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奈半利中学校が緑化推進で内閣総理大臣賞を受賞しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年5月8~14日)

奈半利中学校が緑化推進で内閣総理大臣賞を受賞しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年5月8~14日)

奈半利中学校が今年の緑化推進運動功労者として、内閣総理大臣賞を受賞しました。

奈半利中では 24 年前から、町内の国道 55 号沿いの花壇を整備してきました。住民に緑化、美化意識が広がったそうです。

2023 年 5 月 8 ~ 14 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

奈半利中学校に総理大臣賞 国道の花壇彩り24年

(高知新聞 2023 年 5 月 10 日掲載)

奈半利町の国道55号沿いの花壇を24年前から整備してきた奈半利中学校がこのほど、今年の緑化推進運動功労者として内閣総理大臣賞を受賞した。

国道55号沿いの花壇を手入れする奈半利中学校の生徒たち(奈半利町乙)
国道55号沿いの花壇を手入れする奈半利中学校の生徒たち(奈半利町乙)

同校は1999年から生徒が主体となり、教職員や住民、道路を管理する国と協力して年間70日ほど花壇の手入れをしている。当時、「隣町(田野町)は花いっぱい、奈半利は草いっぱい」といわれるほど荒廃していた国道花壇。手入れを始めた生徒の姿が周囲を動かし、住民に緑化、美化意識が広がった。

現在も、授業やボランティア活動で畝作りや植栽、草刈り、水やりなどを定期的に行う。4月末は、中学1年生11人がマリーゴールドなど約500株を植えた。生徒会がボランティアを募ると全校生徒が参加するなど、先輩たちの思いが受け継がれている。

生徒会長の松本拓也さん(14)は「先輩方が代々続けてきた活動が形になり、うれしい」と受賞を喜び、「地域の方との交流などを楽しみながら、できるだけ多くの人が参加できるようにしていきたい。自然豊かな奈半利をもっと知ってほしい」と話していた。

今年の総理大臣表彰は4月17日に発表され、同校を含め全国13の個人、団体が選ばれた。(深田恵衣)

具同小の児童がアユ放流 四万十市

(高知新聞 2023 年 5 月 11 日掲載)

四万十市の具同小学校4年生75人が10日、四万十川に約12センチのアユ約3800匹を放流した。

児童は同市入田の河原で「大きくなって」と声をかけ約50キロ分を放流。西村皇太朗君は「また戻って卵を産んで、たくさん増えてほしい」と願った。

四万十川中央漁協の堀岡喜久雄組合長(80)は「児童が大人になった時、アユのように四万十川に帰ってきてほしい」と話していた。

建設中の高架橋に園児がお絵描き 安芸市 作業車体験に興奮

(高知新聞 2023 年 5 月 14 日掲載)

阿南安芸自動車道・安芸道路の整備が進む安芸市黒鳥でこのほど、近くの市立安芸おひさま保育所の園児30人が、高架橋の柱を〝キャンバス〟に思い思いの絵を描いた。

安芸道路の高架橋の柱に絵を描く園児ら(安芸市黒鳥)
安芸道路の高架橋の柱に絵を描く園児ら(安芸市黒鳥)

自動車道に親しんでもらおうと、国土交通省土佐国道事務所が企画。11日に園児は、建設中の黒鳥高架橋を支える柱(高さ約8メートル、幅約12メートル)の側面に、クレヨンで自分の似顔絵や家を次々に描いていた。工事に使われる高所作業車にも乗車。地上の人が段々と小さくなる体験に大はしゃぎだった。

柱の絵は盛り土で隠れるものの、高架橋完成までの数年間は楽しめるという。同事務所の宗光太助・工務課長(46)は「大人になって車で通っても、愛着を感じてもらえたらうれしい」と話していた。(宮内萌子)

 

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この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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