公園でも「密」を避けましょう
新型コロナウイルス予防の疑問「公園は利用していいの?」注意点をまとめました
新型コロナウイルスの感染が広がり、高知県内では多くの学校が休校になりました。保育園や幼稚園への登園自粛を求めている自治体もあります。浜田省司知事による外出自粛要請もあり、要請の解除後も不要不急の外出を控えているご家庭も多いと思います。
ただ、家の中でずっと過ごすのは子どもたちにとってつらいこと。気分転換できる身近な場所が公園ですが、「遊ばせていいの?」「遊具は利用していいの?」と迷っているお父さん、お母さんもいるのではないでしょうか。
そこで、新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議の提言などを基に、公園を利用する際の注意点をまとめました。
※ 2022 年 5 月 11 日、公園の休園情報を更新しました。
空いた時間、場所を選びましょう
新型コロナウイルスの感染を防ぐには、「密閉空間」「密集場所」「密接場面での長時間の会話や発声」の三つの「密」を避けることが大切だと言われています。
2020 年 4 月 22 日に出された専門会議の提言によると、公園は「密閉空間」ではありませんので、「一律に閉鎖すること」は呼び掛けていません。
ただ、レジャー施設や店舗などの閉鎖によって行き場所がなくなった結果、公園に人が集まり過ぎてしまい、やむなく閉鎖するということが全国的に起きています。
高知県内では現在、以下の公園が休園しています。
公園で遊ぶ際は、「密集場所」「密接場面での長時間の会話や発声」を避けることが大切です。専門家会議では「空いた時間、場所を選ぶ」ことを呼び掛けています。
人との接触を避けるため、例えば「人が少ない時間帯に近所の児童公園を利用する」「芝生のエリアが広い公園を利用する」などの対策が考えられます。ご家族に合った過ごし方を話し合ってみてください。
遊具は「密集」「密接」を避け、遊んだ後は手洗いを
公園に行けば楽しい遊具がたくさんあります。「遊んじゃだめ」と子どもを止めるのは難しいですね。
遊具の利用も、専門家会議ではっきりと禁止されているわけではありません。「人が密集すること」「密接した状態で会話をすること」が感染リスクを高めるので、避けるように提言しています。他のお子さんが遊んでいる時は近づかないようにしましょう。
他の注意点として、「体調不良時は利用を控える」「こまめに手洗いする」ことが求められています。遊具は不特定多数の人が触れていますので、遊具を触った手で顔を触らないようにしましょう。遊んだ後は公園内でしっかり手洗いし、家に帰ってからもう一度手を洗いましょう。
散策やボール遊びなど工夫して楽しみましょう
「密集」「密接」を避けて過ごすため、おすすめなのが公園内の散策です。県外には、他の子どもと接触しないように、家族でのボール遊びや縄跳びなどをすすめている自治体もあります。
ココハレでは高知県内の公園の情報について、新型コロナウイルスへの対応も加えてご紹介していますので、チェックしてみてください。
感染拡大を防ぐため、我慢の時間がもうしばらく続きそうです。「 3 密」を避けながら、親子で楽しいひとときを過ごしてください。