小さな水族館「まりんらんど」で遊ぼう!高知愛児園とうらど龍馬保育園が「らいーな」で交流しました
高知市南部4園のスタンプラリー企画もご紹介。親子で参加してみませんか?
保育施設が地域ぐるみで進める子育て支援「多機能型保育支援事業」。高知市では 10 施設が「らいーな」の愛称で活動しています。
施設間で連携し、親子が安心して利用できる雰囲気をつくろうと、高知愛児園(高知市竹島町)がうらど龍馬保育園(高知市浦戸)への「おでかけ」を企画。親子 3 組と先生たちが小さな水族館「まりんらんど」で交流しました。
高知市南部の 4 園が取り組んでいるスタンプラリー企画も紹介します。
知らない園には行きづらい…お母さんたちの声で実現した「おでかけ」企画
高知県内では 2022 年度、高知市、室戸市、香美市、四万十市の計 17 施設が多機能型保育支援事業に取り組んでいます。
高知愛児園、うらど龍馬保育園は、同じく高知市南部にある潮江第二双葉園(高知市仲田町)、ふくし園(高知市百石町 3 丁目)と連携。2021 年から合同イベント「いーな らいーな たのしいな」を開いています。
活動を盛り上げようと、4 園合同でスタンプラリーも行っていますが、お母さんたちから「行ったことのない保育園に問い合わせるのは勇気が要る」「知っている先生がいない園には行きづらい」という声が上がっていました。
そこで、高知愛児園が「おでかけ」を企画。2022 年 10 月 14 日、利用者の親子とうらど龍馬保育園を訪れました。
金魚、エビ、ザリガニ…生き物に興味津々
この日訪れたのは、親子 3 組。普段は高知愛児園の「サロンおひさま」や園庭開放を利用していて、うらど龍馬保育園は初めてです。
両園の先生たちが親子を笑顔で迎え、早速「まりんらんど」へ。
「まりんらんど」は教室を活用した小さな水族館で、近くの桂浜水族館や地域の人たちが持ち寄った生き物を飼育しています。現在は金魚、エビ、ザリガニ、メダカ、エンゼルフィッシュなど 15 種類。普段見る機会のない生き物に親子は興味津々でした。
生き物にちょっと飽きたら、手作りおもちゃで遊んだり、園庭に出てみたり。子どもたちは初めての場所でも安心して過ごしていました。
参加したお母さんは「愛児園は子どもが通っていたのでよく知っていますが、他の園はなかなか…。知らない園に自分から連絡をするのはやっぱりハードルが高いかな」。今回の「おでかけ」が「他の園に行ってみよう」と思うきっかけになったそうです。
高知愛児園の家次まり園長は「らいーなの利用を広げるためにも、今回のような同行サポートが必要だと感じました」、うらど龍馬保育園の清岡えりか園長も「らいーなの園同士で連携し、各園の良さを広げていきたいです」と話していました。
4園を回るスタンプラリー。最後の園でプレゼントがもらえます
高知愛児園、うらど龍馬保育園、潮江第二双葉園、ふくし園では 2020 年から合同でスタンプラリーを行っています。らいーなを利用し、スタンプを集めると、四つ目の園でプレゼントがもらえます。
この日の参加者に、スタンプを四つ集めたお母さんがいました!プレゼントをもらい、赤ちゃんが早速遊んでいました。
スタンプラリーはどの園から始めてもOK。期間もありません。
プレゼントは園ごとに違い、「内緒」だそうです。皆さんもいかがですか?
【らいーなスタンプラリー・参加園】
「らいーな」に参加する高知市の 10 施設の活動内容、スケジュールは、毎月のイベントカレンダーで紹介されています。ココハレの「イベント」で毎月更新しています。
高知市の多機能型保育「らいーな」のイベントを紹介|園庭開放やサロンなどが予定されています
園庭開放やサロンなど、予約が必要なイベントがあります。まずは各園に気軽にお問い合わせください。