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斗賀野小6年生の防災マップが全国コンクールで入賞しました!

佐川町の斗賀野小学校の6年生が作った防災マップが全国コンクールで審査員特別賞に選ばれました。

高知県内では防災学習の一環として、防災マップ作りに取り組む小学校が増えています。指導する先生に話を聞くと、「危険箇所を調べる過程で、地域の人に話を聞いたり、その土地の歴史を学んだりと、防災以外の学習効果もある」そうです。

防災意識を高めながら、自分たちが暮らす地域のことも学ぶ。とてもすてきな取り組みですね。

斗賀野小 防災マップ入賞 通学路の危険可視化

コンクールで入賞した防災マップを手に喜ぶ斗賀野小学校の6年生
コンクールで入賞した防災マップを手に喜ぶ斗賀野小学校の6年生

(高知新聞 2021 年 2 月 4 日より)

高知県高岡郡佐川町中組の斗賀野小学校の6年生が作った学校周辺の防災マップが、「第17回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」(日本損害保険協会などが主催)で、審査員特別賞を受賞した。通学路に潜む危険箇所などを細かく調べ、カラフルで分かりやすい地図にまとめたことが評価された。

全国の小学校や子ども会など307団体が960点を出品。審査員特別賞は上位9作品に次ぐ賞で、斗賀野小学校など全国8団体が選ばれた。

斗賀野小学校では昨年7月、6年生29人が4チームに分かれ、家族や住民への聞き取り、通学路の状態やブロック塀、避難場所の確認などに着手。結果を基に各チームがマップを作成した中、南東部を担当した「犠牲者なくそう防災チーム」7人の作品が今回入賞した。

ヘリポートや防火水槽の場所をイラストや写真とともに紹介し、でこぼこした急な坂道など危険な道は赤、道幅がある安全な道は黄で色分け。「誰もが見やすいマップになっている」と評価された。

3日、斗賀野小学校で子どもたちによる発表と表彰が行われ、受賞チームの西尾ねねさん(12)は「マップを作ってから、通学中に危険な場所を意識するようになった。地元の人にも使ってもらいたい」と声を弾ませていた。(楠瀬健太)

この記事の著者

ココハレ編集部

川戸未知

小4の長女と一緒に料理をし、小2の長男とゲームで遊ぶ時間が幸せ。子どもの友達と友達になるのが得意。1978年生まれ。

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