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高知市で「こせいにあわせた くふう展」(高知 蔦屋書店)|世界自閉症啓発デーのイベント。発達に特性のある人への視覚支援を紹介します

高知市で「こせいにあわせた くふう展」(高知 蔦屋書店)|世界自閉症啓発デーのイベント。発達に特性のある人への視覚支援を紹介します

発達に特性のある人への視覚支援を紹介する「こせいにあわせた くふう展」が 2023 年 4 月 2 日(日)、高知市南御座の「高知 蔦屋書店」で開かれます。

4 月 2 日の「世界自閉症啓発デー」のイベント。自閉スペクトラム症(自閉症)など特性のある子どもの保護者や支援者が学ぶプログラム「アーリーバードプラス」を受講した有志が初めて企画しました。

会場では、保護者や支援者が工夫した視覚支援を紹介。クイズも取り入れながら、ユニバーサルデザインを考えます。

おしゃべりなども楽しめます。

(記載されている内容は 2023 年 3 月 22 日時点のものです)

4 月 2 日(日)は高知市の中央公園でも啓発活動が予定されています。詳しくはこちら

イベント概要

イベント名 こせいにあわせた くふう展
運営 主催:「こせいにあわせた くふう展」実行委員会 共催:TOMOはうす
開催期間 2023 年 4 月 2 日(日)
開催場所

高知 蔦屋書店・2 階ミニギャラリー(高知県高知市南御座 6-10)

電話番号 090-6285-8333(浜田さん)
利用時間

10:00~15:00

ご利用方法

どなたでも入場できます。無料です

駐車場

あり

URL http://tomohouse2012.web.fc2.com/

詳細情報

「自閉症を正しく知ってほしい」。アーリーバードプラスを受講した保護者らが企画しました

「こせいにあわせた くふう展」は、アーリーバードプラスを受講した保護者らが「自閉症のことを正しく知ってほしい」と企画しました。

アーリーバードプラスとは、イギリス自閉症協会が開発したプログラム。発達障害の特性を理解し、よりよいコミュニケーションを図り、問題行動を未然に防いだり、対処したりする方法を身に付けます。

実行委員長の浜田聖一郎さんは、高知県内で活動する「TOMOはうす」が 2019 年に初めて開いた講習を受けました。「自分の気持ちを相手に伝えるのが難しい」という特性のあるわが子に、気持ちを 10 段階で表すグッズなどを取り入れました。

「気持ちを言葉では伝えにくいけれど、数字を指さしたら伝えられる。視覚支援を使えばコミュニケーションを取りやすくなり、生きやすくなると実感しました」

実行委員会が準備を進めています
実行委員会が準備を進めています

TOMOはうすによると、これまでに 70 人以上がアーリーバードプラスを受講しました。「こせいにあわせた くふう展」では受講した保護者や支援者が作成し、生活に取り入れてきた視覚支援グッズを展示します。

さらにクイズも取り入れ、楽しみながら特性への理解を深めていきます。

会場ではクイズを通して、特性への理解を深めます。足つぼマッサージ器が役に立つ?
会場ではクイズを通して、特性への理解を深めます。足つぼマッサージ器が役に立つ?

「駅の表示や『TO DO リスト』など、視覚支援は私たちの身近にあり、決して特別なものではありません」と浜田さん。

「個性に合わせた工夫を実際に見てもらい、特性のある人に分かりやすい支援はみんなに便利なユニバーサルデザインだと知ってもらえたらと思います」

 

ココハレでは「発達障害」で、専門家へのインタビューなどを紹介しています。

【ココハレインタビュー】TOMOはうす代表・久武夕希子さん|発達障害の子どもや家族、支援者をサポートしています

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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