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高知県のコロナ対応ステージが「非常事態」となりました|高知の1週間(2021年8月14~20日)

「高知の 1 週間」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。

高知県は 19 日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、県独自の対応ステージを 5 段階で最も上の「非常事態」に初めて引き上げました。感染者が特に多い高知、南国、香南の 3 市に対し、9 月 3 日まで不要不急の外出自粛や飲食店の営業時間短縮などを求めました。

今週のイチ押しは「攻撃的バドミントンでメダルを 」。「自分からポイントを奪いきる攻撃的バドミントン」。東京パラリンピックに出場する藤原大輔さんが秘める現在のプレー信条です。その源流にあるのは、高校まで過ごした高知の地。原点回帰の攻撃的スタイルで、メダルを狙います。

ジップライン1年目好調1.2万人滑空 高知県四万十町が黒字739万円を基金に

コロナ禍でも利用が好調だった「四万十川ジップライン」(四万十町十和川口)
コロナ禍でも利用が好調だった「四万十川ジップライン」(四万十町十和川口)

(高知新聞 2021 年 8 月 14 日掲載)

昨年6月にオープンした高岡郡四万十町十和川口の「四万十川ジップライン」は、新型コロナウイルス下でも人気を集め、1年間で1万2千人以上が爽快な滑空を楽しんだ。2020年度は9カ月で、初年度目標の7千人を大きく上回る1万951人。町は黒字分の739万円を施設改修などに充てる町施設等整備基金に積み立てた。

香南市で完全高知県産ワイン醸造開始 井上ワイナリー 山田高生も参加

収穫したブドウを選果台に投入する山田高生たち(香南市の「のいち醸造所」)
収穫したブドウを選果台に投入する山田高生たち(香南市の「のいち醸造所」)

(高知新聞 2021 年 8 月 14 日掲載)

井上ワイナリー(南国市)の「のいち醸造所」(香南市野市町)で13日、高知県産ブドウを用いた初の仕込みが始まった。ワインは来年5月、販売スペースを含めたグランドオープン時にお披露目する。ワイン造りには山田高校の1年生4人も授業の一環で参加し汗を流している。

安芸市長選 横山氏が無投票3選

無投票で3選を果たし、花束を受け取る横山幾夫氏(安芸市花園町)
無投票で3選を果たし、花束を受け取る横山幾夫氏(安芸市花園町)

(高知新聞 2021 年 8 月 17 日掲載)

任期満了に伴う安芸市長選が15日告示され、無所属の現職、横山幾夫氏(65)=自民党県連、公明党県本部推薦=以外に立候補者はなく、横山氏が前回に続き無投票で3選を果たした。任期は9月3日から4年間。

パラリンピック聖火、高知から東京へ オーテピアで4市村分集火

地元で採火した炎を一つに集める4市村の代表者ら(高知市追手筋2丁目のオーテピア高知図書館)
地元で採火した炎を一つに集める4市村の代表者ら(高知市追手筋2丁目のオーテピア高知図書館)

(高知新聞 2021 年 8 月 17 日掲載)

東京パラリンピック聖火の集火式と出立式が16日、高知市のオーテピア高知図書館で行われた。県内4市村で採られた火を「高知の炎」として一つにまとめ、東京へと送り出した。高知の炎は全国の炎と合わせ、24日の開会式で国立競技場の聖火台にともされる。

高知市の西敷地、子ども施設必須に 高知市事業案

(高知新聞 2021 年 8 月 18 日掲載)

高知市は、民間から活用案を再公募するオーテピア横の市有地「西敷地」(同市追手筋2丁目)の事業方針案をまとめ、17日開かれた市議会特別委員会に報告した。これまでの方針通り「中心市街地の活性化に寄与する複合的な機能の施設整備」を目指し、必須機能には「広場」のほか「子ども向け施設」を加えた。事業方針のパブリックコメントを経て12月に公募要領を公表し、来春の事業者選定を予定している。

高専の人工衛星が完成 高知を中心に開発、21年度内に打ち上げ

完成した「KOSEN―1」を手にプロジェクト成功を誓う宇宙科学研究部の学生ら(写真はいずれも南国市物部乙の高知高専)
完成した「KOSEN―1」を手にプロジェクト成功を誓う宇宙科学研究部の学生ら(写真はいずれも南国市物部乙の高知高専)

(高知新聞 2021 年 8 月 18 日掲載)

高知高専(南国市)を中心に全国10高専の学生が共同開発する超小型人工衛星「KOSEN―1」が2年半余りの歳月をかけて完成した。17日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に引き渡され、学生らは「夢が詰まった国立高専初の衛星。宇宙研究の未来を切り開きたい」と張り切っている。

レトロな洋館、やなせさんゆかり...アンパンマン図書館移転 高知県香美市

今月いっぱいで休館する香美市立図書館香北分館。昭和の名残と異国情緒あふれるたたずまいで親しまれた(写真はいずれも香美市香北町美良布)
今月いっぱいで休館する香美市立図書館香北分館。昭和の名残と異国情緒あふれるたたずまいで親しまれた(写真はいずれも香美市香北町美良布)
やなせたかしさんらが寄贈した絵本などが並ぶ2階の「アンパンマン図書館」
やなせたかしさんらが寄贈した絵本などが並ぶ2階の「アンパンマン図書館」

(高知新聞 2021 年 8 月 19 日掲載)

故やなせたかしさんゆかりの「アンパンマン図書館」が入る香美市立図書館香北分館(同市香北町美良布)が、8月末で休館する。やなせさんお気に入りの建物は昭和レトロなたたずまいで市民にも愛されたが、老朽化が進行。11月に近くの市基幹集落センター内に移転オープンすることになった。

高知県がコロナ対応「非常事態」 高知、南国、香南市に行動自粛の要請強化

(高知新聞 2021 年 8 月 20 日掲載)

高知県は19日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、県独自の対応ステージを5段階で最も上の「非常事態」に初めて引き上げた。感染者が特に多い高知、南国、香南の3市に対し、9月3日まで不要不急の外出自粛や飲食店の営業時間短縮などを求める。浜田省司知事は「県として取り得る措置を総動員する」と述べ、「爆発的な感染の流れを早期に食い止めるため力添えをお願いしたい」と県民に呼び掛けた。

高知県中学野球中止 コロナ「非常事態」受け

(高知新聞ウェブサイト 8 月 20 日掲載)

第72回高知県中学校野球選手権大会(県中学校体育連盟、県野球協会、高知新聞社、RKC高知放送主催)の大会本部は20日、新型コロナウイルス感染の急拡大で県の対応ステージが最上位の「非常事態」に引き上げられたため、中止を決定した。1950年の第1回大会以降、中止は初めて。

今大会は長雨の影響で3日遅れの15日に開幕した。16~18日も順延となる中、県内でコロナ感染が急拡大。19、20日を「一時中断」とし、県のコロナ対応を見極めていた。

【今週のイチ押し】高知の東京パラスター 攻撃的バドミントンでメダルを 藤原大輔、ラリーの力は世界屈指

代名詞のジャンプショットを放つ藤原大輔。原点回帰の攻撃的バドミントンでメダルを狙う(3月、東京都内=日本障害者バドミントン連盟提供)
代名詞のジャンプショットを放つ藤原大輔。原点回帰の攻撃的バドミントンでメダルを狙う(3月、東京都内=日本障害者バドミントン連盟提供)

(高知新聞 2021 年 8 月 15 日掲載)

「自分からポイントを奪いきる攻撃的バドミントン」。東京パラリンピックに出場する藤原大輔(27)=ダイハツ=が秘める現在のプレー信条だ。その源流にあるのは、高校まで過ごした高知の地。原点回帰の攻撃的スタイルで、メダルを狙う。

藤原がバドミントンを始めたのは小学生の時。城西中、高知西高でも競技を続けた。高校の顧問だった黒石雅宏教諭(現追手前高吾北分校)は、「入った時から義足でジャンプスマッシュを打っていて、初めて見た時は衝撃を受けましたね。パワーがあって、何よりガッツがあった。練習にもいつもやる気満々で来ていた」。アグレッシブなプレーで得点を奪う藤原を、今も鮮明に覚えている。

「より楽しく激しい攻撃バドを」という西高スタイルも合っていた。健常者に交じって大会に参加。上位進出とまではいかなかったが、確実に腕は磨かれた。

そんな藤原が、パラバド界で台頭するのに時間はかからなかった。高校2年で日本選手権シングルスを準優勝。さらに3年時には最年少で日本代表に選ばれ、世界選手権で銅メダル四つを獲得する。

「常に世界上位を目指したい」。この頃から、視線は世界に向いていた。

大学バド界の強豪、筑波大に進学。3年時の2014年に、東京パラリンピックでバドミントンが初めて採用されることが決まった。

「こんなチャンスはない。高知出身選手としてメダルが取りたい」。高知に帰って教員になるという夢を少し先延ばし。世界の頂点への挑戦を始めた。

15年からは日本選手権を6連覇。16年、日本代表で出場した四つの国際大会すべてでメダルを獲得し、今年5月のスペイン国際大会でも3位に。日本のエースとして圧倒的な強さを見せ続けた。

「努力すれば、(パラリンピックに手が)届くと思った」。そう決意してから7年。SL3シングルスと混合ダブルスで東京への切符をつかんだ。

ここ数年間で、世界のパラバドシーンのレベルは激烈に上がった。

東京パラ出場につながるランキングレースが、まだ正常に機能していた19年、藤原は同じクラスでメダルを争うことになる、イングランドとインドの2選手には一度も勝つことができなかった。

「そんなに技術的な差があるとは思っていない」が、一方で「僕はラリー、ラリーでつなげて、相手のミス、エラーを誘うスタイルでやってきたんですけど、対戦相手のフィジカル(を生かしたショットなど)で先に点を取られてしまう」という試合が続いた。

原点に返る時が来たようだった。

今年7月半ばの合同記者会見。藤原は「自分から点を取りにいくっていうプレーを9月の本番に向けて強化している。そこがメダルを取る鍵になるのかなと思っている」と言い切った。

大学、社会人時代に鍛え上げた世界屈指のラリー力に、高知で培った攻撃的バドが融合した時、藤原の手にはきっと、輝くメダルが掲げられているだろう。(運動部・井上真一)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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