小学3年生は論理的?クリスマスの名推理と算数のテストと|「ママと記者やってます・57」
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
2024 年ももうすぐおしまい。皆さんのご自宅にはサンタさんが来ましたか?わが家では小学 3 年生の長女の推理が光りました。
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手紙からの「サンタさんが見てるよ!」
2024 年のクリスマスも無事終わりました。皆さんのご自宅にはサンタさんがやって来たでしょうか。
わが家は今年、だいぶヒヤッとしました。
12 月になると、サンタさんに手紙を書いてもらうのが恒例。プレゼントを確定させます。
サンタの存在を昨年から疑っている長女は無邪気に質問してきます。
長女:「ねぇ、この手紙、どうやってサンタさんに渡すの?」
私:「お母さん、サンタさんの連絡先知ってるのよ」
長女:「すごい!教えて!」
私:「連絡先はねー、大人になるまで秘密!」
だいぶ苦しい…。
「手紙、渡したからね」と伝えると、クリスマスまでは親の決めぜりふ「サンタさんが見てるよ!」を使いまくります。
朝は「ほら、サンタさんが見てるよ!頑張って起きて!」。きょうだいげんかをし始めたら、「サンタさんが見てるよ!そろそろやめないと、プレゼント来なくなるよ!」。
毎年使い過ぎて、威力がなくなってきたような…。
サンタの足跡を追え!
そうしてやってきたクリスマスイブ。姉妹で何やら作戦を立てていました。
わが家は長女と次女の寝相が悪いので、プレゼントはリビングに置かれます。姉妹が注目したのは床に敷いてあるカーペット。
長女:「これ、足跡つくよね」
次女:「ほんまや!」
長女:「寝る前にきれいにしてたら、サンタさんの足跡が分かる!」
次女:「お姉ちゃん、すごーい!」
おっ、ナイスアイデア。でも、盛り上がって長引きそうなので、「早く寝なさい」と声をかけました。
私:「早く寝なさいよ。寝ないと、サンタさん来てくれないよ」
長女:「ねぇ、子どもが寝ないとサンタさんが来ないって、おかしくない?」
私:(おっ?)
長女:「実はサンタさんが来たことにして、寝た後にお父さんとお母さんがプレゼントを置いてるんじゃない?そしたら、煙突がなくてもプレゼント置けるもん」
私:(おぉ…!!)
ひとまず、「お母さん、そんな面倒なことはしないよー」と返しておきました。
小学3年生の体重は…?!
名推理にうなったその日、算数のテストが返ってきていました。
重さの単位の問題です。数字が書かれていて、当てはまる単位を書き込みます
①消しゴム1この重さ= 20( g )
②親のサイの重さ= 3( t )
③小学 3 年生の体重= 30( t )
いやいや、なぜ人間の体重がトンなわけ?!キログラムでしょ!
長女に尋ねると、「小学 3 年生全員の体重だと思った」。いやいや、「全員」って、いったい何人想定なんですか…。
小学校中学年の子どもがどんな感じなのか、自分が子育てをするまではあまり想像できていませんでした。
長女を見ていると、彼女なりに論理的に考えているところと、全く考えていないところが同居していて、面白い時期だなと感じます。
思春期にさしかかり、家の中では親にべたべた甘えるのに、人前では寄りつかないのも顕著になってきました。腹の立つことも多々ありますが、「そういう時期」と受け止めていける余裕を持っていきたいと思います。
2024 年も皆さん、子育てお疲れさまでした。2025 年も泣いたり笑ったりしながら、頑張っていきましょう!