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新型コロナウイルス治療でカクテル療法が効果を上げています|高知の1週間(2021年9月18~24日)

新型コロナウイルス治療でカクテル療法が効果を上げています|高知の1週間(2021年9月18~24日)

「高知の 1 週間」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。

新型コロナウイルスの患者を受け入れている高知県内の医療機関で、重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」の導入が進んでいます。重症化リスクのある軽症者ら 124 人に投与され、多くで症状の改善が見られました。

今週のイチ押しは「画家がコウゾ栽培に挑戦」。土佐市波介の画家・中村達志さんがこのほど、和紙の原料となるコウゾの栽培を同市内の休耕田で始めました。「不安もあるが、新たなことに挑戦する楽しみが大きい」と張り切っています。

高知市商店街の通行量最低、6月休日に初の4万人割れ  コロナ影響

(高知新聞  2021 年 9 月 18 日掲載)

高知市12商店街の6月休日の歩行者が初めて4万人を割り、現行方式で調査を始めた1996年度以降で最低だったことが、県商店街振興組合連合会の調査で分かった。調査日は新型コロナウイルス感染拡大を受けて飲食店への時短要請が出されていた時期で、日中も外出自粛ムードが広がっていたことを裏付けている。

ユズや水産物...高知県産食品の輸出11%増 コロナ下の2020年、中国向け48%上昇

(高知新聞  2021 年 9 月 19 日掲載)

高知県産食料品の2020年の輸出額が前年比11・1%増の16億2千万円だったことが、ジェトロ高知と県がまとめた貿易実態調査で18日までに分かった。新型コロナウイルス下の渡航制限で販促活動が難しくなる中、いち早く経済活動を再開した中国向けが5割近く伸びた。

品目別ではユズがトップで、1・1%減の3億6800万円。水産物(加工品を除く)は41・8%増の3億5100万円、日本酒やリキュールなどの酒が13・2%増の2億7600万円だった。

ミツカンと高知県安芸市のユズ農家、連携40年で新ポン酢共同開発

安芸市の農家らが開発に参加したユズポン酢「まっこと ゆず」
安芸市の農家らが開発に参加したユズポン酢「まっこと ゆず」

(高知新聞  2021 年 9 月 19 日掲載)

ユズ農家の思い凝縮―。高知県安芸市のユズ農家が開発に参加したユズポン酢「まっこと ゆず」をミツカン(愛知県半田市)が発売した。味やネーミング、デザインに至るまで地元のこだわりがぎっしり。農家らは「まさに私たちのポン酢。全国の人に楽しんでもらいたい」と話している。

同社は1977年の「ゆずぽん」発売時から安芸市のユズ加工場のユズ果汁を使用してきた。94年には同加工場のユズ果汁を100%使用した「かおりの蔵 丸搾りゆず」を発売するなど、地域と関わりを深めてきた。

「まっこと ゆず」は360ミリリットルで参考小売価格650円。近畿・中四国エリアで発売され、売れ行きが好調なら全国展開する予定だという。

高知県内100歳以上874人、5年連続最多更新

「若い人に世話はかけん」。早朝のラジオ体操で体を動かす高齢者ら(13日、高知市内)
「若い人に世話はかけん」。早朝のラジオ体操で体を動かす高齢者ら(13日、高知市内)

(高知新聞  2021 年 9 月 20 日掲載)

高知県によると、県内の100歳以上の高齢者は874人(9月15日現在)で、昨年の同時期に比べて38人増。5年連続で過去最多を更新した。

100歳以上の874人のうち9割以上(791人)を女性が占める。市町村別では高知市が281人で最多。以下、南国市49人、土佐市43人、四万十市42人、香南市と香美市が各41人と続いた。

高知県内でカクテル療法が効果 投与124人の多くが症状改善 医師ら「重症化予防に重要」

「抗体カクテル療法」の点滴薬を準備する看護師(高知市大川筋1丁目の近森病院=同病院提供)
「抗体カクテル療法」の点滴薬を準備する看護師(高知市大川筋1丁目の近森病院=同病院提供)

(高知新聞  2021 年 9 月 21 日掲載)

新型コロナウイルスの患者を受け入れている高知県内の医療機関で、重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」の導入が進んでいる。15日までに重症化リスクのある軽症者ら124人に投与され、多くで症状の改善が見られたといい、現場の医師からは「重症化を予防するための重要な治療法だ」と評価する声が上がっている。

抗体カクテル療法は、「イムデビマブ」と「カシリビマブ」と呼ばれる2種類の薬を混ぜ合わせた点滴薬を1回投与し、体内のウイルスの増殖を抑える治療法。ウイルスは表面の突起で人の細胞にくっつき、内部に侵入して増殖するが、抗体が先に突起と結び付くことで侵入を防ぐ仕組みだ。

対象は、軽症者または酸素投与を要しない中等症患者で、高齢者や肥満者、糖尿病や心疾患などの基礎疾患がある患者ら。発症から1週間以内をめどに投与する。

秋の交通安全運動始まる

ヘルメット購入補助や秋の全国交通安全運動の周知のため出発する白バイ隊(高知市大津乙の高知東署)
ヘルメット購入補助や秋の全国交通安全運動の周知のため出発する白バイ隊(高知市大津乙の高知東署)

(高知新聞 2021 年 9 月 22 日掲載)

秋の全国交通安全運動が21日、始まった。子どもや高齢者ら歩行者の安全確保▽自転車の安全確保とルール順守の徹底▽悪質・危険な運転の根絶―などが重点目標。30日まで県内各地で交通指導や啓発活動が行われる。

県警によると、今年は県内で734件の人身事故(20日現在、前年同期比138件減)が発生。死者は20人(同5人減)に上り、高齢者が85%(17人)を占める。自転車事故では5人が死亡。いずれもヘルメットをかぶっていなかった。

高知県がコロナ「警戒」に引き下げ 高知市の時短は9月26日まで

(高知新聞  2021 年 9 月 23 日掲載)

高知県は22日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、県の対応ステージを5段階で上から2番目の「特別警戒」から、1段階下の「警戒」に引き下げた。警戒になるのは8月15日以来、38日ぶり。同21日から高知市内の飲食店などに行っている営業時間短縮要請は予定通り9月26日で終了するが、会食は27日以降も「4人以下、2時間以内」とするよう求める。

7月下旬に始まった県内「第5波」は8月中旬に急拡大。同25日に1日当たりの感染発表者数が100人を超え、27日からは初めて「まん延防止等重点措置」が適用された。

9月上旬から感染者が減少し、同22日時点の直近7日間の新規感染者数(50人)は前週(153人)の約3分の1に。病床占有率などの判断指標も特別警戒の水準を下回ったことからステージを引き下げた。

大豊町で薬用植物を試験栽培 高知県立牧野植物園と小林製薬、地域活性化にも協力

試験栽培される薬用植物
試験栽培される薬用植物

(高知新聞  2021 年 9 月 23 日掲載)

薬用植物を共同研究している高知県立牧野植物園(高知市五台山)と小林製薬(大阪市)は22日、長岡郡大豊町東部の東豊永集落活動センターに試験栽培を委託する協定を結んだ。住民が休耕田を生かし、整腸作用のあるオケラなど5品種を栽培する。県産植物で研究を充実させ、植物を生かした地域活性化にも協力する。

【今週のイチ押し】画家がコウゾ栽培に挑戦、原料不足知り一念発起 土佐市の中村さん 休耕田を活用

コウゾ畑となる休耕田と、栽培に乗り出した中村達志さん(写真はいずれも土佐市波介)
コウゾ畑となる休耕田と、栽培に乗り出した中村達志さん(写真はいずれも土佐市波介)

(高知新聞  2021 年 9 月 21 日掲載)

土佐和紙で絵画作品を制作する土佐市波介の画家、中村達志さん(54)がこのほど、和紙の原料となるコウゾの栽培を同市内の休耕田で始めた。製紙会社が原料不足に悩んでいると聞いて一念発起。「不安もあるが、新たなことに挑戦する楽しみが大きい」と張り切っている。

中村さんは追手前高校を卒業後、東京芸術大学、同大学院で日本画を学び、2002年に帰高。「地元の紙を使いたい」と、多くの作品で県内の製紙会社から購入した土佐和紙を使ってきた。

ところが1年ほど前、付き合いのある製紙会社から、和紙の原料である国産のコウゾが手に入りにくくなっていると聞かされた。

「原料が少なくなれば価格は上がり、もしかしたら紙の質は下がるかもしれない」と感じた中村さん。自宅近くで多くの耕作放棄地も目にしていたことから「休耕田の持ち主、製紙会社、和紙を使う画家の自分。全員がウィンウィンの関係になるんじゃないか」と今年、休耕田でのコウゾ栽培を決意した。

家庭菜園の経験はあったものの本格的な農業は初めてで、図書館でコウゾなどに関する本を借りて勉強。紙すき職人らから「地元に生えているコウゾを使うのが一番いい」とのアドバイスももらい、近所のコウゾを挿し木に使うことを決めた。

そして今月、自宅近くで約500平方メートルの休耕田を確保。現在は自宅の鉢で20センチほどのコウゾを育てており、しっかり根付いてから畑に移す予定だという。

並行して畑の草刈りや土壌改良にいそしむ中村さん。「まだまだ試行錯誤の段階。製紙会社にコウゾを持っていくのが何年後になるか見当もつかない」。それでも、和紙の原料を苦労して栽培することで「画家として制作時の真剣さが変わる」と考えている。

自分だけでは知識不足といい、コウゾ栽培のアドバイスをもらえる経験者を探している。問い合わせは中村さん(090・6198・7376)へ。(山崎友裕)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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