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高知のニュースをまとめて紹介|高知の1週間(2020年11月22~28日)

「高知のニュース」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。

一番最後にお届けするニュースは、ココハレ編集部イチ押しの、心が“ほっこり”温まる話題です。お子さんとの会話のヒントにいかがですか?

高知近海カツオの漁獲量最低 今年1~10月一本釣り

カツオを水揚げする高知県の一本釣り船(10月、黒潮町の佐賀漁港)
カツオを水揚げする高知県の一本釣り船(10月、黒潮町の佐賀漁港)

(高知新聞 2020 年 11 月 23 日朝刊より)

高知県の近海一本釣り船による今年1~10月のカツオの漁獲量が、魚種別の統計がある13年間で最も少なかったことが「高知かつお漁協」のまとめで分かった。現在も漁を継続している船はあるが、これまでの最も少ない年の6割に満たない低水準で推移しており、船主からは経営を不安視する声が漏れる。日本近海のカツオ資源の減少が深刻さを増している。

赤岡騎手4000勝 高知競馬で初 全国13人目

第10レースを制して4千勝目を挙げた赤岡修次騎手=左(高知市の高知競馬場)
第10レースを制して4千勝目を挙げた赤岡修次騎手=左(高知市の高知競馬場)

(高知新聞 2020 年 11 月 24 日朝刊より)

高知競馬のトップジョッキー、赤岡修次騎手(43)が23日、高知競馬の第10レースに勝ち、地方競馬通算4千勝を達成した。高知競馬では初めて。地方競馬の現役騎手では8人目、史上13人目。年内に表彰式が開かれる。

高知県の人事異動 総務部長に12年ぶり庁内人材

井上浩之総務部長
井上浩之総務部長

(高知新聞 2020 年 11 月 24 日夕刊より)

君塚氏は離任 
高知県は24日、総務部長ら部長3人、副部長1人が交代する12月1日付の人事異動を発表した。君塚明宏総務部長が出身官庁の総務省に帰任し、後任に井上浩之産業振興推進部長を充てる。総務部長を県庁職員が務めるのは2008年3月以来、12年9カ月ぶりとなる。

予算編成、人事などの中枢業務を担う総務部長が年度途中で交代するのは異例。高知県人事当局は「総務省側の事情」としている。総務省で、来年の千葉市長選に出馬の意向を示す退職者が出たことなどが影響したとみられる。

高知市が「にじいろのまち宣言」 多様な性尊重 市民啓発へ

シンボルマークを掲げて「にじいろのまち」を宣言する岡﨑誠也市長(高知市役所)
シンボルマークを掲げて「にじいろのまち」を宣言する岡﨑誠也市長(高知市役所)

(高知新聞 2020 年 11 月 25 日朝刊より)

高知市は24日、多様な性のあり方を尊重する自治体であることを対外的に示す「にじいろのまち宣言」を行った。同性カップルらを男女の夫婦と同等の関係と認めるパートナーシップ制度を来年2月に導入するほか、市民への啓発活動など、差別や偏見のないまちづくりを進める。

「想像以上」桂浜の海で初の生息調査 サンゴ18種確認 黒潮生物研調査 

ピンクやオレンジ色のサンゴ「オオトゲトサカ」。白いものはクラゲの仲間「シロガヤ」(黒潮生物研究所提供)
ピンクやオレンジ色のサンゴ「オオトゲトサカ」。白いものはクラゲの仲間「シロガヤ」(黒潮生物研究所提供)

(高知新聞 2020 年 11 月 26 日朝刊より)

高知県を代表する観光名所、桂浜(高知市浦戸)の沖合で25日、サンゴの生息調査が初めて行われ、18種のサンゴが確認された。調査した黒潮生物研究所(幡多郡大月町)は「サンゴだけでなく想像以上にいろんな生き物がいて、にぎやかな海。調査したかいがあった」と喜んでいる。

県の委託による県内沿岸生息調査の一環。同研究所職員2人が竜王岬や竜頭岬の岩礁付近など300~400メートル四方、水深10メートルまで潜り、写真と動画を撮影した。

岩礁には四国を代表するテーブルサンゴ「エンタクミドリイシ」や、岩のような見た目の「キクメイシ」がぽつぽつ。ピンクやオレンジで色鮮やかなソフトコーラル「オオトゲトサカ」など、土佐湾で見られる18種のサンゴが確認された。

四銀13年ぶり勝利 都市対抗野球 ハナマウイに1―0

都市対抗野球大会で13年ぶりの白星を挙げ、喜ぶ四国銀行ナイン(東京ドーム)
都市対抗野球大会で13年ぶりの白星を挙げ、喜ぶ四国銀行ナイン(東京ドーム)

(高知新聞 2020 年 11 月 27 日朝刊より)

社会人野球の第91回都市対抗大会第5日は26日、東京ドームで行われ、第2試合に登場した四国代表の四国銀行(高知市)は1回戦で、南関東第3代表のハナマウイ(千葉県富里市)と対戦し、1―0で勝利した。四銀の勝利は2007年の第78回大会以来13年ぶりで、大会通算2勝目。

今週の“ほっこり” ジップラインで結婚式 清流と青空に愛誓う 四万十町

四万十川ジップラインを滑空する結婚式を挙げた石本天真さん=手前、久代さん夫妻(四万十町十和川口)
四万十川ジップラインを滑空する結婚式を挙げた石本天真さん=手前、久代さん夫妻(四万十町十和川口)

(高知新聞 2020 年 11 月 23 日朝刊より)

高岡郡四万十町十和川口の道の駅「四万十とおわ」に6月オープンした四万十川ジップラインで22日、初めて結婚式が行われ、若い2人が四万十川の清流と澄んだ青空に愛を誓った。

愛媛県西予市の自営業、石本天真さん(22)と会社員の久代さん(23)夫妻。新型コロナウイルスの影響で挙式場所に困っていた同町出身の天真さんが、ジップラインのスタッフである姉、華音さん(24)に相談し、道の駅や町の協力で式を挙げることになった。

タキシード、ウエディングドレスの上から装備を着けて登場した新郎新婦。青空に衣装をはためかせ「幸せになるぞーっ」と叫びながら、四万十川を越えて約200メートルを滑空し、見守っていた親族や観光客が大きな拍手を送った。

スタート台では、高さにひるむ久代さんを、天真さんが「大丈夫、大丈夫」と何度も励ましたという。滑り終えた2人は「楽しい家庭を築きたい。もしけんかをしたら、ここに帰ってきてリフレッシュします」と、満面の笑みで話していた。

2人はその後、道の駅の中庭で誓いの言葉を述べ、結婚誓約書に署名した。(井上太郎)

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ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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