投票所は子連れOK!親子で行ってみませんか?|参議院徳島県・高知県選挙区補欠選挙、10月22日投開票です〈PR〉
参議院徳島県・高知県選挙区の補欠選挙が 2023 年 10 月 5 日(木)に告示され、10 月 22 日(日)に投票と開票が行われます。
選挙のたびに投票率の低さが指摘され、「政治に関心がない」とも言われる私たち子育て世代。ですが、「子育て中なので投票に行きづらい」という面もありますよね。
投票所は子ども連れでも入場OK!おでかけや買い物ついでに投票を済ませることもできます。ココハレ編集部が高知県選挙管理委員会で聞きました。
プレゼントキャンペーン「#選挙っていらないの」が 10 月 22 日(日)まで行われています。
(提供=高知県選挙管理委員会)
※記載されている内容は 2023 年 10 月 5 日時点のものです。
目次
今回、ココハレ編集部がお話を聞いたのは山岡啓史さん。高知県選挙管理委員会で選挙管理・執行業務や選挙啓発の仕事をしています。
もうすぐパパになるそうです!
【参院補選、どんな選挙?】前任の辞職に伴う「補欠選挙」です
10 月 22 日(日)に投開票が行われる選挙は「参院補選」。正式には「参議院徳島県及び高知県選挙区選出議員補欠選挙」です。参院選では合区選挙が行われていて、徳島と高知は一つの選挙区になっています。
今回は前任の辞職に伴って行われる補欠選挙。徳島と高知の新しい代表を決めます。
立候補者は高知県のウェブサイトで紹介しています。
【いつ投票する?】忙しい子育て世代には「期日前投票」がおすすめ
投票日は 10 月 22 日(日)。この日は高知県内の 34 市町村に計 890 カ所の投票所が設けられます。
投票所は、住民票の住所で決められています。告示後に市町村から送られてくる「投票所入場券」に記載されています。
投票できる時間は投票所によって異なります。
今回の選挙は 10 月の日曜日ということもあり、「学校や園の行事が入っている」「家族の予定がある」という方も多いのでは。
そういう人におすすめなのが「期日前投票」です。
期日前投票は告示日の翌日の 10 月 6 日(金)から、投票日前日の 10 月 21 日(土)までの間に行われます。期間は投票所によって異なります。
多くの市町村では、市役所や町村役場、公民館などで行われます。
高知市、土佐市、いの町ではスーパーなど、人が多く集まる場所でも行われています。
期日前投票のいいところは、住民票がある市町村の投票所なら、どこでも投票できるところです。しかも、手ぶらOK!
期日前投票では、「期日前投票宣誓書」にサインをします。入場券を持っていない場合は、受け付けで名前を伝えて本人確認ができればOK。「免許証など本人確認ができるものを持っておくと、よりスムーズに手続きが可能」とのことです。
入場券がなくても、思い立った時に投票できる!便利ですね。
投票日の当日に入場券を忘れた場合も、受け付けで名前を伝えてください。
【投票所に行ってみた】手順は四つ。5分ほどで終わります
山岡さんに教えてもらった、投票所の中はこんな感じです。
投票の手順は四つです。山岡さんに実演していただきました!
①入場券を渡す
郵送された投票所入場券を係の人に見せます。係の人は選挙人名簿を見ながら、登録されていることを確認します。
②投票用紙を受け取る
本人確認が終わったら、投票用紙が渡されます。
③投票用紙に記載する
誰の氏名を記載したかを見られることのないように、記載台は机の左右が壁で仕切られています。
正面には候補者の氏名が書かれた紙が貼られているので、確認しながらフルネームを投票用紙に記載します。
④投票する
投票用紙に記載し終わったら、投票箱に入れます。これでおしまい。所要時間はだいたい 5 分ほどです。
投票の流れは、高知県選挙管理委員会が動画で紹介しています。
https://youtu.be/zAe6xd5nPvo?si=agizbbCXGxXfQC5v
投票箱の近くには、「投票立会人」という人が座っています。役割は?
投票所では朝、投票所が開いて一番最初に投票する前に、投票箱の中に何も入っていないことを確認するという手続きがあります。「『ゼロ票確認ガチ勢』などのワードで話題になったのをご存じでしょうか?」と山岡さん。
この「ゼロ票確認」の際にも、投票立会人が立ち会うそうです。「興味のある方は、早起きして確認されてみてもいいかもしれませんね」
【子連れで投票】選挙権のない子どもも、投票所に入れます
投票の際に子育て世代が困るのが、「子どもをどうするか問題」です。投票所に子どもを連れて行ってもいいんですか?
赤ちゃんを抱っこひもで抱っこしながら投票する人や、幼児の手を引いて入場する人もいるそうです。投票自体はすぐに終わるので、託児などは基本的にはありません。
「子連れで投票したことがある」というお母さんに、投票の様子を聞いてみました。幼児のお母さんは?
小学生のお母さんにも聞きました。
子どもは毎回、連れて行っています。最近は「何してるの?」と聞かれるようになり、「リーダーになってほしい人の名前を書いて箱に入れるんだよ」「一番多く名前を書いてもらった人がリーダーに選ばれるんだよ」と教えました。分かったような、分からないような顔をしていましたが(笑)。何となくでも「選挙には行かないといけない」と思ってもらいたいです。
子連れで初めて投票所に行く時はいろいろと不安ですが、「行ってみたら大丈夫だった」という方が多いようです。
「投票所に行くたびに、投票所の看板と子どもを一緒に撮影している」というお母さんもいました。「選挙が理解できる年齢になったら見せてあげる」そうです。わが子への教育にも、貴重な成長記録にもなりますね。
【誰に投票したらいい?】投票に「正解」や「間違い」はありません。全家庭に配られる「選挙公報」も参考に
これまでに行われた選挙で、ココハレの読者から寄せられた悩みや疑問がこちらです。
誰に投票していいか分からないので、投票には行っていません。自信を持って投票できるほど、政策を理解してるわけでもないし…。
子育て世代の悩みや疑問について、山岡さんはこう答えます。
全ての政策を理解し、投票することはなかなか難しいですよね。
だからといって、投票を棄権するのではなく、「選挙」を子どもたちの将来のために、よりよい社会を考えていくきっかけにしてみてはどうでしょうか。
「投票は一人一人の一票の積み重ね」と山岡さんは説明します。若い世代が政治や選挙に関心を持つのは難しいですが、結婚や子育てをきっかけに関心を持ったという人は多いようです。
子どもたちの将来を考え、自分の思いを託せる人を選ぶというのは、子育て世代ならではの関わり方ですね。
候補者の主張を知る手掛かりの一つが「選挙公報」です。告示日から数日後、全家庭に配布されます。
各候補の主張を聞く機会に、演説会や街頭演説があります。国政選挙だと、有名な政治家が応援演説にやってくるということがありますが、実際に聞きに行くとなると、ちょっとハードルが…。
そんな方には、ニュースチェックもおすすめです。告示後にはテレビや新聞などで特集が組まれます。「子育て支援」「南海トラフ地震対策」など、テーマごとに候補者の主張を見比べることもできます。
選挙は「続いていくもの」です。最初は政治のことが分からなくても、一度投票することで、選ばれた人がどのような活動をしているかが気になり、関心を持てるようになるかもしれません。
これまで投票したことのない方はぜひ、お子さんと一緒に投票所に足を運んでみてください。
今回の選挙は、徳島と高知の代表を決めるとともに、子育て世代の声を国政に直接届ける機会にもなりますね。投票所には子連れで気軽に行けることが分かり、安心しました!
参議院徳島県・高知県選挙区補欠選挙の投票日は 10 月 22 日(日)です。
プレゼントキャンペーンを実施中。「#選挙っていらないの」でXに投稿を!
2023 年 10 月 22 日(日)まで、プレゼントキャンペーンが行われます。
「選挙って、いらないの?」に対する答えを、「#選挙っていらないの」と付けて、X(旧Twitter)に投稿してください。
抽選で 15 人に、便利な日用品と「マンガでわかる!政治と選挙のしくみ」が当たります。当選者にはDMでお知らせしますので、高知県選挙管理委員会のX公式アカウントをフォローしてください。
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