朝ご飯に30分以上かかる問題、ついにクリアしました!|「ママと記者やってます」⑭
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。
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「もういいか」と諦めた先に…!
1 年あまりにわたり、5 歳長女の懸案事項だった「朝ご飯に 30 分以上かかる問題」。平日朝の支度を滞らせ、私のイライラのもととなっていましたが、ついにクリアしました!
時間がかかる理由はその日によって違います。単にぼーっとしている日もあれば、おしゃべりに夢中になる日もあります。やたらと妹の世話を焼きたがる日もあります。「早う食べなさい!」とせかすと、長女は反発します。
悩みながら、いろいろ試しました。
- 30 分早く起こして目を覚まさせ、朝ご飯の時間も早めて 30 分の時間を確保する
- 「ゆっくり食べてもいいけど、30 分以内にしてほしい」とお願いし、時計の針を見ながら目安を伝える
- 大好きな「おみそ汁ご飯」ができるように、毎朝おみそ汁を作る
- ダラダラしている間はスルーし、食べた瞬間に「食べたね」と褒める
- 8 時までに朝ご飯、歯磨き、お弁当の用意が終わったら、カレンダーにシールを貼る
しかし、どうもうまくいきません。「もういいか」と諦めていたら、“奇跡”が起きました。
4 月になって、自分なりに時計を見ながらご飯を食べるようになりました。終わると、「歯磨きめんどくさい」と言いながらも洗面所へ。8 時までに終わるたびに、シールを貼っていきました。気付けば、4 月はパーフェクト!「見て!全部貼ったで!」「○○(長女の名前)ってすごいよねぇ!」と得意そうに喜ぶ長女と一緒に、達成感を味わいました。
と言っても、この間、私は「長い針が 9 になったで」などと目安を伝えただけです。親は「こうしてほしい」「こうなってほしい」と子どもに願います。あれこれ先回りして手を焼き、うまくいかないとイライラしてしまいますが、手助けをしつつ、結局は子どもが成長するのを待つしかないのだと感じたことでした。
そして 5 月。長女は早くもシール貼りに飽きたようです。「今日はいいや」とやる気のない日はありますが、時間の感覚は何となく身に付いたようで、朝ご飯に 30 分以上かかることはなくなりました。「時間はかかったけれど、いろいろ試して頑張ったね、私」とこっそり自分を褒めています。