ラッピング電車「にゅーすけ号」がとさでん交通に登場!|高知の路面電車と高知新聞の120周年を記念。1年間、高知を走ります!
高知新聞社のマスコットキャラクター「にゅーすけ」が描かれた路面電車「にゅーすけ号」が、とさでん交通に登場しました。
とさでん交通の路面電車開通 120 周年と、高知新聞の創刊 120 周年を記念して誕生したラッピング電車で、高知の街を 1 年間走ります。
5 月 1 日には近くの潮幼稚学園の園児たちを招き、出発式が行われました。
にゅーすけ号の運転席には顔と尻尾が描かれ、とってもキュート!ぜひ探してくださいね!
目次
高知の路面電車と高知新聞は同い年!1904年に生まれました
高知で路面電車の運行が始まったのは 1904 年 5 月 2 日です。
1904 年は明治 37 年。日露戦争が始まり、歌人・与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」が発表された年です。
当時の路線は「堀詰―グランド通」と「梅ノ辻―桟橋通」。高知の軌道は現役の路面電車では、日本で最も古いそうです。
高知新聞は 1904 年 9 月 1 日に創刊。板垣退助が創立した政治結社「立志社」の機関紙の流れをくんで生まれました。
ともに 120 周年を迎えた 2024 年、にゅーすけ号は誕生しました!
にゅーすけがどーんと描かれました!運転席にもご注目!
にゅーすけは、高知新聞社のマスコットキャラクター。土佐闘犬がモデルで、顔はペン先の形をしています。
今回のラッピング電車「にゅーすけ号」は、にゅーすけの洋服の色に合わせて青色のカラーとなりました。
制作中の様子がこちら。
完成した電車がこちら!
車体は左右でデザインが異なります。
正面にはにゅーすけの顔、反対側にはしっぽが描かれました。
潮幼稚学園の年中児さん、年長児さんを招き、出発式が行われました
とさでん交通桟橋車庫で 5 月 1 日、にゅーすけ号の出発式が行われました。
近くの潮幼稚学園の年中児さん、年長児さんが参加。にゅーすけ号をお祝いしてくれました。
出発式では高知新聞社の中平雅彦社長が「高知新聞は 9 月 1 日に 120 回目のお誕生日を迎えます。読んでくださる皆さんに『ありがとう』の気持ちを込めた、にゅーすけ号です」とあいさつ。
「皆さんに第 1 号で乗っていただきますね」と伝えると、「やったー!」「京都に行きたい!」「アメリカも!」。元気いっぱいの園児たちでした。
とさでん交通の樋口毅彦社長は「高知新聞と路面電車、共に 120 歳をお祝いできるのはすごいことです」。
「150 周年、180 周年と一緒にお祝いできればと思います。皆さんの中から、高知新聞、とさでん交通で働く人が出てきてくれたらうれしいです」と呼びかけました。
テープカットが行われ、園児の代表も参加。式典後は、早速、にゅーすけ号に乗車しました。
桟橋車庫から高知駅までを貸し切りで往復しました。
とさでん交通の担当者さんによると、にゅーすけ号は「後免町―伊野」を主に運行するそうです。
「東西の路線が主になるので、高知駅前から桟橋通五丁目の南北で見かけた方はレアですよ」。5 日に 1 回は検査でお休みだそうです。
にゅーすけ号でイベント続々!お楽しみに!
にゅーすけ電車の出発を記念し、高知新聞社の 120 周年事業「高知新聞HAPPYプロジェクト」ではさまざまな企画を展開していきます。
5 月 1 日(水)~ 31 日(金)はSNS写真投稿キャンペーンを実施。高知の街中を走るにゅーすけ号の写真を、インスタグラムやXに投稿してください。
抽選で 10 人に、路面電車の 1 日乗車券とオリジナルグッズをプレゼントします。詳しくはこちら
5 月 3 日(金・祝)にとさでん交通桟橋車庫で開かれる「電車の日イベント」では、オリジナル電車を作るペーパークラフトや新聞バッグを作るワークショップが開かれます。
【2024年】高知市で「電車の日イベント」(とさでん交通桟橋車庫)|電車綱引き大会、写生会、スタンプラリー、電車ペーパークラフト…イベント盛りだくさん!