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「湯、湯、湯!」「みそ、みそ、みそ!」土佐山学舎の3年生が早飯食いに挑戦しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年11月6~12日)

「湯、湯、湯!」「みそ、みそ、みそ!」土佐山学舎の3年生が早飯食いに挑戦しました!|週刊高知の子どもニュース(2023年11月6~12日)

秋祭りのシーズン。高知県内各地でみこしを担いだり、太刀踊りや神楽を披露したり、子どもたちが大活躍しました。

高知市土佐山高川の仁井田神社では、秋の収穫を祝う恒例の「早飯食い」が行われました。土佐山学舎の 3 年生ら地元住民が椀(わん)に盛られたご飯を勢いよくかき込みました。

2023 年 11 月 6 ~ 12 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

子供たちがつなぐ地域の伝統「大利の太刀踊り」高知市鏡小学校児童らが披露

(高知新聞 2023 年 11 月 7 日掲載)

高知市鏡大利の新宮神社で3日、鏡小学校の児童らが「大利の太刀踊り」を奉納した。迫力ある刀さばきに、観客から大きな拍手が送られた。

大利の太刀踊りを披露する児童ら(高知市の新宮神社)
大利の太刀踊りを披露する児童ら(高知市の新宮神社)

太刀踊りは県の無形民俗文化財。地域の担い手が減る中、同小では体育の時間に児童が練習し、20年以上同神社で奉納している。

5、6年生12人が紅白のたすきやはかまを身に着け境内へ。2人一組で、拍子木に合わせて体を入れ替えながら軽快に刀を振り、「よっおい、よっおい、よっおいさー」と威勢のいい掛け声を響かせた。

同小6年の植田沙璃菜さん(12)は「いつもは体操服で踊ることが多いけど、衣装を着て人の前に立ったら、やる気がでてきた」。大利太刀踊り保存会の杉本忠広会長(73)は「大人になっても踊り、文化を守ってほしい。今は模造刀だが、将来は真剣の使い手になってくれれば」と熱い視線を送っていた。(田代雄人)

発達障害の子どもたちが院内マルシェで交流 芸西病院が初企画 芸西村

(高知新聞 2023 年 11 月 7 日掲載)

発達障害のある子どもたちの就労支援に取り組む芸西村和食甲の芸西病院でこのほど、院内マルシェが開かれ、通院する子どもと保護者ら約15組が小間を設けて商品を売り買いしながら交流した。

発達障害のある子どもたちが接客を体験したマルシェ(芸西村の芸西病院)
発達障害のある子どもたちが接客を体験したマルシェ(芸西村の芸西病院)

同病院リハビリテーション部は10年前から発達障害のある子どもを受け入れており、成長した子どもたちの就職や進学もサポートしようと本年度、就労支援部門を設立。幼い頃から働くことやお金のやりとりを経験してもらおうと、マルシェを初めて企画した。

3日のマルシェは、主に小中学生20人が参加。使わなくなったおもちゃや衣類などをフリーマーケット形式で机に並べ「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と互いに接客。喫茶コーナーでは子どもたちがウエーターとして注文を聞き、飲み物を提供していた。

安芸市の井ノ口小学校6年、陰山晃青(ひかる)君(12)は「おもちゃを自分で買ったのが楽しかった」。一緒に参加した母親の由紀さん(40)は「普段は自分の世界に入りがちなので、たくさんの人と関わるいい機会になった」と喜んでいた。(宮内萌子)

子どもみこしが復活! 「わっしょい、わっしょい!」と威勢よく コロナで3年の空白経て 四万十町の三熊野神社

(高知新聞 2023 年 11 月 8 日掲載)

四万十町茂串町の三熊野神社でこのほど、秋の大祭があり、4年ぶりにみこしを担ぐおなばれが行われた。

「わっしょい!」と元気にみこしを担ぐ子どもたち(四万十町茂串町)
「わっしょい!」と元気にみこしを担ぐ子どもたち(四万十町茂串町)

三熊野神社は窪川地域の市街地南部の産土神(うぶすながみ)。大祭は過去3年、新型コロナウイルスの影響により、神前での神事のみに規模を縮小していた。

3日のおなばれは、天狗(てんぐ)のお面を付けた「鼻高(はなたか)」が先導して神社を出発。子どもみこしの後に、大人のみこしが続いた。いずれも「わっしょい、わっしょい!」と威勢よくみこしを上下させながら、町を練り歩いた。「トントン」とリズミカルな太鼓の響きと、時折「ぶおーっ」と吹かれるほら貝の音色が、雰囲気を盛り上げた。

子どもみこしには小学生ら約20人が参加。コロナ下で密集や発声を避けてきただけに、「皆で思い切り『わっしょい』と叫べて楽しい」と顔を輝かせていた。

二ノ宮楠雄総代会長(80)=古市町=は「3年も空白が続き、子どもが集まるか心配だった。チラシなどで参加を呼びかけたら、過去10年で最も多く集まってくれた」と喜んでいた。(福田仁)

熱殺蜂球!高知市の石河君が「ミツバチの一枚画コンクール」で大賞

(高知新聞 2023 年 11 月 9 日掲載)

山田養蜂場(本社・岡山県)主催の「第11回『ミツバチの一枚画コンクール』」でこのほど、高知市の一ツ橋小6年、石河亮介君(12)の絵が小学4~6年の部(応募約3200点)の大賞に選ばれた。

大賞を受賞した石河くん(高知市の一ツ橋小)
大賞を受賞した石河くん(高知市の一ツ橋小)

ミツバチを描き、自然環境の大切さなどを感じられる作品を募集。幼児から一般まで6部門に2万点以上が寄せられた。

石河君の作品は「スズメ蜂から我が家を守れ!」。巣箱に侵入しようとするスズメバチをミツバチが群れで囲み、体温で蒸し殺す「熱殺蜂球」の様子を、写真などを参考に描いた。

週3日通う絵画教室で1カ月かけて仕上げたそうで、ミツバチの顔の毛に反射する光も緻密に描写。審査員に「ものすごくドラマチック」「色を絞り、輝いていてきれい。巣箱が左上に小さく描かれているのもいい」と評価された。

4年生で同コンクールに初挑戦して以来、「テレビとかでミツバチが出てると、ついつい見てしまう」という石河君。3度目の挑戦での大賞受賞を喜び、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦さんのように「独特な絵で楽しませられる漫画家になりたい」「来年も応募する」と意気込んだ。

このほか、潮江小3年の河野圭佑君が入選。高須小1年の西岡杏菜さん、葛島保育園の和田華奈ちゃんの作品が佳作に選ばれた。(加藤風花)

子ども議員、梼原町政ただす 「秋休み導入を」「ホテル跡更地のまま」 梼原町

(高知新聞 2023 年 11 月 9 日掲載)

将来の有権者として地元への関心を高めてもらおうと、梼原町は7日、子ども議会を初めて開いた。梼原小学校5年生から梼原高校2年生までの10人が参加し、まちづくりや観光、防災について、町の取り組みを吉田尚人町長ら執行部にしっかりただし、声を届けた。

梼原町の執行部をただす児童生徒ら(同町議会議場)
梼原町の執行部をただす児童生徒ら(同町議会議場)

児童生徒は同級生らと今年7月に質問のテーマを決め、約2カ月、調べ学習をして準備。梼原高2年の川上拓真さん(16)が議長を務め、議会の様子はそれぞれの学校にインターネットで中継された。

“議員”たちは他市町や全国的なデータを挙げながら「(3学期制の)2学期は行事が多くて疲れる。2学期制や秋休みを導入しては」などと提案。執行部は「貴重な意見。ただ、低学年の保護者など他の立場の理解も必要。学校と話し合ってみて」と答えた。

事業費高騰で基本計画を検討し直しているホテルを含めた太郎川公園再生計画についても「ホテル跡が更地のまま。公園も遊ぶところが少ない。町民が楽しめるように」と要望した。

土砂災害警戒区域に町内の一部の避難所が含まれることについて質問した梼原中3年、川上咲実さん(14)は「通学中に険しい山を見て気になっていた。ニュースで見る議場に立つのは緊張したけど、自分に何ができるかを考えるきっかけになってよかった」と話した。(蒲原明佳)

ベースボール5「楽しい」 宿毛市で児童22人が体験 日本代表が指導

(高知新聞 2023 年 11 月 9 日掲載)

野球を原型とする5人制の新スポーツ「ベースボール5(ファイブ)」の体験教室がこのほど、宿毛市山奈町芳奈の市総合運動公園で開かれ、日本代表選手2人が市内外の小学生22人に競技の楽しみ方などを教えた。

ベースボール5に挑戦する子どもたち(宿毛市総合運動公園)
ベースボール5に挑戦する子どもたち(宿毛市総合運動公園)

「―5」は、野球よりもコンパクトな18メートル四方のフィールドで、ゴムボールを使って行う。バッターは自らボールを手で打ち、守備も素手で行うため、手軽に楽しむことができる。

3日は、昨年11月のワールドカップで準優勝した日本代表選手の宮之原健さん(30)と、中土佐町出身の数田彩乃さん(28)が競技を紹介した。「打ったボールがそのままフェンスを越えるとアウト。強く低いゴロを打とう!」などと説明。2人が実際に手で鋭くボールを打つと、「速すぎる!」などと歓声が上がった。

その後、子どもたちは4チームに分かれてプレーボール。最初は素手によるバッティングに苦戦していたが、徐々に慣れて楽しんでいた。

池田颯介君(10)=四万十市=は「簡単そうに見えたけど難しかった。でも楽しかったので、友達と一緒にやってみたい」とにっこり。宮之原さんは「バットやグローブも使わず、どこでも始められるスポーツ。野球に興味を持つきっかけにもしてほしい」と話していた。(坂本出)

中学生が華麗に池川神楽 文化祭で披露 仁淀川町

(高知新聞 2023 年 11 月 9 日掲載)

仁淀川町の池川中学校の全校生徒約40人がこのほど、文化祭で地域に伝わる池川神楽を華麗に披露し、見守った保護者らから大きな拍手が送られた。

練習を重ねてきた池川神楽を披露する生徒たち(仁淀川町土居甲の池川スポーツセンター)
練習を重ねてきた池川神楽を披露する生徒たち(仁淀川町土居甲の池川スポーツセンター)

池川神楽は約400年の歴史を持つとされ、土佐三大神楽の一つに数えられる。地域の文化に触れるため、演舞は同校文化祭の恒例となっており、生徒は地元保存会の指導を受けて6月から練習に励んできた。

3日は同校前の池川スポーツセンターで、お盆を持って踊る「和卓(おしき)の舞」や、鳥かぶと姿の4人が刀を持って「大蛮(だいばん)」と呼ばれる鬼神と対峙(たいじ)する「四天の舞」など五つの演目に挑戦。保護者らは、生徒たちの懸命な姿をスマートフォンで撮影するなどしていた。

3年の金尾翔人さん(15)は「放課後に友達と自主練習もしたから、きれいに舞えた。今後も池川神楽を継承していきたい」と力強く話していた。(乙井康弘)

土佐山の奇祭 早飯食いに挑戦! 地元の児童らにぎやかに 高知市

(高知新聞 2023 年 11 月 9 日掲載)

「湯、湯!」「みそ、みそ!」―。高知市土佐山高川の仁井田神社で8日、秋の収穫を祝う恒例の「早飯食い」が行われ た。集まった地元住民ら約30人が、椀(わん)に盛られたご飯を勢いよくかき込み、山奥の境内ににぎやかな声と拍手が響いた。

一斉にご飯をかき込む子どもたち(高知市土佐山高川の仁井田神社)
一斉にご飯をかき込む子どもたち(高知市土佐山高川の仁井田神社)

早飯食いは、高川地区に300年以上前から伝わる奇祭。戦(いくさ)の出陣前の慌ただしい食事の風景をまねており、炊いた米に焼きみそを乗せ、とぎ汁を沸かした湯をかけて一気にかき込む。

この日は、地元住民や土佐山学舎3年の児童らがチャレンジ。「どうぞ食べてください」の声で一斉に早飯が始まると、箸を手に「湯、湯、湯!」「みそ、みそ、みそ!」。給仕役の女性たちは大慌てで、やかんの湯を注いだり、ツバキの葉に乗せたみそを配ったり。早い人は1分足らずで食べ終え、「ぜん、ぜん!」と叫んでお膳を下げてもらっていた。

「きっつー」と腹をさする子どももいれば、「新米がとってもおいしかった」と満足げなお年寄りも。40秒ほどで平らげた男性(24)は「飲み物だと思って頑張りました」。末延健くん(8)は「みその味がしておいしかったけど、最後は味がせんなった。また挑戦したい」と笑顔で話していた。(浜田悠伽)

香北中生がウクライナ支援へ 地元商店とメレンゲ菓子を共同開発

(高知新聞 2023 年 11 月 11 日掲載)

戦火が続くウクライナの子どもたちを支援しようと、香美市の香北中学校の生徒3人が、地元の商店とメレンゲ菓子を共同開発した。12日午前9時半から、同市香北町美良布の市香北支所前で開かれるマルシェで100個(1個350円)販売し、売り上げの一部を在日ウクライナ大使館に寄付する。

ウクライナ支援に向けて、メレンゲ菓子を共同開発した香北中学校の生徒と岡林智恵さん=右端(香美市香北町美良布の同校)
ウクライナ支援に向けて、メレンゲ菓子を共同開発した香北中学校の生徒と岡林智恵さん=右端(香美市香北町美良布の同校)

国際バカロレア教育に取り組む同校では、生徒が地域や世界の課題に着目し、探究活動を行う。3年の山中勇人さん(15)、土居凜音さん(14)、山内太稀さん(15)のグループは、ウクライナ支援をテーマに、春から活動してきた。

侵攻が始まった当時の様子を在日ウクライナ人男性にオンライン取材したり、同在日大使館などによる支援活動を調べたりする中で、避難所生活を強いられている子どもたちの役に立つ活動をしたいと思い立った。10月に地元の「コンビニエンスおかばやし」に依頼し、焼き菓子作りと販売をすることにした。

ウクライナの国旗をイメージした黄色と水色で彩り、優しい雰囲気のしずく形に仕上げた。「中学生に広い視野を持ってほしいとの思いで引き受けた」と同商店の岡林智恵さん(52)は話し、山中さんも「遠く離れた香北から支援の輪を広げたい」と力を込める。商店では継続的な販売も検討しているという。(福井里実)

誰もが生きやすい世界に 上田さん(城西中)最優秀 高知市で弁論大会

(高知新聞 2023 年 11 月 12 日掲載)

高知市内の中学生による弁論大会が11日、同市塩田町の市保健福祉センターで開かれ、日常生活や家族、友人を通して感じた熱い思いを14人が発表した。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催で城西中学校3年の上田義貴さん(14)が最優秀賞に選ばれた。

日常生活や学校、家庭で感じた思いを真剣に発表する中学生(高知市の市保健福祉センター)
日常生活や学校、家庭で感じた思いを真剣に発表する中学生(高知市の市保健福祉センター)

「社会を明るくする運動」の一環で、同運動の市推進委員会と高知保護区保護司会の主催で29回目。

上田さんは先輩や後輩からの何げない言葉で自信をなくした時、「何かを変えたいなら自分を変えなさい」という先生の言葉に励まされたと振り返った。

その上で、「言葉は人を生かすが、人を傷つけ殺してしまうこともある」と強調。優しさや思いやりあふれる言葉で社会をいっぱいにして「誰にとっても生きやすい世界にしよう」と力強く述べた。(矢野憲州)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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