子育て
アイコン:子育て

行川学園で認知症について学んだよ!|週間高知の子どもニュース(2021年12月11~17日)

もうすぐクリスマス。高知市の高須幼稚園の園児たちが高知東署の玄関に登場した交通安全クリスマスツリーに紙で作ったパトカーや道路標識を飾り付けました。

高知市の義務教育学校「行川学園」では「認知症サポーター養成講座」が開かれました。3~6 年生が専門医から認知症の知識や接し方を学びました。

2021 年 12 月 11 ~ 17 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

高知東署に交通安全クリスマスツリー 高須幼稚園の13人

(高知新聞 2021 年 12 月 12 日掲載)

高知東署(高知市大津乙)の玄関に10日、交通安全クリスマスツリーが登場した。

この日、高須幼稚園の13人が、サンタクロースに扮(ふん)した署員らに抱えてもらい、紙で作ったパトカーや道路標識をツリーに飾り付け=写真。「まふらがほしい」などの願い事を記した飾りも掛けた。

田上維路ちゃん(6)は「道路は手を上げて渡る。自転車に乗るときはヘルメットしちゅう」と元気に話していた。ツリーの展示は25日まで。

認知症「気持ち理解を」 行川学園でサポーター養成講座

寸劇を通して認知症の人への対応法を学ぶ児童たち(高知市の行川学園)
寸劇を通して認知症の人への対応法を学ぶ児童たち(高知市の行川学園)

(高知新聞 2021 年 12 月 16 日掲載)

高知市行川の義務教育学校「行川学園」で14日、認知症サポーター養成講座が開かれ、3~6年生の17人が専門医から認知症の知識や接し方を学んだ。

行川地区の高齢化率は約5割で、同市平均(約3割)より高い。同校の児童生徒は2016年から講座を受けており、今回初めて高知市医師会の医師が講師を務めた。

高知鏡川病院の大久保晃副院長が、認知症の種類や予防法を説明。接し方については、せかしたり否定したりしないことが大事とし、「認知症の人はいろんな行動を取るが、その人にしか分からない理由がある。気持ちを分かって味方になってあげて」と呼び掛けた。

その後、寸劇を通して道に迷っている高齢者に対応するポイントを学習。児童らは「一緒に行きましょうか?」と優しく声掛けしていた。

子どもたちは「対応方法が分かったので困っている人がいたら助けたい」「おじいちゃんやおばあちゃんに予防法を教えたい」と話していた。(石丸静香)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

関連するキーワード

LINE公式アカウントで
最新情報をチェック!

  • 週に2回程度、ココハレ編集部のおすすめ情報をLINEでお知らせします。

上に戻る