カラフルな家、きらめく夜景のビーチ…「韓国・釜山」でフォトジェニックを大満喫!「松山から1時間で行ける海外」の外せない観光スポットを紹介します
松山からたった 1 時間で「韓国・釜山(プサン)」に遊びに行けることをご存じですか?
実は、釜山の直行便が中四国で唯一松山空港に就航しているんです。
コスメにグルメ、映えスポットと何かと女性の話題に上がる韓国。「海外はハードルが高かったけど、そんなに近いなら」と海外旅行初心者のココハレ編集部員・吉川が行ってきました!
そもそも釜山って何があるの?フォトジェニックなスポットや名物グルメは?
絶対に外せない釜山のおすすめポイントをご紹介します。
目次
松山空港からひとっ飛び!釜山を3泊4日で巡りました
釜山は韓国南東部の海辺のエリア。「韓国の大阪」とも例えられる活気のある街で、首都・ソウルから新幹線で2時間半ほど。ちょうど東京~大阪ほどの場所にあります。
国際線といえば都心の空港のイメージでしたが、釜山への直行便は松山空港から発着。釜山線は 18:35 発なので、午後に高知を出発するゆったりスケジュールでも大丈夫です。
初めての釜山旅行は、高知新聞社が運営するアプリ「ニュニュ」のライター・たまちゃんと二人旅です!
釜山を訪れたのは 10 月中旬。こちらのスポットを 3 泊 4 日で巡りました。
- 1 日目…移動 ※釜山に到着するのは 19:55 です
- 2 日目…海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)、海雲台(ヘウンデ)、広安里(クァンアンリ)、ロッテマート(大型スーパー)
- 3 日目…西面(ソミョン)、南浦洞(ナンポドン)、松島(ソンド)
- 4 日目…甘川(カムチョン)文化村
定番から最旬トレンドまで、釜山の有名観光スポットを盛り込んだ大満喫プランです。
人生 2 回目の海外、初めての韓国で観光スポットをこれでもかと巡った編集部員。そんな中、これから釜山を訪れる人におすすめすしたいのがこちら!
韓国っぽい!カラフルな家が一面に広がる「甘川文化村」
甘川(カムチョン)文化村は、カラフルな家が切り拓かれた山の斜面にところ狭しと並ぶ村。ピンクや黄色の家々が並ぶ景色に、思わず「韓国っぽい!」。
カラフルな家の他にも、村中のいたる所に地元出身アーティストらによる壁画やモニュメントが。
遠くを見渡しても道を歩いても、どこを切り取ってもフォトジェニック…!まるで村中がフォトスポットです。
中でも人気だったのは「星の王子さま」の像。隣に腰かけて撮影するとバックにカラフルな村が広がる絶景スポットで、撮影待ちの長蛇の列ができていました。
道沿いにはスイーツのお店やお土産屋さんが並んでいます。
村のメインストリートは坂道で、脇道は急な階段。歩くのに疲れたら眺めのいいカフェでひと休みするのもおすすめ。まるでアニメのようなチーズケーキを見つけました!
メインストリート沿いにはソフトクリームやファストフード、パン屋さんなどが並び、食べ歩きも楽しめます。
昼は「海雲台」、夜は「広安里」。海沿いのエリアがフォトジェニック!
海雲台(ヘウンデ)は砂浜ギリギリまで高層ビルが立ち並ぶ定番の観光スポット。
海雲台ビーチ沿いに建つ 100 階建てのマンション「BUSAN X the SKY」は最上部が展望台になっていて、海雲台の海と街並みを一望できます。
隣接する松亭(ソンジョン)と海雲台を結ぶ観光列車も走っています。2020 年に「海雲台ブルーラインパーク」として一帯が整備され、海岸線を走る列車の車窓から美しい海を見渡せました。
観光列車は旅行者に大人気!窓に近い最前列の座席に座れたらラッキーです。
夜に訪れたいのが、釜山の若い世代に人気な広安里(クァンアンリ)エリア。キラキラ輝く夜景を目当てに、夜の海沿いにたくさんの人々が集まっています。
夜の海と聞くと少し危ないイメージもありますが、広安里はとにかく明るい!
夜遅くまで営業する飲食店やカフェにはテラス席も多く、人の目はたくさん。砂浜ギリギリまで明るく照らされ、安心して夜の散歩もできました。
夜ならではのフォトスポットも発見!
砂浜にぷっくりかわいい三日月型のブランコが並んでいました。ピンク、緑、赤、青…撮影するタイミングで色が変わります。
続いては釜山で食べてほしい名物グルメ。実は 2 人とも辛いものが苦手なのですが…?
カニ、ホタテ、アワビまで…釜山の名物料理の海鮮がぜいたくすぎる!
海沿いの街・釜山には新鮮な海鮮を使った名物料理が盛りだくさん。中でもおすすめなのが「海鮮鍋」!
カニ、エビ、ホタテ、ハマグリ、イカ、白子、なんとアワビまで!海鮮鍋は、思いつく限りの海の幸がてんこ盛り。
ぜいたくすぎる海の幸の数々は、新鮮な魚介類が豊富な釜山だからこそ。どどんと豪快に魚介と野菜を煮込み、食べる前に食材をカットするのが韓国スタイル。
具材から出たまろやかな出汁のおかげで香辛料の刺激は控えめ。簡単に言うと「チゲ風味の海鮮寄せ鍋」なのですが、豊富な魚介から出た旨みが混ざり合い、口にぶわぁっと広がります。
貝を食べて、エビをむいて、スープをすすって…。あまりのおいしさに手が止まらず、辛さも忘れるほど。出汁好きの方には必ず食べてほしい料理です。
そしてもう一つ、釜山で外せないのが「ナッコプセ」です。
ナッコプセはタコ(ナッチ)、ホルモン(コプチャン)、エビ(セウ)を甘辛いタレで和えて炒め煮にした料理で、それぞれの頭文字から名付けられました。
ナッコプセを出すお店は全て「ケミチブ」と呼ばれています。「ケミ」は釜山の方言で旨み、「チブ」は家や店という意味で、「うまいお店」!なんてストレート!
ビビンパのようにご飯にかけ、混ぜて食べるのが定番です。
こちらは想像以上に辛かった!やっぱり韓国、「食べられるくらいの辛さよ~」と言われても、しっかり辛い。でも、タコとエビをかんでいると、なんだか甘い?ホルモンの甘い脂が具材に混ざり、辛さをマイルドにしてくれたよう。
口が慣れてくるとご飯が進み、あっという間にごちそうさま。韓国料理の辛さもしっかり味わえた一品です。
アジアといえば屋台!キムチや海鮮、屋台グルメで大賑わい
アジアへの旅行ではやっぱり「市場」は欠かせません。
国際市場や富平市場、チャガルチ市場などが集まる南浦洞(ナンポドン)や、港町の機張(キジャン)市場にはにぎやかな活気があふれていました。
釜山産の新鮮な海産物やフルーツ、日用品のお店がところ狭しと軒を連ね、のぞき込むと笑顔で声をかけてくれます。
機張市場で目を引いたのは大量のカニの水槽。大きなタラバガニやズワイガニが折り重なって…こんなにいっぱいのカニ、見たことない!
持ち帰れないので、残念ながら眺めるだけ。
この日はあいにくの雨でしたが、晴れの日は屋根のないエリアにも屋台がたくさん並ぶそう。
屋台グルメを片手に市場を散策すると、時間も忘れて楽しめそうです。
「釜山」は気負わず過ごせる海外!絶景もトレンドも楽しめます
今回ご紹介した「韓国・釜山」は今、外国人観光客に人気の街です。
紹介したスポットやグルメの他にも、岸壁に建つお寺「海東龍宮寺」や海にかかる「松島海上ケーブルカー」からの絶景、若い世代で賑わう繁華街「西面」など、韓国・釜山には観光ポイントがめじろ押し。
約 8 年ぶりの海外に内心ソワソワしていましたが、いざ降り立つとカタコトの英語とスマホ翻訳で会話はでき、日本語で「ありがとう」「どこから来た?」と優しく話しかけてくれる方も大勢いました。
距離も近く、気負わず過ごせる釜山は海外旅行初心者にはもってこいかもしれません。
松山空港からたった 1 時間!遊びに行ってみませんか?
釜山線を運航する「エアプサン」は韓国のLCC(格安航空会社)です。松山空港に 2023 年 11 月、中四国で唯一の直行便が就航されました。
【運航日時】
月曜日を除く週 6 往復が運航されています。2024 年 3 月 29 日(土)までの運航スケジュールはこちら。
- 松山→釜山 18:35 発→19:55 着
- 釜山→松山 16:34 発→17:40 着
【航空券予約方法】
エアプサンの公式ホームページ、または旅行会社から予約できます。
【松山空港コナンパーキング割引キャンペーン】
松山空港国際線を往復利用すると、松山空港コナンパーキングの駐車料金が割り引かれます。期間は 2025 年 3 月 31 日(月)まで。
(主催:松山空港利用促進協議会、共催:エアプサン株式会社、釜山観光公社、協力:韓国観光公社)