子育て
アイコン:子育て

遊びながら楽しく防災!四万十市の旧蕨岡中学校で体験学習会が開かれました|週刊高知の子どもニュース(2023年5月15~21日)

遊びながら楽しく防災!四万十市の旧蕨岡中学校で体験学習会が開かれました|週刊高知の子どもニュース(2023年5月15~21日)

子ども向けに遊びの要素を取り入れた防災体験学習会が四万十市の旧蕨岡中学校で開かれました。ゲーム形式などを取り入れて、楽しく学びました。

2023 年 5 月 15 ~ 21 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

幼小中の75人が一緒に田植え 芸西村

(高知新聞 2023 年 5 月 18 日掲載)

芸西村で幼稚園児と小中学生ら75人が17日、同村和食甲の田んぼで毎年恒例の田植え体験をにぎやかに楽しんだ。

田植え体験を楽しむ子どもたち(芸西村和食甲)
田植え体験を楽しむ子どもたち(芸西村和食甲)

村教育委員会が食育の一環で実施。昨年までは新型コロナウイルスに留意して年代ごとに植える時間を区切っていたが、今年は例年の形式に戻して一斉に田んぼに入り、青年農業士連絡協議会芸西支部のメンバーが手ほどきした。

はだしで田んぼに入った子どもたちは「ぬるぬるして気持ち悪い…」「カエルがおる」とわいわいがやがや。中学生が園児の手を引いて手助けするなどしながら、1時間ほどかけて約700平方メートルの田んぼに隙間無くヒノヒカリの苗を植えていった。

育てたコメは9月末に収穫し、給食で食べる予定。(宮内萌子)

ゲーム形式で防災訓練 休校舎利用、児童ら楽しむ 四万十市

(高知新聞 2023 年 5 月 18 日掲載)

子ども向けに遊びの要素を取り入れた防災体験学習会がこのほど、四万十市蕨岡甲の旧蕨岡中学校で開かれた。休校となった校舎を活用し、避難所内の設備を把握する力を養う経路暗記訓練などを親子ら約60人が楽しんだ。

児童らが防災を楽しく学んだ体験学習会 (四万十市の旧蕨岡中学校)
児童らが防災を楽しく学んだ体験学習会 (四万十市の旧蕨岡中学校)

中村青年会議所が「若い世帯が参加しやすい訓練を」と初めて企画。地元の自主防災組織や自衛隊高知地方協力本部が協力し、14日に開催した。

経路暗記は教室の出入り口や、並んだいすの周りを決められた順序で通ってゴールを目指すゲーム形式。間違うと最初からやり直しとなり、挑戦する子どもたちの歓声が響いた。

断水を想定した訓練では、最大15キロの水を入れたリュックサックを背負い、制限時間内に校庭を7周(約1・4キロ)した。飯ごうやシャベルなど救助装備が入った自衛隊員のリュック(15~20キロ)を背負う体験もあった。

経路暗記に挑戦した蕨岡小学校6年の池田友里さんは「勉強になったし、楽しかった」と笑顔。同会議所の今西伴仁理事長(39)は「楽しさがあれば、訓練参加へのハードルが下がると思う。他の地区にも広げたい」と話していた。(川田樹希)

開通前の越知道路見学 越知小3年生20人「広ーい」

(高知新聞 2023 年 5 月 20 日掲載)

6月10日に開通する越知町の国道33号「越知道路」2工区のバイパス区間1・8キロを19日、越知小学校の3年生約20人が見学した。

開通間近の越知道路2工区を見学する越知小の児童たち(越知町横畠南の横畠トンネル)
開通間近の越知道路2工区を見学する越知小の児童たち(越知町横畠南の横畠トンネル)

同町越知丙―越知丁を結ぶ越知道路2工区(全長3キロ)のうち、今回開通する区間には、仁淀川を渡る横倉大橋(195メートル)と立花大橋(170メートル)が新設され、現国道の対岸に横畠トンネル(962メートル)を抜いた。

この日は、国土交通省土佐国道事務所と県の職員が、土砂災害の危険箇所を避けて通行止めリスクを低減させる越知道路の役割や工事概要などを説明した。その後、児童は歩いて横倉大橋を渡り、トンネルに入ると、「広ーい」「涼しい」と大はしゃぎ。

高所作業車に乗って、天井部分に触れたり、高さ4メートルからの景色を満喫したりした。地面にチョークでハートや星マークなどを書いて楽しんだ。

片岡瑞(すい)君(8)は「好きな女の子の似顔絵を描いて、いい思い出になった。お父さんの運転でトンネルを早く通りたい」と開通が待ち遠しそうだった。(乙井康弘)

愛称は「ラボテラス」牧野植物園の新研究棟にぎわう 子ども向け実験室も 高知市

(高知新聞 2023 年 5 月 21 日掲載)

高知県立牧野植物園(高知市五台山)の新研究棟「植物研究交流センター」が20日、オープンし、大勢の家族連れらでにぎわった。

子ども用の実験室で薬草を使って入浴剤を作る子どもたち(高知市五台山)
子ども用の実験室で薬草を使って入浴剤を作る子どもたち(高知市五台山)

同センターは「資源植物研究センター」の跡地に建設。研究機能を強化したほか、3階建ての施設には研究がガラス越しに見学できる実験室や、南園を見渡せるレストランなども入る。

1階に新設された子ども向けの実験室では、薬草を使って入浴剤を作るイベントを開催。ハッカやヨモギなどの葉を手にした子どもたちは「いい匂い」と笑顔を見せたり、「うぇっ」と鼻をつまんだり。

三重から家族5人で訪れた小学2年の中島佳音(かのん)さん(7)は「薬草は初めて見たけど、ミントの匂いがして楽しかった」と喜んでいた。

この日は入場開始前から約50人が列をつくり、同市五台山の板東麻子さん(79)が「待ちかねちょった」と一番乗り。週2回足を運ぶほど同園がお気に入りで、「温室が眺められるいい場所ができた。地元にいっぱい人が来てうれしい」。

オープン式典では浜田省司知事が「子どもたちが植物に親しむ機会を得て、第2、第3の牧野博士が誕生してくれることを期待している」とあいさつ。公募していた愛称が「ラボテラス」に決まったと発表された。神奈川県の男性の作品で、「研究成果を未来に〝照らす〟」との願いが込められているという。(浜田悠伽)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

関連するキーワード

LINE公式アカウントで
最新情報をチェック!

  • 週に2回程度、ココハレ編集部のおすすめ情報をLINEでお知らせします。

上に戻る