パパ・ママ リサーチ|お年玉、親からあげてる?金額は?お金の管理は?気になるお年玉事情を徹底調査!
お年玉を親からあげる?あげない?お父さん、お母さんに聞きました
お年玉事情について、2023 年 12 月に再調査しました。最新の「パパ・ママリサーチ」はこちらから
お正月の楽しみの一つ・お年玉。渡し方や金額はご家庭によってずいぶん違うようです。
高知の子育ての“今”を掘り下げる「パパ・ママリサーチ」で、ご家庭のお年玉事情を調査しました。
「親からあげてる?」「金額は?」「お金の管理はどうしてる?」など、気になる点をご紹介します。
※ 2022 年 12 月 20 日更新。記事を再構成しました。
目次
リサーチは 2020 年 12 月 14 ~ 20 日、ココハレLINE公式アカウントのお友だちの皆さんを対象に行いました。104 人(女性 99 人、男性 5 人)から回答がありました。ご協力ありがとうございました。
【お年玉、親からあげてる?】「あげていない」が6割
親から子どもにお年玉をあげているかどうかを聞きました。
「親からはあげていない」という人が 62.5 %で最多。お父さん、お母さんから「まとめてあげている」が 32.7%、「それぞれからあげている」が 4.8%でした。
親からあげていない理由で多かったのが「自分たちが親からもらっていなかったから」「まだお金が必要な年齢ではないから」の二つでした。
- 自分が親からお年玉をもらっていなかったので、親が子どもにあげるという習慣がない( 34 歳女性、子どもの年齢:3 歳未満)
- 祖父母や親戚からもらえるし、自分もそういうふうに育ってきたから( 35 歳男性、年少)
- 「まだ小さいのでお金は必要ない」と思いあげていません( 47 歳女性、年少)
今はあげていませんが、“お年玉デビュー”を決めている人もいます。
- 来年は 4 歳になるのでお金の大切さなども教えていけたらいいなと思い、100 円玉を何枚かあげようかと考えています( 37 歳女性、3 歳未満)
- 1 年生になったので、来年のお正月からあげようと思ってます( 42 歳女性、1 年生)
新型コロナウイルスの影響はお年玉にも及んでいます。
- コロナで親戚の集まりもなさそうなので、親からあげるかもしれないです( 34 歳女性、3 年生)
【お年玉はいくら?】「子どもが使える金額」か「多くあげて貯金」
お年玉を「親からあげている」という人に、お年玉の金額を聞きました。「子どもが使える範囲の金額を渡す」「多くあげて貯金する」の二つに分かれました。
- 金額的にいうと 300 円くらい。好きなガチャガチャを引かせてお年玉です( 32 歳女性、年中)
- 200 円の予定。子どもが 1 人で支払い、お釣りのやり取りができる金額( 35 歳女性、年長)
- 5000 円。お金を使う機会がなく貯金に回るので、少し多めにしています( 42 歳女性、年中)
年齢が上がると、金額も変わっていきます。きょうだいがいると、その調整も考えどころです。「年齢に応じて金額を決めている」という人もいれば、「きょうだいであえて金額をそろえている」という人もいました。
- 小学校入学前は 500 円、小学校低学年は 1000 円、高学年は 2000 円、中学生は 3000 円、高校は 5000 円と決めています( 28 歳女性、年少)
- 1 年生の時は 1000 円。今年は 5 年生だから、5000 円あげます( 35 歳女性、5 、6 年生)
- キリよく 1000 円ずつ。子どもが 5 歳、9 歳、1 1歳のため、差をつけるとけんかになるので、「まあちょうどかな?」という額です( 44 歳女性、5 ・6 年生)
【お金の管理は?】「子ども名義の口座に貯金」が7割
もらったお年玉はどうしていますか?お金の管理の仕方も聞きました。「全額」と「一部」を合わせると、約 78 %が「子ども名義の口座に貯金する」と答えました。
- 全額、子どもの名義で貯金です( 43 歳女性、3 歳未満)
- もらった分から 3000 円だけ「自分の好きな物を買っていいよ」と渡して…あとは貯金してます( 42 歳女性、1 年生)
- 半分貯金、半分は自由に使わせる( 30 歳女性、5、6 年生)
- 子どもに少額を渡します。残りは子ども名義の通帳にもらった人ごとに入金し、余白にもらった方の名前を書きます。ある程度大きくなったら通帳を渡し、「みんなにこれだけもらってきたんだよ」と伝えるつもりです( 44 歳女性、5、6 年生)
- 欲しい物を買った残りは貯金。本人をATMに連れて行き、使い方(入金だけ)を教える名目で本人にやらす。この方法なら嫌がらず貯金してくれます( 41 歳女性、中学生以上)
少数派ですが、こんな意見もありました。
- 中学 3 年生からは全部子どもが管理。それまでは親が貯金。必要な時は貯金をおろして渡します( 48 歳女性、中学生以上)
- 現在は親が回収して家計費にしています( 31 歳女性、年少)
- たんすの中に置いている(33 歳女性、年中)
【お金はお札?硬貨?】「味のり」派も。幼児に「お金の価値」は難しい…
幼児にはお金の価値はまだまだ難しいですね。お札よりも硬貨が喜ばれるようです!
- 「音が鳴るお金がイイから」と、お札から硬貨に替えてあげたことがある( 39 歳女性、年長)
- おいっ子たちは、年少から年中にかけてお札で渡すとガッカリした顔をし、100 円玉ばっかりで渡すと大喜びしていました。100 円玉を握りしめてガチャガチャをしたり、お菓子を買ったりと、お金として認識しているのが 100 円玉みたいです( 31 歳女性、年少)
- お年玉袋が新幹線の形だったり、乗り物だったりするので、すぐに「お母さん、はい!袋だけちょうだい!」と渡されます( 36 歳女性、1 年生)
- お金の価値が分からないうちはお年玉袋に、味のりを入れてあげていました( 35 歳女性、年長)
子どたちは「お正月、早く来ないかな~」と、首を長くして待っています。
- 親戚などに新年のごあいさつをする時に「明けましておめでとうございます」の次に「お年玉下さい♡」とすぐに言ってしまうので笑ってしまいます( 30 歳女性、1 年生)
- 毎年、元日にお年玉をあげると「1 年使わずにためる」といいながら、結局こっそりお菓子を買って、「なんでかなぁ…」とつぶやいてます( 35 歳女性、5・6 年生)
お年玉を楽しみながら、子どもたちにはお金の価値も伝えていきたいですね。お年玉の渡し方、参考になさってください!