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習い事の発表会でリハーサルを拒否！頑固で見えっ張りな次女への対応は？｜「ママと記者やってます」㊽
毎日が体力・気力勝負！ 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子どもは 2 年生と年中児の姉妹。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
5 歳次女の音楽教室の発表会がありました。頑固で見えっ張りな性格が影響し、事前のリハーサルを拒否！見通しを持たせても、ご褒美を提示しても、駄目な時は駄目ですね…。
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「初めて」「いつもと違う」に警戒する次女です
年度末は習い事の発表会の季節…なのでしょうか。3 月は長女のピアノの発表会に、次女の音楽教室の発表会がありました。
次女の発表会は 2 回目。教室のお友達と一緒にエレクトーンを弾く、歌を歌うという構成です。
エレクトーンも歌も時間をかけて教えてくださるので、それなりにできるようになりました。
安心していたら、先生からこんなお言葉が。
「今回は、別の教室のお友達と合同で出演になります」「発表会前に一緒に練習しますね」
えぇっ？それはまずい…！
次女は物おじしない性格ですが、初めての場には警戒します。頑固なので「やらない」と決めたらやりません。見えっ張りで、「お友達にはかっこ悪いところは見せたくない」という思いもあります。
「初めて会うお友達」に「いつもと違う雰囲気での練習」。これは、やらないだろうなぁ…。
手は振らないけれど、足は振る…
合同練習を前に、次女にはこんな話をしました。
私：「今度の土曜日、発表会の練習があります。別の教室のお友達が 2 人来て、一緒に発表会の順番でやってみるんだって」
次女：「お友達？やったー！」
私：「いつものレッスンとは違うからね。発表会の練習だけだからね」
次女：「オッケー」
調子よく言っているけれど、多分無理だろうなぁ…という予感はやっぱり的中しました。
リハーサルの日は「頑張ったらチョコを買おう」と伝えました。
しかし、エレクトーンは弾くけれど、歌は断固として歌いません。先生に促されても最後までマイクの前には立たず、エレクトーンの椅子の上でうずくまっていました。
どうしたものか…と見守っていたら、最後、お客さんに向かってみんなで「バイバーイ」と手を振るところで、次女が足をほんの少し動かしているのに気付きました。
足でバイバーイ。「やらなきゃ」とは思っているみたいです。
「ちゃんと育てなきゃ」から「できないなら、仕方ない」。これは進歩？！
リハーサルはきっとやらないだろうと考え、先生に許可をいただいて動画を撮影していました。次女に動画を見せ、こう伝えました。
私：「本番はドレス着るんだよね？かわいいドレスを着て、椅子にうずくまっているのはもったいないかな」
次女：「うん…」
私：「一生懸命やったら、間違ってもいいから。お友達の代わりに、ぬいぐるみと練習してみようよ」
次女：「うん！」
ぬいぐるみと並んで歌を歌うと、その状況にはまった次女。
毎日いそいそとぬいぐるみを並べ、ゲラゲラ笑いながら練習し、本番は笑顔で終われました。
他のお友達ができていることが、わが子にはできない。親としてはいたたまれない気持ちになりますね。これが長女だったら、リハーサルで「ちゃんとしなさい！」と叱り、余計にこじらせていたと思います。
長女の乳幼児期は「恥ずかしくないようにちゃとんと育てなきゃ」と必死でピリピリしていました。次女の子育てで得たのは「まぁ、子どもはこんなものかな」「できないなら、仕方ない」。
親として少しは進歩できているのかなと思う、ママ業 10 年目の春です。
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