【随時更新】アンパンマンの作者・やなせたかしさん夫妻がNHK朝ドラのモデルに!「あんぱん」が2025年春から放送です

アンパンマンの絵本が誕生して 50 周年という節目の年に、ビッグニュースが届きました。アンパンマンの作者・やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんが朝ドラのモデルになります。
2025 年春から始まるNHKの連続テレビ小説は「あんぱん」。暢さんをモチーフにしたヒロイン・朝田のぶが、一つ年下の柳井嵩(やないたかし)を引っ張り、励まし、アンパンマンにたどり着くまでを描くそうです。
牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」に続く、高知が舞台の朝ドラ。楽しみですね。
この記事では「あんぱん」の情報を随時ご紹介していきます。
※ 12 月 1 日更新。「あんぱん」の制作統括・倉崎憲さんが高知を訪れ、「あんぱん」をPRしました。
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やなせさん夫妻、朝ドラに NHK 25年春「あんぱん」 アンパンマンへの道描く
(高知新聞 2023 年 10 月 21 日掲載)
「アンパンマン」を生んだ香美市出身の漫画家、やなせたかしさん(1919~2013年)、小松暢(のぶ)さん(1918~93年)夫妻をモデルにした連続テレビ小説が2025年春に始まる。タイトルは「あんぱん」。NHKが20日発表した。牧野富太郎博士をモデルとした今年の「らんまん」に続き、高知が熱く盛り上がる。

あんぱんは朝ドラ112作目で、暢さんをモチーフにしたヒロインは「朝田のぶ」、やなせさんは気の弱い一つ年下の「柳井嵩(やない・たかし)」。戦前から戦後にかけた激動の時代を、はちきんののぶが嵩を引っ張り、励まし、逆境や失敗を乗り越えて、アンパンマンにたどり着くまで描く。

脚本は朝ドラ「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」を手掛けた中園ミホさん。戦後80年を迎える年の放送に「2人が最も輝いていたはずの青春期、戦争が始まりました。やなせさんはたった一人の弟を戦争で亡くしました。戦場にも日本中にも飢えて死にそうな人があふれていました」「だからこそ、晩年になってアンパンマンを描かずにいられなかったのだと思います」とコメントし、当初は「まるで人気がなかったアンパンマンですが、たった一人、暢さんだけは応援し続けたのです」とヒロインへの思いを寄せた。
NHKは「生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語をお届けします」。ドラマは来年秋にクランクイン。ヒロインはオーディションで決める。
高知を舞台とした朝ドラは1988年の「ノンちゃんの夢」、今年の「らんまん」に次いで3作目。(村瀬佐保)
2023 年は、アンパンマンの絵本が誕生して 50 周年という節目の年です。長く読み継がれてきたアンパンマンシリーズの魅力について、作者・やなせたかしさんの言葉から振り返りました。
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