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全中の飛び込みで瓶子さん(日高)、嶋崎さん(土佐塾)が優勝しました|週間高知の子どもニュース(2021年8月14~20日)

東京五輪で宮本葉月選手が 5 位入賞した飛び込み競技で、後輩の中学生 2 人が後を継いで全国大会で優勝しました。

全国中学校体育大会(全中)の飛び込み競技が 18 日、千葉県習志野市の千葉県国際総合水泳場で行われ、男子高飛び込みで瓶子礼智(へいし・らいち)さん(日高中 3 年)が、女子板飛び込みで嶋崎菜乃さん(土佐塾中 3 年)がともに初優勝しました。瓶子さんは翌 19 日の板飛び込みでも優勝し 2 冠を達成しました。

2021 年 8 月 14 ~ 20  日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

夢は大きく恐れずに 飛び込み元五輪選手と児童が交流 高知県南国市

「夢は大きく」と話す金戸恵太さん(前列左)と妻の幸さん(同右)=南国市前浜の市スポーツセンター
「夢は大きく」と話す金戸恵太さん(前列左)と妻の幸さん(同右)=南国市前浜の市スポーツセンター

(高知新聞 2021 年 8 月 14 日掲載)

飛び込み競技の元五輪代表、金戸恵太さん(54)、幸さん(52)=旧姓元渕=夫妻(埼玉県)がこのほど、南国市の市スポーツセンターで小学生たちと交流し「一緒に戦う仲間と切磋琢磨(せっさたくま)して成長を」と呼び掛けた。

夫妻はともに1988年ソウルから96年アトランタまで3大会連続出場。恵太さんは92年のバルセロナ大会男子高飛び込み8位で、日本勢56年ぶりの入賞を果たした。現在はコーチとして活動し、東京五輪5位入賞の宮本葉月選手を育てた高知スイミングクラブとも交流がある。

同センターを運営するNPO法人「まほろばクラブ南国」の武市光徳理事長(53)とは日本大学水泳部の同級生。その縁で10日に同センターを訪れた際、さまざまな運動をしに来た児童ら約30人を前に講話した。

恵太さんは自身が指導するトップ選手たちを例に「試合前は音楽を聴いたり、『緊張するな』と言い聞かせている」などと紹介。「かなわないと恐れず、大きな夢を抱いて頑張って」とエールを送っていた。

同センターには恵太さんがソウル大会で着用したブレザーも展示されており、子どもたちは「すごい」「本物や」と感激しきりだった。(横田宰成)

瓶子(日高)、嶋崎(土佐塾)が全中・飛び込み優勝

全中で優勝した嶋崎菜乃(左)と瓶子礼智
全中で優勝した嶋崎菜乃(左)と瓶子礼智

(高知新聞 2021 年 8 月 19 日掲載)

全国中学校体育大会(全中)の飛び込み競技が18日、千葉県習志野市の千葉県国際総合水泳場で行われ、男子高飛び込みで瓶子礼智(へいし・らいち)(日高3年)が375・70点、女子板飛び込みで嶋崎菜乃(土佐塾3年)が346・15点でともに初優勝した。

瓶子は2年前の全中で同種目3位。高飛び込みは7本の争いで、瓶子は1本目の演技こそ13位と出遅れたが、2本目から高得点をマーク。3本目でトップに立つと安定した演技を続け、2位に7・05点差をつけた。

板は8本の演技で競った。前日の高飛び込みで準優勝だった嶋崎は4本目を終え、5位に付けた。終盤に調子を上げると7本目のダイブで高得点をマークして1位に。最後の演技でも得点を伸ばし、2位に2・15点差で逃げ切った。

全中飛び込みの高知県勢の優勝は、2015年に女子板を制した宮本葉月(土佐女)以来。(吉川博之)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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