【サポーターズコラム】「ママ友が怖い」「輪の中に入れない」…転勤族の私が悩んで編み出した“ゾンビ”とは?|坂本朱理さん
子育て、おでかけ、家族の出来事…ココハレサポーターズがコラムで紹介します!
ココハレの企画を考えたり、親子で参加したりして、ココハレを盛り上げている「ココハレサポーターズ」。2024 年度は 7 人のお母さんたちが活動しています。
「サポーターズコラム」では日々の子育てのこと、おでかけの思い出、家族の出来事などをそれぞれが紹介していきます。
小学 3 年生と年長児のママ・坂本朱理さん一家は転勤族。引っ越しのたびに、「ママ友づくり」に悩んできました。ママたちの輪に入りたいと、悩んで編み出したのは…ゾンビ?!
ママたちの情報、口コミ…転勤族の子育てには不可欠なんです!
子育て中、避けては通れない「ママ友」の存在。
子どもができる前は、ドラマなどでママ友トラブルを見るたびに、
「悩むくらいなら、ママ友なんてつくらなきゃいいのに」
と、漠然と思っていました。
ママになった今でも、「ママ友」という言葉自体は正直、あまり好きではないです。
でも、転勤族の私にとって、知らない土地での子育て情報は必要不可欠なんです!
子どもができてから 4 回の引っ越しを経験し、ママたちの情報、口コミって本当にすごいと毎回思ってきました。
でも、ママ友の輪の中に入っていくのは勇気がいります。
ママ友の輪を見るたびに、「怖い」とさえ思っていました。
「子どもの輪の中に入る方がハードルが低い」と気づきました
どうやって、ママ友の輪の中に入ればいいのか…。
悩んだ末に、「まずは子どもたちに、私たち親子を覚えてもらおう」と思うようになりました。
子どもたちに我が子を紹介しがてら、私も一緒に、思いっきり遊ぶようになりました。
想像してみてください。
ママ友たち(大人たち)が輪になって話している中、新しく来た私(大人)だけなぜか全力で子どもたちと遊んでいるんです。
少し異様な光景かもしれませんが、私にとっては、ママ友の輪に飛び込むよりはるかにハードルは下がりました。
子どもたちに覚えてもらえたら、一緒に遊んだ私の印象なども家庭で話してくれます。そうすると、ママたちも自然と私たち親子の名前を覚えてくれて、うまくいけば話しかけてくれるようになりました。
体力を使わずに、子どもたちを楽しませる遊びとは?
ママ友の輪に入るためとはいえ、毎回子どもたちと私一人で全力で遊ぶとなると、体力が持ちません。
いかに自分の体力を使わずに、子どもたちを楽しませるか。
考えた末、たどり着いたのが「ゾンビおにごっこ」です。
当時、幼稚園児だった我が子はゾンビにハマっていて、よく「ママ、ゾンビになって!」と言われていました(笑)。
ゾンビって、ダラダラ動くんですよね。
試しに、決して走らず、ダラダラ追いかけてみたんです。
それが、子どもたちに大うけ!
ダラダラ追いかけて、しかも高い所にも登れないという私ルールも追加。
私はひたすらアスレチックの下をウロウロしているだけで、子どもたちはとっても楽しんでくれました(笑)。
ママ友に執着し過ぎていたのは私でした
新しい幼稚園、支援センターに行くたびに、ママ友の輪に怖気づいてしまっていました。
でも、子どもたちの輪に入ることを実践し、すんなりママたちとも仲良くなれるようになり、「私が一番、ママ友に執着していたんだなあ」と思いました。
子どもを育てている親として、その仲間が増えることはとっても心強いことだと、今では思っています。
これからも、さまざまな子育ての場面で親同士の交流が増えていくと思いますが、「自分の交友関係が広がっていくんだ」という前向きな気持ちで、楽しんでいきたいと思います。
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