会課)

※記載されている内容は 2026 年 2 月 12 日時点のものです。

【1日のスケジュール】帰宅~寝かしつけは大変!夫と分担して乗り切っています

ココハレ編集部が今回お話を聞いたのは、介護福祉士の森田鈴華さん。職場は特別養護老人ホーム「ウエルプラザ高知」(高知市一宮しなね 2 丁目)。働きやすい職場環境を整備している「高知県福祉・介護事業所認証評価制度」の認証を受けた施設です。

介護福祉士の森田鈴華さん。8歳、6歳、3歳の子どものママです
介護福祉士の森田鈴華さん。8歳、6歳、3歳の子どものママです

森田さんは専門学校を卒業し、介護福祉士の資格を取りました。ウエルプラザ高知では勤続 15 年目。現在は入居者のケアに携わっています。

家庭では 3 児のママ。看護師の夫と小学 3 年生( 8 歳)の長女、年長児( 6 歳)の長男、3 歳の次男の 5 人で暮らしています。

そんな森田さんの一日のスケジュールがこちら。

あらためて一日を振り返った森田さんは「結構バタバタですね(笑)」。

特に忙しいのはやはり、帰宅してから寝かしつけまでの時間です。

17:50 帰宅。長女と長男がお風呂に入っている間に晩ご飯作り。
19:00~19:30 家族で晩ご飯。
20:00 次男とお風呂。
20:20~ お風呂終了。長女の宿題を見たり、長男と次男の相手をしたり、夫と分担しながら、子どもたちの寝かしつけ準備。
21:00~21:30 寝かしつけスタート。寝かしつけは夫が担当し、その間に晩ご飯の片付けや洗濯など。

 

時間のない時や疲れた時は「晩ご飯を麺類など簡単なものにして、寝かしつけに入る時間が遅れないようにしている」とのこと。

「一日が一瞬で終わる感じですけど、充実しています」と笑顔で語ってくれました。

【子育てとの両立】時差出勤、時短勤務…ママが働きやすい事業所が増えています

介護施設では 24 時間 365 日、入居者のお世話が必要です。勤務はシフト制のため、「子どもの体調不良で急に休むことがある」「夜勤に入れない」という子育てママにとっては「働くのが難しいのでは…」という印象があります。

森田さんも第 1 子を妊娠した際には、育休後に職場復帰できるかどうか不安を感じていました。

「介護の仕事が好きなので辞めるという選択肢はなかったです。ただ、子育て中の先輩を見てきて、自分に両立できるかなと…」

介護の仕事を選んだのは姉の影響。「利用者さんの『ありがとう』という言葉が励みになります」
介護の仕事を選んだのは姉の影響。「利用者さんの『ありがとう』という言葉が励みになります」

職場で相談すると、時短勤務や日勤帯での勤務を提案されました。

ウエルプラザ高知では、日勤は通常、8:30~17:30 ですが、子育てママには保育園への送りを考慮。9:00 からの時差出勤を取り入れていて、子育てと仕事を両立できるように配慮されています。

9:00 出勤だと、通常は 18:00 までの勤務になりますが、保育園のお迎えが遅くならないように、16:00 までの時短勤務も設けられています。

森田さんは日勤で 9:00~16:00 の時差出勤+時短勤務を選択。その後、夫の勤務時間が変わったこともあり、次男の育休復帰からは 1 時間延ばして 9:00~17:00 の時差出勤+時短勤務で働いています。

ママになっても、大好きな介護の仕事を無理なく続けています
ママになっても、大好きな介護の仕事を無理なく続けています

こうした「働きやすさ」を生み出しているのが、高知県が進めている「高知県福祉・介護事業所認証評価制度」。魅力ある福祉・介護の職場を県内に増やしていく取り組みです。

評価項目には「新規採用者の育成体制」「キャリアパスと人材育成」など五つの項目があり、「働きやすい職場環境」もその一つ。

認証された県内の事業所では、子育てママにうれしい次のような取り組みが進んでいます。

取り組みの例

  • 休みを取りやすい
  • 時短勤務ができる
  • 時差出勤ができる
  • 学校行事のための休暇制度がある
  • 子連れ出勤ができる(小学生対象)

県内では 2025 年 12 月現在、40 法人の 225 事業所が認証されています。子育てとの両立を考える上で参考にしてください。

「高知県福祉・介護事業所認証評価制度」で認証を受けた事業所の目印となる認証マーク
「高知県福祉・介護事業所認証評価制度」で認証を受けた事業所の目印となる認証マーク

認証事業所はウェブサイトで検索できます。こちらから▼

【身体への負担軽減】ノーリフティングケアで入居者にも子どもにも笑顔で向き合えています

介護の仕事の“進化”は、働き方の改善だけではありません。

近年で大きく変わったのが身体への負担。高知県の事業所では「ノーリフティングケア」が広く導入されています。

ノーリフティングケアとは「持ち上げない」「抱え上げない」「引きずらない」を原則とした、介護する側にも介護される側にも安全で安心なケアのこと。

例えば、寝たきりの人をベッドから車いすに移す時、以前は抱きかかえて体を起こし、持ち上げて車いすに移動させていました。ノーリフティングケアでリフトなどの福祉機器を活用することで、介護職の身体への負担軽減につながっています。

ノーリフティングケアではリフトなどを使い、介護職の身体への負担を軽くしています
ノーリフティングケアではリフトなどを使い、介護職の身体への負担を軽くしています

森田さんが働くウエルプラザ高知では、森田さんが長女の育休から復帰する頃にノーリフティングケアを導入しました。

「20 代は体力があったので抱え上げるのも大丈夫でした。今は 30 代で、しかも子育て中。昔のようなケアだったら多分へとへとになって、続けるのは難しかったと思います」と森田さん。

身体への負担が軽くなった分、職場では入居者の皆さんに、家庭では 3 人の子どもたちに笑顔で向き合えているそうです。

介護で生じる身体の負担はずいぶん軽くなりました
介護で生じる身体の負担はずいぶん軽くなりました

ノーリフティングケアについて、高知県のYouTubeで紹介されています。

【休みを取る】子どもが発熱しても「大丈夫」。安心して休みが取れる環境です

3 人の子どもを育てながら、時短勤務で働く森田さん。土日は基本お休みだそうです。休日の過ごし方は?

「まず、掃除。平日できない分、土日にまとめてしています。買い物も土日にまとめてしています」

家事が終わったら、家族との時間です。最近は「長女と長男がゲームセンター、次男が公園に行きたがる」そう。子どもたちのリクエストを聞きながら、一緒に過ごしています。

次男と保育園へ。仕事と家庭のめりはりを付けて働けています
次男と保育園へ。仕事と家庭のめりはりを付けて働けています

子どもの体調不良で、出勤日に急に休むことはまだまだあります。「長男と次男がよく熱を出すので、1 カ月に 1 度は休んでいるかも…」

ウエルプラザ高知では、職員数が比較的多い日勤帯に子育てママの職員を配置することで、急な休みの申し出にも対応しています。

「朝、『すみません、子どもが熱を出して…』と電話しても『お子さんはどう?』『仕事は大丈夫だからよく見てあげて』と快く言ってもらえます」と森田さん。職場の理解も、子育てをする上で大きな支えになっています。

「皆さんに助けてもらって、仕事と子育てを両立できています。私も子育てが落ち着いたら、下の世代をフォローしていきたいと思います」

仕事も子育ても、たくさんの人に支えられながら頑張っています
仕事も子育ても、たくさんの人に支えられながら頑張っています

忙しい日々を送っている森田さんですが、最近うれしいことがありました。

「長女が『いつもおいしいごはんを作ってくれてありがとう』と手紙をくれたり、家でも『お手伝いしようか?』と声をかけてくれるようになりました」

仕事に子育てに頑張るママの姿、子どもたちにもしっかり届いているんですね!

「育休中は人との関わりが少なくなっていたんですが、職場復帰して生き生きしている自分に気づきました。両立はまだまだ大変なこともありますが、これからも大好きな介護の仕事を続けていきます」

【介護職の資格がない人は?】無資格・未経験でも働くことができます!

森田さんは介護職の資格を持っていますが、持っていない人も介護の現場でたくさん働いていると聞いたココハレ編集部員。高知県長寿社会課で聞いてみました。

対応してくださったのは西本知美さん。5 歳と 3 歳のママです。

高知県長寿社会課の西本知美さん。ママ目線も取り入れながら、介護に携わる人が働きやすい環境づくりを進めています
高知県長寿社会課の西本知美さん。ママ目線も取り入れながら、介護に携わる人が働きやすい環境づくりを進めています

西本さん、介護のお仕事って介護職の資格がないとできないのでは?

西本さん
介護の仕事は無資格・未経験でも始められるんですよ!

 

そうなんですね!

「訪問介護など訪問系サービスは資格が必要ですが、デイサービスなどの通所系サービスや、特別養護老人ホームなどの居住・施設系サービスでは、無資格の方でも介護職員として働くことが可能」とのこと。

西本さん
また、清掃や配膳、洗濯、ベッドメーキングなどを行う「介護助手」というお仕事もあります。

 

なるほど、「介護助手」という方がいるんですね。

介護の現場では、仕事の効率化を図るため、業務の分担化を進めています。これまで、介護職員を中心に担ってきた仕事の一部を介護助手が担当することで、介護職員が身体介護などの専門的な業務に集中できるようになりました。

介護助手は身体介助など利用者の体に直接触れるサポートは行いません。「ご家庭での家事・育児スキルも生かせる仕事」だそうです。

【キャリアパス】働きながら介護福祉士の資格取得も目指せます

無資格、未経験の人でも、先輩に教わりながら介護職員として働けるということが分かりました。

「私にも続けられそう」と感じたら、仕事の面でも、お給料の面でも、ステップアップ!でも、介護福祉士を目指すとなると、専門学校に通わなきゃいけませんか?子育てしながらだと、なかなか厳しいです…。

西本さん
専門学校に通わなくても、3 年以上の実務経験を積み、「介護福祉士実務者研修」を修了すれば、介護福祉士の試験を受ける資格が得られます。

 

なんと!働きながら資格の取得も目指せるんですね。

実務者研修を受講する人に、高知県社会福祉協議会では受講資金の貸付事業を行っています。受講資金を無利子で借りることができ、貸付額は最大 20 万円。その後、介護福祉士として県内の事業所で一定期間働くと、返還の免除が申請できます。

「介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業」などの支援情報はウェブサイトで紹介されています。
こちらから▼

介護福祉士になると、現場のリーダーを目指したり、さらに資格を取得して専門性を高めたりと、キャリアが広がります。

西本さん
子育てママの皆さんも働きやすいように、高知の介護の仕事をこれからも進化させていきます!

 

介護の仕事は、子育てと両立するには何かとハードルが高いイメージでしたが、「日勤の時間帯に働けて、時差出勤、時短勤務もできる」「無資格・未経験からでも始められる」と分かりました。子育て中のママが働きやすい職場づくりが高知県内で進んでいるというのも心強いですね。

 

「進化する高知の介護職」は高知県のウェブサイトで詳しく紹介されています。「働きやすい職場」として高知県から認証を受けた福祉・介護事業所も検索できます。

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 4 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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