【2025年】第91回赤ちゃん会・高知会場に1030人が参加しました|生後3カ月~1歳6カ月の赤ちゃんが大集合!泣いて、笑って、元気いっぱいの会場をレポートします

赤ちゃんのすこやかな成長を願う「第 91 回赤ちゃん会」が 2025 年 4 月 13 日、高知県立春野総合運動公園の体育館で開かれました。
今年は生後 3 カ月~ 1 歳 6 カ月の赤ちゃん 1030 人が参加。きょうだいの参加もOKとなり、いちだんとにぎやかな会場となりました。
いっぱい泣いて、笑顔を振りまいて、高知の元気な赤ちゃんたちをココハレ編集部がレポートします。
目次
高知会場は今年も春野運動公園の体育館で開かれました
赤ちゃん会は、高知の赤ちゃんたちのすこやかな成長をお祝いするイベントで、高知新聞社、RKC高知放送、高知新聞社会福祉事業団が主催しています。
スタートは 1929 年の「赤ちゃん審査会」。その後、「赤ちゃん診査会」「赤ちゃん会」へと名称が変わりました。
2020 年からはコロナ禍で 4 年連続中止に。2024 年の「赤ちゃん会」で 90 回目の節目を迎えました。
高知会場は 2024 年から春野総合運動公園の体育館で開かれています。




今回の対象月齢は生後 3 カ月~ 1 歳 6 カ月。2023 年 10 月 1 日~ 2025 年 1 月 31 日に生まれた赤ちゃんたちです。
この日は朝から大雨となりましたが、お父さん、お母さんたちに連れられ、元気に参加してくれました。
【待合、歯科、予診】「お口あーん」でぎゃん泣きスタート!
健診を行う大アリーナは広々。ブースごとに仕切りがあり、順路に沿って進みます。
「待合」で健康診査表に記載し、「歯科」へと進みます。




「歯科」では「RDテスト」と歯科検診が行われます。
この辺りから、赤ちゃんは“身の危険”を察知!「お口あーん」でぎゃん泣きスタートです。




「RDテスト」は口の中に虫歯菌がいるかを調べる検査です。唾液を取り、専用のシートに垂らすと、15 分くらいで結果が出ます。


「歯科」が終わると、「予診」。健康診査票の内容をチェックします。



【測定、診察】大泣きOK!月齢に合わせて発育・発達を確認します
「予診」が終わると、いよいよ「赤ちゃん会」のハイライト!「測定」と「診察」です。
「歯科」が終わっていったん泣きやんだ赤ちゃんも、服を脱がされると、「あれ…?」という表情。「測定」でお父さん、お母さんから助産師さんに受け渡されると、「やっぱりー!」と大泣きです。
「測定」では身長、体重、頭囲を測ります。









赤ちゃんはおむつだけ身に着けてバスタオルにくるまれ、そのまま「診察」へ。小児科の先生が月齢に合わせて、発育や発達を確認していきます。
やっぱり泣いちゃう赤ちゃんをあやしながら、先生たちは股関節を動かしたり、首や腰の据わりをチェックしたり。
これまでの診察結果も確認し、「何か気になることはないですか?」とお父さん、お母さんに質問していました。








大泣きしながらも頑張る赤ちゃんに、家族はにこにこ。今回からきょうだいの参加がOKとなり、弟や妹をあやしたり、見守ったりする姿に、ココハレ編集部員もほっこりしました。




「歯科」「測定」「診察」では「泣いちゃって…」というお父さん、お母さんの声をよく聞きますが、先生もスタッフの皆さんも「泣いても大丈夫ですよー」。
ベテランの小児科の先生は「赤ちゃんはやっぱりかわいいねぇ。癒やされる」と目を細めていました。

診察を終えて服を着ると、歯科の「RDテスト」の結果を聞くブースへ。食事や歯磨きについて質問もできました。

これで健康診査はおしまい!参加者は小アリーナに移動します。
【相談コーナー】授乳、離乳食、眼科、皮膚科…子育てで気になることを相談しました
小アリーナには「相談コーナー」が設けられていました。高知会場はこちら。
- 栄養士(離乳食、子どもの栄養)
- 助産師(授乳、お母さんのケア)
- 保健師(赤ちゃんの発育・発達、子育て支援、抱っこの仕方)
- 小児科
- 歯科
- 眼科
- 皮膚科
- 小児泌尿器科
- 禁煙サポーター
日頃の子育てで気になること、悩んでいることを聞けるとあって、熱心に質問していました。





高知会場では今回初めて、「小児泌尿器科」の相談コーナーが設けられました。泌尿器の状態を確認したり、腎臓をエコーで検査したり。「小児泌尿器科という診療分野を初めて知った」というお父さん、お母さんが多かったそうです。


最後に健康診査票をスタッフに渡すと、お土産が手渡されます。
お土産には記念品の写真立てが入っています。袋は高知新聞の「にゅーすけ」とRKC高知放送の「R(ロボット)・ケイシー」がプリントされた不織布バッグ。ぜひ使ってくださいね!



【泣き笑い相撲、フォトスポット】参加の記念に!笑顔が広がりました!
高知会場では新企画として「泣き笑い相撲」が行われました。赤ちゃん 2 人が向かい合い、制限時間内に大きな声を出した方が勝ちというイベントです。
行司は土佐かつおさん、RKCの井上琢己アナ、樺山夏帆アナ。赤ちゃんサイズの陣羽織や鉢巻きも用意され、記念撮影にぴったりです。
勝敗をつけるため、行司の皆さんはちょっと驚かせてみたり、笑わせてみたりしていましたが、「どちらもかわいい!両方勝ちですよー!」。かわいい姿に、スタッフも癒やされていました。










小アリーナでは「赤ちゃん会」を応援する協賛企業のブースも設置され、親子で楽しんでいました。

会場の外には、2024 年に初登場したフォトスポットを設置。「パンどろぼう」の作者・柴田ケイコさんがかわいい動物たちを描いたパネルの前で、記念撮影が行われました。




さらに、RKCの「めばえ」もこの日、収録されていました。



高知会場に参加された皆さん、ありがとうございました!子育ての思い出の一つになればうれしいです!

「第 91 回赤ちゃん会」の幡多会場は 4 月 27 日(日)に開催されます。
「赤ちゃん会」では参加者の皆さんにアンケートを実施しています。高知で子育てされる方々にとってより一層有意義なイベントにできるよう、貴重な声をお寄せください。Amazonデジタルギフトカード 1000 円分を抽選で20人にプレゼントします。
この記事の著者

門田朋三
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