うまくいかない子育てを自分の言葉で表す…気持ちをリセットする時間となりました|「ママと記者やってます・72」
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの姉妹育児をご紹介します。
「ママと記者やってます」が始まったのは 2020 年 4 月。毎月 1 本公開し、2026 年 3 月で 72 回の連載となりました。執筆時間は、うまくいかない子育てを自分の言葉で表し、気持ちをリセットする時間になりました。
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春のお彼岸で気づいた「私、暇かも…」
3 月のお彼岸は、家族でお墓参りに行きました。遠いので、小学 4 年の長女と 1 年の次女が行くのは 1 年ぶりです。
お墓はお寺の急な山道の中腹にあります。長女と次女は「私がお水を運ぶ」「いや、私が」と競い合いながら、ぐんぐん登っていきました。
お墓に着くと、掃除の時間です。落ち葉を集め、草を引き、墓石の汚れを拭き取ります。
ここでも、姉妹は競い合います。
長女:「私、ほうきで掃くね」
次女:「もう!お姉ちゃんばっかりずるい!」
「ほら、ひいじいちゃんとひいばあちゃんが聞いてるよ。けんかしないの」となだめながら、ふと気づきました。
あれ?私、暇かも…。
お墓は結構、危険な場所。転んだり、害のある虫を触ったりしないように、特によちよち歩きの頃は目が離せませんでした。
お墓掃除も「自分でやる!」と意気込むものの、放っておくとぐちゃぐちゃになります。納得させつつ仕上げていくので、無事に終わると、ほっとしながら疲れを感じたものでした。
今回は 2 人が率先して掃除をしてくれたので、特にやることがなかった私。
春の日差しを浴びながら、「2 人とも大きくなったなぁ」としみじみ感じました。
ひっくり返ってイヤイヤ…大変だったのに記憶が薄れてきました
長女はこの春、5 年生になります。2 年生になる次女にはまだ手はかかりますが、子育てはずいぶん楽になりました。
街や公園で幼児さんを見かけると、懐かしい気分になります。
親御さんに手を引かれて、よちよち歩いていたり。地面にひっくり返って、イヤイヤをしていたり。
「うちの子もこんなだったかな」と思い出そうとすると、記憶があやふやなことに驚きます。苦労していたはずなのに…。
乳幼児期は先輩ママから「大変な時期はあっという間」「寂しくなるから、今だけの時間を楽しんで」とよく声をかけられました。
当時は笑顔で受け止めつつ、「そんなこと言われても、毎日大変なんです!!」「とにかく私を寝させてください!!」と心の中で反論していましたが、本当にあっという間。
先輩ママたちもきっと、今の私のような寂しい気持ちを味わっていたんですね。
「怒ることでもなかったな」からの「うちの子はかわいい」
2020 年 5 月のスタート時からココハレを担当してきましたが、この 3 月で離れることになりました。コラム「ママと記者やってます」は今回が最終回です。
スタート前の 4 月から毎月 1 回の連載として始めたので、丸 6 年で 72 回。おかげさまで、長く書き続けることができました。
子育てコラムを始めたきっかけは「ココハレに載せる記事を 1 本でも増やさねば」という、運営上の差し迫った事情でした。「自分のことなら取材せずに書ける」と考えたのでしょう。
ですが、毎月の執筆時間は、私にとって子育てをリセットする時間となりました。
わが子にうまく向き合えなかったり、イライラさせられたり。時間を置いて振り返り、言葉にしてみると、「たいしたことなかった」という結論にたどり着きました。
「大きな声で怒ることでもなかったな」と気持ちが落ち着き、「困らせてくるけど、うちの子はかわいい」と再認識できました。
というわけで、ほぼ毎回、子育てを反省するコラムとなりましたが、読者の方に「読んでます」と声をかけていただくことも増え、励みになりました。
「高知の子育てを応援したい」と始めたココハレに、私も自分の子育てを応援してもらっていたなと感じています。
「ママと記者やっています」は今回で終了しますが、記者として、これからも何らかの形で、母親としての自分の考えを発信していけたらと思っています。
皆さま、6 年間ご愛読いただき、本当にありがとうございました。
ココハレは 7 年目を迎えるこの春以降も、高知で子育てをするお父さん、お母さん方とともに歩んでいきます。
これからもココハレをどうぞよろしくお願いいたします!
この記事の著者