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女子小学生サッカーチーム「高吾ベリーズ」が全国大会で準優勝しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年2月27日~3月5日)

女子小学生サッカーチーム「高吾ベリーズ」が全国大会で準優勝しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年2月27日~3月5日)

3 月に入り暖かさが増してきました。今週の子どもたちはボール遊びや陸上、サッカーに汗を流しました。

高吾地区を拠点に活動する女子小学生サッカーチーム「高吾ベリーズ」が、滋賀県で開かれた全国大会で準優勝を果たしました。

2023 年 2 月 27 日~ 3 月 5 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

ボール遊びで運動能力育む 青木愛さんら参加 高知市で親子100人が汗

子どもらとボール遊びを楽しむ青木愛さん=右手前=ら(高知市五台山のくろしおアリーナ)
子どもらとボール遊びを楽しむ青木愛さん=右手前=ら(高知市五台山のくろしおアリーナ)

(高知新聞 2023 年 2 月 27 日掲載)

アスリートが指導して子どもの運動能力を育む「SOMPO ボールゲームフェスタin高知」が26日、高知市のくろしおアリーナで開かれ、元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛さんらとともに親子連れら約100人が楽しみながら汗を流した。

JリーグやVリーグでつくる日本トップリーグ連携機構と市の主催。青木さんや、元サッカーなでしこジャパンの小林弥生さん、元ラグビー選手の岡村要さんら講師8人が招かれた。

午前の部では、小学3年生までの36組が全身を使ったじゃんけんや輪になってラグビーボールを早く回すゲームを楽しみ、「強く投げ過ぎたっ」「難しいー」という歓声があちこちで上がった。青木さんは「高知の子どもは大きな声であいさつしてとっても元気。このイベントがいろんなことに挑戦しようと思うきっかけになればうれしい」と話していた。

布師田小1年の原柊杜(しゅうと)君(7)と弟の倖佑(こうすけ)ちゃん(5)は「むっちゃ楽しかった。またやりたい」。母の智代さん(39)は「広い場所で遊ぶ機会がなかなか無くてありがたい。こういう機会をもっと増やしてあげたい」と話していた。(山下正晃)

女子小学生サッカー高知県勢躍進、高吾ベリーズが全国準V 「びっくり」の快挙喜ぶ

全国大会で準優勝を果たした高吾ベリーズ(高知市の春野多目的広場)
全国大会で準優勝を果たした高吾ベリーズ(高知市の春野多目的広場)

(高知新聞 2023 年 2 月 28 日掲載)

高吾地区を拠点に活動する女子小学生サッカーチーム「高吾ベリーズ」がこのほど、滋賀県で開かれた全国大会で準優勝を果たした。望外の快挙に選手たちは「びっくり」「うれしい」と大喜びしている。

チームは10年ほど前に活動を始め、現在、高知市以西8市町の4~6年生20人が在籍している。選手は普段、それぞれの地元チームで男子に交じりプレー。ベリーズとしては週1回、須崎市の多ノ郷小学校に集まり練習している。

昨年の県予選を3チーム中1位で通過したベリーズは、全国切符(上位2チーム)のかかった四国大会を初制覇。2月18、19日の「びわ湖カップなでしこサッカー大会(U―12)」に出場した。

全32チームによる大会は強豪ぞろいで、「2桁失点しない」が目標だった。ところが、各組4チームで争う予選リーグは、選手も保護者も「まさか!!」と驚く2勝1分けの首位通過。勢いそのままに決勝トーナメント初戦を1―0、準決勝を0―0のPK戦(12―11)の末、勝ち上がった。

決勝は大阪府のチームに0―2で敗れたものの、チーム最多の5得点を挙げた畠中菜千さん(12)=久礼6年=は「初出場で準優勝できたことを誇りに思う」と笑顔。全6試合を通じ好セーブを連発したゴールキーパーの寺田望遥さん(12)=具同6年=も「自分らより力が上のチームが多かったけど、いい結果が出せた」と胸を張った。

「気合、根性、諦めない心」で大舞台で輝いた選手たち。日頃から1対1で負けないことを意識するよう指導しているという西村卓朗コーチ(44)は「練習の成果が出た。テクニックや判断力も引けを取っていなかった」とイレブンの成長を実感。キャプテンの川原未夢(みゆう)さん(12)=多ノ郷6年=は「うれしいけど悔しさも残る。将来は海外でプレーする夢があります」と、一層のレベルアップを誓っていた。(谷川剛章)

須崎市出身・長距離 鍋島選手に走り学ぶ 津野町2小学校で「夢の教室」

鍋島莉奈選手=中央=から指導を受ける児童ら(津野町の葉山小)
鍋島莉奈選手=中央=から指導を受ける児童ら(津野町の葉山小)

(高知新聞 2023 年 2 月 28 日掲載)

須崎市出身で、陸上長距離で活躍する鍋島莉奈選手(29)=積水化学所属=を講師に招いた「夢の教室」がこのほど、津野町内の2小学校で開かれ、子どもたちはトップアスリートから夢を持つことの大切さや走るこつなどを学んだ。

22日に葉山小で行われた授業では、鍋島選手が世界陸上などの国際大会での体験談を披露。英語が分からず走りに集中はできたが、他の選手とコミュニケーションを取れなかったと振り返り「今から英語は勉強してください」とアドバイスした。

実技指導では「姿勢よく腕を大きく振ってももを上げる」と説明し、児童らは動きを確認しながらダッシュを繰り返した。さらに「楽しむこと」を付け加え、じゃんけんを交えたリレーなどで汗を流した。

鍋島さんは「夢をかなえたり目標を達成したりするのは簡単ではないけれど、夢に向かって行動することに意味がある」と激励した。児童らは「持久走で1位になれるよう頑張りたい」「腕を振って速く走りたい」などと手応えをつかんでいた。

葉山小では精華小を含む5年生22人、中央小では5、6年生21人が参加した。(富尾和方)

こども県展開幕、元気な2522点

子どもたちの感性豊かな作品が並んだ「第73回こども県展」(高知市高須の県立美術館)
子どもたちの感性豊かな作品が並んだ「第73回こども県展」(高知市高須の県立美術館)

(高知新聞 2023 年 3 月 1 日掲載)

高知県内の小中学生の力作を集めた「第73回こども県展」(高知新聞社、RKC高知放送、県教育文化祭運営協議会主催)が28日、高知市高須の県立美術館で開幕した。図画、毛筆、硬筆、条幅の4部門で推薦、特選となった作品計2522点を展示している。3月5日まで。

今回の応募総数は4部門で計6万4871点。図画の部の会場には、細かく描き込まれた作品や画用紙いっぱいに元気よく、いきいきと描かれた作品がずらり。その他の部門でも子供たちの努力が伝わってくる秀作が並んだ。

この日、会場に一番乗りしたのは、高知市の高知小学校3年生の26人。児童はタブレットで自分の気になった作品の写真を撮りながら、鑑賞していた。図画で特選だった同小3年の竹村奏凜(かりん)さん(9)は「楽しそうな絵ばかりだった。写真を撮った作品を参考にして、もっと練習してうまくなりたい」と話した。

家族の作品を見に来たという人も次々と訪れ、いの町の女性(48)は「高校受験で来ることができない子供の代わりに、私が目に焼き付けておこうと思います」と作品に見入っていた。

入場無料。午前9時から午後5時まで。5日に表彰式を行う。(青木一英)

未来の地球33番地をPR 高知市の児童描いた絵画174点を展示

児童のユニークな作品が並ぶ「地球33番地」の絵画展(高知市のイオンモール高知)
児童のユニークな作品が並ぶ「地球33番地」の絵画展(高知市のイオンモール高知)

(高知新聞 2023 年 3 月 2 日掲載)

高知市の「地球33番地」を世界にPRしようと地元小学生が描いた絵画展が1日、イオンモール高知(同市秦南町1丁目)で始まった。実行委員会の主催で12日まで。

33番地は、北緯33度33分33秒、東経133度33分33秒と「3」が12個も並んだ地点。同市南金田と弥生町の間にある江ノ口川沿いに記念碑が設けられている。

絵画展は、近くの江陽小と昭和小の3年生計174人が、未来の33番地やきれいな江ノ口川を想像して思い思いに描いた。青く澄んだ川で魚と一緒に泳ぐ子どもや、河川敷で釣りやキャンプを楽しむ人たちを色鮮やかに表現した作品などが並んでいる。

買い物中に足を止めた同市の70代女性は「私たちの世代にとって江ノ口川は汚くて黒ずんだイメージ。作品に元気をもらうし、こんな江ノ口川になってほしいですね」と話していた。

優秀作品10点は、テレビCMや新聞広告などで使われる。(玉置萌恵)

サッカー元日本代表の勝矢寿延さんら小中学生100人指導 香南市

児童に正確なパスの出し方を指導する勝矢寿延さん(香南市の赤岡運動広場)
児童に正確なパスの出し方を指導する勝矢寿延さん(香南市の赤岡運動広場)

(高知新聞 2023 年 3 月 3 日掲載)

元サッカー日本代表の勝矢寿延さん(61)らによるサッカー教室がこのほど、香南市赤岡町の赤岡運動広場で開かれ、小中学生約100人が練習への心構えや実戦での技術を学んだ。

NPO法人「こうなんスポーツクラブ」の主催。高い技術に触れる機会をつくろうと毎年元プロ選手らを招いており、2月23日はセレッソ大阪サッカースクールから勝矢さんら4人のコーチが来高した。

小学6年生の部では鬼ごっこやコーチを相手にした試合などを実施。子どもたちは狙った位置にボールを蹴るトレーニングや、相手選手を前にした駆け引きなどを教わっていた。

勝矢さんは「ちゃんと考えながら動けている。十分レベルは高い」と感心。練習後は「ちょっとしたスペースがあれば練習できる。環境のせいにせず、向上心を持って取り組んで」と児童を励ました。

野市東小6年の岩下貴俐(きり)君(12)は「パスを出す位置やドリブルの仕方が勉強になった」と話していた。(深田恵衣)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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