【2025年】11/9(日)に「高知ヨガフェスタ2025」|今年は丸ノ内緑地で無料開催。親子で参加できます

「ヨガをより多くの人に楽しんでもらいたい」と 2023 年に始まった「高知ヨガフェスタ」。今年は 11 月 9 日(日)に高知市丸ノ内 1 丁目の丸ノ内緑地で開かれます。
今回は新たな試みとして参加費を無料化。防災とも組み合わせて、より多くの人にヨガの魅力を伝えていくそうです。
屋外開催とあって、「ヨガって実際、どんな感じ?」をじかに見られるチャンス。グルメやワークショップもあり、親子で参加できるそうです。秋の日曜日、おでかけにいかがですか?
誰もがヨガを楽しめる場を 高知市の丸ノ内緑地で11/9に「高知ヨガフェスタ2025」開催 ―EINEE高知
(高知新聞PLUS 2025 年 9 月 13 日掲載)
さまざまなスタイルのヨガを体験できる「高知ヨガフェスタ2025」が11月9日(日)、高知市丸ノ内1丁目の丸ノ内緑地で開かれます。3回目の今回は規模を拡大し、初の屋外開催、参加費の無料化と、新たな試みに挑戦します。ヨガフェスタでは、開催への支援をクラウドファンディングで呼びかけています。
より多くの人に
過去2回は、いずれも高知市内のヨガスタジオで開催。会場でのヨガ体験のほか、雑貨や軽食などの出店も近くに並び、人々でにぎわいました。参加者やインストラクターの評価も上々で、「開催ごとに新しいメンバーも加わり、広がりを感じる」「フェスを通じて健康な人を増やしたいという思いが自分の信念になりつつある」といった声が上がっています。
主催するヨガインストラクター、ikukoさんは「創設当初の目的だったインストラクター同士のつながりや、ヨガとの新しい出合いを着実に積み上げることができた」と喜びます。一方で、より多くの人にフェスの理念を伝えるには、閉ざされたスタジオではなく誰でも参加できる開かれた場所で開催することが必要だと思い始めました。その候補に挙がったのが、高知城の間近で人通りが多く開放的な丸ノ内緑地。ikukoさんは開催に向け、関係各所との調整に奔走しています。

防災という新たな視点
創設当初から大切にしているテーマは、ヨガが人々の日常の一部となり、健康に過ごす幸せを感じてもらいたいということ。「ヨガは若い女性がするもの」というイメージを払拭し、より多くの人に親しんでもらいたいというのが願いです。
加えて今回、新たにテーマとしたのが「未来の備え」、すなわち防災です。ヨガと防災という、一見関係がなさそうな組み合わせとなったのは、能登半島地震がきっかけ。避難者の健康を心配し、ヨガやストレッチを指導するインストラクターが避難所に入ろうとしたそうですが、「知らない人を入れないように」と断られる出来事がありました。このことから、避難者の健康や運動をサポートできる仕組みや、支援する人が地域で知られていることの大切さを改めて認識。だからこそikukoさんは「誰でも集まれる、みんなにとってのシンボルのような場所で開催すること」にこだわりました。
それぞれの思いを胸に
初めての屋外、それも多くの人が集まる丸ノ内緑地での開催。初回から参加するインストラクターは「これまではスタジオと出店スペースはちょっと離れていた。同じ空間になるのが楽しみ」といい、初めて運営に加わる出店者も「日曜市がある日なので観光客もいるし、近所の方にも来てほしい。ベビーカーでも参加できるので子連れの方もぜひ」と、幅広い人たちの参加を心待ちにしています。

「屋外ならではの空気感の広がり、新しいつながりを楽しんでほしい」「ヨガに出合って自分が打ち込めるものが見つかったので、多くの人にそんなきっかけを与えられたらうれしい」。スタッフはそれぞれの思いを胸に、準備を進めています。(森本裕文)
「高知ヨガフェスタ2025」は、クラウドファンディング「EINEE(えいねぇ)高知」で10月13日まで支援を募っています。目標金額は30万円。毎年好評の絵本作家、柴田ケイコさんのオリジナルグッズも返礼品に用意しています。
「EINEE高知」は高知県内の地域振興の取り組みを支援するクラウドファンディングです。四国銀行、READYFOR、高知新聞社の 3 社が運営しています。
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