【パパ・ママリサーチ】2024年お年玉事情|親からお年玉をあげる?金額の傾向は?貯金の方法は?お父さん、お母さんに聞きました
クリスマスが終わり、間もなくお正月。お年玉の準備をしなきゃ…という時季となりました。
お年玉で気になるのが、金額やお金の管理。「親から子どもに渡しているか」は家庭で異なります。
ココハレの「パパ・ママリサーチ」で最新のお年玉事情を調査しました。
ココハレのお年玉リサーチは 2020 年に続いて 2 回目です。
リサーチは 2023 年 12 月 5~10 日、ココハレLINE公式アカウントのお友だちの皆さんを対象に行いました。103 人(女性 98 人、男性 5 人)から回答がありました。ご協力ありがとうございました。
【お年玉、親から渡してる?】「自分が親からもらっていたか」で分かれます
まずは「親から子どもにお年玉を渡しているか」について。
「親からは渡していない」が最も多く、64.1 %。「親からまとめて渡している」が 28.2 %、「親から別々に渡している」が 7.8 %でした。
親からお年玉を渡しているかどうかは、お父さん、お母さんの経験が影響しています。
- 祖父母、親戚からもらうので、親からはあげていません。自分も両親からもらったことがないので、「お年玉は祖父母、親戚からもらうもの」という認識のままです( 31 歳お母さん、子ども年少~年長)
- 親からお年玉をもらったことがなく、祖父母や親戚からもらうのが普通だと思っていた。親から子へ渡す発想がなかった( 38 歳お母さん、子ども小学 3、4 年)
「子どもがまだ小さいから渡していない」という人もいます。
- まだお金の価値が分からず、食べてしまう恐れもあるので、お金は幼稚園に上がってからです( 37 歳お母さん、子ども年少未満)
「お金以外のもの」というアイデアも寄せられました。
- 週に 1 回、その週のお菓子代として電子マネーで渡しています( 41 歳お母さん、子ども小学 1、2 年)
- お金はまだ自分で管理できないため、少額のお金やプレゼントなど、くじ引きや別の方法で渡しています( 37 歳お母さん、小学 1、2 年)
親からお年玉をもらっていなかった人は、わが子にも渡していないようです。お年玉って、その家庭の習慣が受け継がれていくものなのですね。
【親から子に渡すお年玉】金額はバラバラ!「年少~年長」は「3000円~5000円未満」が最多
続いて、「親から子どもにお年玉を渡している」という人の金額について聞きました。
親からのお年玉の金額は、ご家庭によってバラバラ。年少児から年長児は「 3000 円~ 5000 円未満」が多い傾向でした。
- 年齢× 500 円で計算しています。きょうだいで金額が違う場合、この方法が一番公平だから( 38 歳お父さん、3000 円~ 5000 円未満)
- 半分貯金、半分お正月のおでかけ時に使えるくらいの金額だといいかなーと( 27 歳お母さん、 3000 円~ 5000 円未満)
- 最初 1 万円を毎年…と思って渡していましたが、周りから「多くない?!」と言われ、ひとまず小さいうちは 5000 円にしました( 39 歳お母さん、5000 円~ 7000 円未満)
小学生以上になると金額が増えるかというとそうでもなく、「 3000 円~ 5000 円未満」「 5000 円~ 7000 円未満」という傾向です。
金額を決めるのは難しく、周囲とのバランスもあり…。「親戚で金額を決めている」という人もいました。基準があると分かりやすいですね。
- 「小学生は 3000 円」と自分のきょうだい間で決めています( 37 歳お母さん、子ども小学 5、6 年)
- 「小学生は 2000 円」「中学生は 3000 円」「高校生は 5000 円」と親戚内で相場が決まっています( 46 歳お母さん、子ども高校生以上)
- 友達家族とお年玉の交換をするため、同額となるように「小学生は 3000 円」「中学生は 5000 円」「高校生は 1 万円」と決めて、わが子にも同じ額を渡しています( 49 歳お母さん、子ども高校生以上)
お年玉が“アトラクション”になっているご家庭も!
- 金額は年齢で決めています。でも、今年はきょうだいでくじ引きにして、金額を決めようと思っています( 40 歳お母さん、子ども高校生以上)
これはお正月からドキドキ、盛り上がりそうです!
【貯金の方法】貯金派が82%。「全額子どもに渡す」という人もいます
子どもがお年玉をもらっている人に合計金額を聞くと、「 1 万 5000 円~ 2 万円未満」と「 2 万円以上」の回答が多くなりました。お金の管理は?
最も多いのが「貯金する」で 82 %。このうち、「全額貯金する」という人が 45.1 %、「一部を使って残りを貯金する」という人が 54.9 %でした。
一部を使って残りを貯金するという人の方法はさまざまでした。
- 端数だけおもちゃ屋さんで使って、残りは貯金( 32 歳お母さん、子ども年少~年長)
- 半分は子どもが 1 年間で好きなように使って、半分は貯金( 41 歳お母さん、子ども小学 1、2 年)
- お年玉の中で、子どもが欲しい物を一つ買って、残りは子ども名義の通帳を作って貯金。自分の通帳に喜んで、そこから貯金の意味が分かってきました( 46 歳お母さん、子ども小学 3、4 年)
- 親戚などからのお年玉は全額貯金。親からのお年玉のみ、普段のお小遣いとして財布に入れます( 39 歳お母さん、子ども小学 1、2 年)
子育ては何かとお金がかかります。子どもがまだ小さいうちは、必要経費に回しているという家庭もあります。
- 子どもの必要な買い物に全額使いました。チャイルドシートや洋服、靴など( 30 歳お母さん、子ども年少~年長)
- 今はもらう金額が少ないため、そのまま親の財布行きです。子どものおやつなどに使っています( 28 歳お母さん、子ども年少~年長)
年齢が上がると、「子どもに全額渡す」が増えていきます。1 年間のお小遣いとして計画するなど、お金の使い方を親子で考えています。
- 子どもと使い道を考えます。欲しい物を自分で考えて、好きな使い方を選ばせています( 39 歳お母さん、子ども 3、4 年)
- 1 年間のお小遣いにしています。お祭りや漫画、友達の誕生日のプレゼントなどに使用。お年玉をもらったら手帳に記入して、1 年間の予算を組みます( 37 歳お母さん、子ども小学 5、6 年)
お年玉リサーチ、いかがでしたか?子どもたちが 1 年で一番お金をもらう機会。お金の価値や使い方について親子で話してみてもいいですね。