息子誕生、父0歳。育休なめてました、ごめんなさい |「理想だけは一人前!新米パパ記者の子育て奮闘記」①
初めての子育てにあたふた!30代新米パパ記者の育児コラム

ココハレ編集部員で、 7 月に第 1 子の長男が誕生した新米パパ・板垣がお届けする子育てコラムです。育児休暇取得から現在まで、初めての子育てに「理想」と「現実」の間で奮闘する様子をお届けします。
2026 年 7 月に長男が生まれ、初めての子育てがスタート!と同時に、1 カ月の育休も始まりました。仕事を休んで育児に専念できる育休を、私は「家でのんびりしながら育てていける休暇」だと思っていました。
「育休の間に読めなかった本でも読もうかな」。その本を 1 ページも開くことなく終わるとは、このときの私は知る由もなかったのです。
さっき替えたよね? 何も知らないパパの大誤算
新米パパには、育児を始めるまで気付かないことがたくさんあります。私の場合、その筆頭がおむつ交換でした。
「おむつなんて朝昼晩くらいでしょ?」
育休前の私はそう考えていました。今思えば、遊園地の地図だけ見て「全部のアトラクション回れそうだな!」と言っているくらい甘い見通しです。
出産から約 1 週間後、息子を連れて妻が帰宅。早速「パパ、おむつ替えてね!」と人生初ミッションが与えられました。
「テープが緩すぎるよ」「ギャザーは外に出さないと」。おむつの前後を間違えそうになりながらも、入院中に完璧に覚えてきた妻の手助けで何とかはかせることができました。
ところが息子は、そんな新米パパの達成感などお構いなし。「これでひと安心」と思っていた矢先、交換のサインであるおむつの黄色の線がすでに青色になっていました。
替える。
↓
終わったと思う。
↓
また出る。
↓
替える。
↓
今度こそ終わったと思う。
↓
また出る。
生後間もない息子はこの単純な作戦を延々と繰り返してきたのです。
何度目かの攻防の末、息子は新たな一手を繰り出しました。そう、ウンチです。
「これはどう処理するのが正解なんだ?」
対応に苦慮していると、その隙を突くようにオシッコがピューン。どうにかウンチを拭き終えた直後の出来事でした。
おむつを替えているのか、息子に翻弄されているのか。当の本人はどこか満足そうな表情。完全に息子のペースです。
赤ちゃんは泣くもの、おむつは何度も替えるもの。世の親たちにとっては常識なのでしょう。最大の誤算だと思っていたのは、どうやら私だけだったようです。
「授乳以外全部」は簡単ではない
おむつ交換の現実を知ってまもなく、もう一つ思い知らされたことがあります。
「授乳以外全部やるよ」
育休前の私は、なかなか頼もしいことを言っていたと思います。
結婚前は 7 年ほど一人暮らしをして、家事は一通りできます。
ところが、育児中の家事は私の知っているそれではありませんでした。
ある日の夕方、「今日はカレーにしよう」と台所に立ったときのことです。
タマネギを切り始めたところで息子が泣き出しました。
ミルクを飲ませて戻ると、今度はおむつ交換。
ようやく再開したと思ったら、次は吐き戻しで服のお着替えです。
これはカレーを作っているのか、育児の合間にカレー作りを挟んでいるのか。午後 6 時に作り始めたカレーが完成したのは午後 9 時過ぎでした。
「赤ちゃんは家事のタイミングを待ってくれない」。考えれば当たり前のことですが、新米パパにはなかなか衝撃的でした。
掃除、買い物、料理に洗濯。その合間にミルク、おむつ交換、沐浴、着替えが次々と入ってきます。
魚を焼けば焦がし、洗濯機を回したつもりがスイッチを押し忘れている。
全ての家事が終わるのは、だいたい夜 10 時ごろ。もちろん、読みたかった本を読む余裕などありません。
「授乳以外全部やるよ」
あの日の私に一つだけ教えてあげたい。
「”以外”の範囲、思ったより広いぞ」
それでもママに比べれば…
育休を取って初めて知ったことは数え切れません。その中でも最大の発見は、育児に「ちょっと一息」が存在しないことでした。
特に最初の 1 カ月は慣れないことばかり。おむつを替えたと思ったらミルク、ミルクが終わったと思ったら抱っこ。頭の中は常にやることがいっぱいで、自分の時間なんてほとんどありませんでした。
それでもパパの大変さを声高に叫べないのは、産後ママのリアルを知ったからです。
妻は出産で体力を使い果たしているはずなのに、息子が泣けばすぐに起きていました。 3 時間おきの授乳は昼も夜も関係ありません。ようやく眠れたと思ったら、もう次の授乳時間が近づいている。そんな毎日です。
体はまだ本調子ではない。それでも赤ちゃんのお世話は待ってくれない。そんな姿を間近で見ていると、「大変だ」と言う前に「すごいな」が先に出てきます。
もちろん、感心しているだけでは戦力になれません。オムツを替え、ミルクを作り、抱っこして、またオムツを替える。そんな日々を積み重ねるうちに、少しずつ父親になっていくのかもしれません。
私自身はまだまだ新米パパ。取材で言えば、ようやく現場に配属された新人記者といったところでしょうか。
引き続き育児という最前線で取材を続けながら、次回は「抱っこして寝たはずなのに、置いた瞬間に起きる現象」にも迫りたいと思います。
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