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【2025年】11/2(日)、3(月・祝)に「鏡川緑地イベント in 紅葉橋」を開催|親子3世代で楽しんで…「食」をテーマにウナギの手づかみ体験、フィーナーレは打ち上げ花火

【2025年】11/2(日)、3(月・祝)に「鏡川緑地イベント in 紅葉橋」を開催|親子3世代で楽しんで…「食」をテーマにウナギの手づかみ体験、フィーナーレは打ち上げ花火

秋の恒例イベント「鏡川緑地公園イベント in 紅葉橋」が 2025 年も 11 月 2 日(日)と 3 日(月・祝)に、高知市鴨部1丁目の鏡川緑地公園で開かれます。

アームレスリング大会や餅投げ、フィナーレの打ち上げ花火などで人気のイベント。今年はテーマの一つに「食」が掲げられました。子どもたちに高知の恵みを体感してもらおうと、ウナギの手づかみ体験と蒲焼きの提供が予定されています。

イベントは「親子 3 世代で楽しめること」を大切に、有志がボランティアで運営しています。親子で訪れ、地域を思う気持ちも伝えていきたいですね。

子どもたちに「食」と「学び」の体験を 11/2,3に鏡川緑地公園イベント in 紅葉橋 ―EINEE高知

高知市鴨部1丁目の鏡川緑地公園で11月2、3日、恒例の「鏡川緑地公園イベント in 紅葉橋」が開かれます。昨年は初日が荒天に見舞われましたが、例年は2日間で約1万人が来場する人気のイベント。今年は食育体験などの新たな試みも計画されており、実行委員会は運営への支援をクラウドファンディングで呼びかけています。

継承への願いを込めて

鏡川緑地公園イベントは2004年、安全な街づくりや鏡川の環境保全をテーマにした地域交流イベントとして始まりました。創設から現在まで、有志がボランティアで実行委員会を組織して運営しています。企画から広報、設営、寄付集めの全てを地域一体で取り組み、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれた時期も乗り越えてきました。

委員長を務める真辺崇志さん
委員長を務める真辺崇志さん

実行委員として長年参加し、本年度の委員長を務める真辺崇志さんは、イベントの魅力を「親子3世代で楽しめること」とし、地域で継続して運営するためには「子どもの時の思い出が大切」と語ります。今年のキャッチフレーズ「おもいでは、四世代で作るもの。地域まるごと笑顔の日」は、次の世代に思いがつながっていくようにとの願いを込めています。

食や環境の体験で「気付き」を

毎年掲げる「鏡川の環境保全」と併せ、本年度は「食」と「学び」も重要なテーマとしています。初めて計画するウナギの手づかみ体験とかば焼きの提供は、「食」を象徴する取り組みの一つ。子どもたちに五感を使って高知の恵みを体感してもらおうと、地域で養鰻業を営む経営者の協力で実現させました。手づかみした時の独特の感触、焼いた時の香ばしさや味わいを堪能できる食育体験は「忘れられない思い出として心に残るでしょう」と語ります。

多くの来場者でにぎわった昨年のイベント(提供写真)
多くの来場者でにぎわった昨年のイベント(提供写真)

学び」の方では、なくてはならない体験が環境活動。若者が主体のボランティア団体「高知清掃隊」と連携し、昨年大幅に進化させました。「学び」をテーマに掲げることを「少しおこがましいかな」という真辺さんですが、地域住民の日常であり、日々その恩恵を受けている鏡川に対し、清掃や啓蒙活動を通して気付きを得るきっかけになればと考えています。

イベントではこのほか、恒例のアームレスリング大会や餅投げ、吹奏楽の演奏など、さまざまなステージプログラムを予定し、2日間を通じて楽しめるようになっています。

足元を見直し、改善を図る

長年イベントを見てきた真辺さん。コロナ禍明けからの来場者数の増加を喜ばしく思う一方、対策を講じる必要性も感じています。特に気になるのは開催時のトラブルなどへの対応と、近隣の渋滞や混雑の解消。「楽しみにしてもらっている周辺住民への配慮なしには続けていけない」として、警備態勢の強化など、安全、安心で地域に喜ばれるための土台づくりを進める構えです。

真剣に議論する実行委員のメンバー
真剣に議論する実行委員のメンバー

フィナーレを飾るのは、来場者が毎年心待ちにする目玉の打ち上げ花火。物価高騰で経費はかさむものの、「未来へつなげる」というメッセージを込めた迫力ある花火は、やめるわけにはいきません。

「関わるみんなが楽しい。その記憶が、将来このイベントを支える力になってくれるはず」と真辺さん。実行委員のメンバー全員が「楽しませますよ!」と意気込んでいます。(森本裕文)

 

運営や花火の打ち上げ費用を工面するクラウドファンディングの目標は30万円で、10月30日まで受け付けています。

「EINEE高知」は高知県内の地域振興の取り組みを支援するクラウドファンディングです。四国銀行、READYFOR、高知新聞社の 3 社が運営しています。

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 4 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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