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好き嫌いは「調理を工夫」「楽しく」「無理強いしない」|「あの手 この手 教えて!」②

好き嫌いは「調理を工夫」「楽しく」「無理強いしない」|「あの手 この手 教えて!」②

お父さん、お母さんから寄せられた子育てアイデアを紹介します

子育てで困った時、「他のお父さん、お母さんはどうしてるのかな?」と聞いてみたくなりませんか?

「あの手 この手 教えて!」では毎回テーマを決めて、LINEで募集した子育てのアイデアを紹介します。

第 2 回は「好き嫌いにどう対応していますか?」。調理を工夫する、楽しく食べる雰囲気をつくるなど、ご家庭での工夫が集まりました。「無理強いしない」こともポイントです。

 

今回のテーマ「好き嫌い」については、「緑の野菜を食べない」「お肉や魚を食べない」「子どもが喜んで食べる方法が知りたい」という質問がココハレに寄せられました。アイデアの募集は 2021 年 3 月 5 ~ 12 日に行いました。

嫌いな食材は?野菜、お肉、キノコ、魚…

まずはお子さんの好き嫌いの傾向から。野菜が多いですが、多岐にわたっています。

・4 歳の頃からしいたけ、ピーマン、グリンピース、ナス、カボチャが嫌い( 32 歳お母さん)

・3 歳頃はピーマン、ナス、ニンジンなどの野菜。6 歳の現在はキノコ類( 46 歳お母さん)

・白菜、ナス、ちくわ( 42 歳お母さん、子ども 3 歳)

バナナが苦手。ヨーグルトに混ぜても食べない( 42 歳お母さん、子ども 2 歳)

・イヤイヤ期には白米、うどん、豆腐以外は食べませんでした( 32 歳お母さん)

・魚。6 歳頃から 9 歳になった今も。骨が口の中に刺さり、トラウマになったみたい( 42 歳お父さん)

・チキンライス、ナポリタンなどトマト系の味が強い食べ物( 30 歳お母さん、子ども 1 歳 9 カ月)

 

好き嫌いは特定の食材だけではありません。見た目なども影響します。

・見た目が「おいしくなさそう」って思われた時( 32 歳お母さん)

知らない物は食べない( 37 歳お父さん、子ども 4 歳)

・食べず嫌いもありますが、口の中で食べ物が混ざるのが嫌で、1 種類ずつ食べます( 48 歳お母さん)

刻んで、混ぜて、味付けを変えて

嫌いな食材は刻んで、混ぜて、味付けを変えて…。お子さんに「何とか食べてもらいたい」と工夫しています。

・嫌いなピーマンをハンバーグに入れて、好きな形に。自分で作ったものだと、よく食べてくれた( 39 歳お母さん)

味付けを変えたら食べることもあります。「食べた!」という実感がないので、細かくは刻まず、形や色が分かる状態で工夫します( 36 歳お母さん)

・ご飯が好きだったので、ひたすらチャーハン。お肉、おじゃこ、干物。野菜はこれでもかとみじん切り( 32 歳お母さん)

・葉物野菜を食べないので、野菜たっぷりのチヂミ。ニンジンやサツマイモ、コーンなど甘みのある野菜も一緒に入れると、大喜び( 33 歳お母さん)

・肉類が嫌い。ミンチを使う、国産の高級肉を食べさせてみる…など一通り試しましたが、無理でした( 30 歳お母さん)

一口サイズのおにぎりの中に入れる。スープに溶かす( 39 歳お母さん)

・ブロッコリーをゆでていましたが、時短のため、シリコンスチーマーに入れて電子レンジで加熱したところ、息子が「トウモロコシでみたいでおいしい」。嫌いな食材はいろんな調理方法で試すことにしています( 46 歳お母さん)

「おいしそうに食べる姿を見せる」「嫌いな食材役になる」「無理強いはしない」

調理以外にも、大人が食べる姿を見せたり、嫌いな食材役になったり。子どもが「食べてみようかな」という気分になるように盛り上げています。

・大人がおいしそうに食べている姿を見せると、「自分も食べたい!」ということが多かったです( 2 歳 5 カ月の子どものお母さん)

・「最後に好物を残して口直ししたらいいよ」とアドバイスしている( 32 歳お母さん)

・好き嫌いがなくなる絵本「たべてあげる」を読み聞かせ。少しホラーチックですけど、うちの子には効果てきめんでした!( 37 歳お母さん)

・嫌いなトマトにせりふをつけて、「ぼく、トマトです!よろしくね!お口の中にいれておくれよ~、え~んえ~ん」と楽しませると食べた( 32 歳お母さん)

・私が嫌いな食べ物役に。「あたし、ピーマンのピー子♥今からあなたのお口の中にジャンプしマース」とか言って食べさせてました( 46 歳お母さん)

・食べ物の栄養素や、体の中でどう役立つかを語りました( 32 歳お母さん)

・残したまま「ごちそうさまでした!」と終わらせようとするので、あと 3 回だけ!と言って大人が口まで運んでいます( 36 歳お母さん)

・「おいしいのに~!」「お母さんが一生懸命作ったがやき食べてや~!」などと言葉巧みに声がけ。魚はさばく前に見せたら、「スゲェ~!」と盛り上がりました。凶と出るとやっかいですが( 40 歳お母さん)

・お皿を替えたり、ピックなどで華やかに盛り付けたり。一番効果があったのは、子どもの好きなぬいぐるみを使っておしゃべりして食べてもらう( 36 歳お母さん)

・「仮面ライダーになれるよ!」「かっこよくなれるよ!」「これ食べたらお菓子OK!」( 41 歳お母さん)

一口食べたら称賛して、口の中へ「飛行機ブーン」で入れて、食べたら称賛( 48 歳お母さん)

子どもがその野菜のどういうところが嫌いかを聞ける年齢になってからは、嫌いなところが気にならない状態で出しています( 34 歳お母さん)

 

いろいろ試してみたけれど、うまくいかない場合ももちろんあります。最終的には「無理強いしない」という人が多数でした。

嫌いなら食べなくていい( 41 歳お母さん)

・「そのうち、食の好みは変わる!」と特に無理して食べさせることはしていません。保育園で困らないように、ちょっとずつ食べる練習をしています。母のストレスにならない程度に(笑)、「まぁ、いっか」の精神で( 38 歳お母さん)

・あれこれ手は尽くしましたが、最終的には食べるものをあげることにしました。食べている以上、死にはしませんし、いつか食べる日が来るかもしれない。幼稚園では少しずつ給食を食べ始めているそうなので、外で頑張っている分、家ではいいかなぁと( 39 歳お母さん)

・「頑張ってみよう?」と声がけして、それでも食べない時は諦める( 29 歳お母さん)

・好きなものに混ぜておいしく食べられなくなるのはかわいそうなので、栄養は食べれるもので補うようにしています。( 37 歳お父さん)

 

食事は体をつくるもと。好き嫌いが多いと栄養面などが気になりますが、「食べる時が来たら食べる」と肩の力を抜くくらいがちょうどいいようです。お子さんのペースに合わせて、対応してみてください。ご意見をお寄せくださったお父さん、お母さん、ご協力ありがとうございました!

お父さん、お母さんの“好き嫌い対応レシピ”

“好き嫌い対応レシピ”では「子どもが大好きなハンバーグやカレーに混ぜて、見た目や色を分からなくして出す」「ケチャップ、ウスターソース、しょうゆなどで少し濃いめの味付けにする」という意見が多かったです。以下のレシピも参考にしてみてください。

【野菜】

  • 何でも細かく刻んで焼き飯に入れると、存在に気付かず食べてくれます。鶏ガラスープで下味を付けるといい感じ
  • 肉で巻く
  • そのまま揚げてお菓子に
  • 蒸して甘みを出す
  • 豆腐と鶏肉に野菜を細かく刻んで入れて焼くと、よく食べる
  • お好み焼き、炊き込みご飯、カレーライス、かき揚げ
  • 野菜グラタンにすると、苦手な野菜も食べる。チーズやミートソース、トマトソース系も野菜の微妙な苦みを消してくれる
  • ホットケーキミックスに混ぜて焼く

【ピーマン】

  • ニンジンと一緒にごま油、砂糖、しょうゆで炒めたところにちりめんじゃこ、すりごま、かつお節を追加して水分を飛ばす
  • 苦いのが苦手なようだったので、きんぴら風に甘辛く炒めました
  • 塩昆布和え
  • ピザソースとチーズでピザ風の味付けはテッパン

【ブロッコリー】

  • ラタトゥイユにすると、割と何でも食べます
  • ブロッコリーとツナのマヨネーズ和え(塩こしょう少々)。マッシュして牛乳で伸ばす

【トマト】お砂糖をかけて混ぜておくと、フルーツトマトみたいになっておいしく食べられます

【魚】

  • 細かくほぐしてご飯に混ぜて、おにぎり
  • しょうゆベースの味付けが好きみたいなので、魚は照り焼き。お砂糖としょうゆで少し濃いめの味付けに
  • 刺身くらいに薄く切って揚げる
  • 豆腐ハンバーグに白身魚を混ぜる
  • クリームシチューに鮭を入れる

【お肉】

  • ミンチをそぼろ丼にする
  • 餃子の皮で包むと、宝探し気分で食べてくれました

 

小児科医・吉川先生より「最低限の栄養が確保できていれば大丈夫」

吉川清志先生
何とかしようといろいろと試されていて、『さすがお父さん、お母さん、頑張ってるね』と思います。
好き嫌いは時が経過すれば、あるいは保育園や幼稚園 に行くようになると、だんだんと解消していきます。
誰にでも嫌いな食べ物はありますので、「少々の好き嫌いは気にしない」と覚悟してください。
最低限の栄養が確保できていれば、いいと思います。そうすると、気持ちが楽になると思います。
何事も解決できない状態に陥った時には、ゴールを変更すること、ハードルを下げることが大切です

 

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この記事の著者

門田朋三

門田朋三

5歳と2歳の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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