津野町の三輪自動車「ツノトゥク」に乗ってみた|8月は四国カルストを周遊しています
さわやかな風を満喫!津野町の「ツノトゥク」で四国カルスト巡りはいかがですか?
東南アジアで乗られている三輪自動車「トゥクトゥク」。高岡郡津野町では、町内を周遊する観光PRカーとして休日やイベントなどで活躍しています。2020 年 8 月は四国カルストの周遊を 6 日間実施する予定。雄大な自然とさわやかな風を満喫でき、家族連れに人気のコースを、ココハレ編集部員が体験しました。
2020 年 8 月の運行予定…2 日(日)、8 日(土)、16 日(日)、22 日(土)、29 日(土)、30 日(日)
タイの観光地で人気
トゥクトゥクはタイの観光地などで有名な三輪自動車です。津野町では高幡地域の観光キャンペーン「2016 奥四万十博」に合わせて、2016 年に導入されました。
町内に 2 台あり、1 台は「ツノトゥク」の愛称で 4 ~ 11 月に町内を周遊。もう 1 台はレンタカーとして貸し出しをしています。
運転手は藤村晃二さん。津野町の元地域おこし協力隊員で、グラフィックデザイナーとして津野町の観光情報を発信しています。
出発!
ツノトゥクでの周遊は買い物や飲食、宿泊をした人への無料サービス。四国カルスト周遊コースでは、天狗荘で買い物をしたレシートを見せてから乗車します。藤村さんによると、金額は「いくらでもいい」そうです。
座席は前と後ろに 3 人ずつで、計 6 人乗れます。新型コロナウイルス対策のため、現在は 1 回の乗車を家族やカップルなど 1 組限定にしています。
天狗荘の駐車場にツノトゥクが登場しました。いざ乗車!屋根があるだけで両側に囲いはないので、ちょっとドキドキ…。小さな子どもはしっかり抱っこしてあげてくださいね。
それでは出発です!
トンネルを抜け、坂を上がると、雄大な自然が待っています
トゥクトゥクはエンジン音が大きく、かなり揺れます。乗車自体がアトラクションのようで、子どもが喜びそう!
天狗荘の駐車場を降り、カルスト学習館の横を通ってトンネルを抜け、坂を少し上がると、四国カルスト!どこを撮っても絵になる雄大な自然が待っています。取材した日は気温 30 度超えの暑い日でしたが、感じる風は少しひんやりして、とてもさわやか。
少し走ると、さわやかな風の香りに牛のにおいが混じってきます。あちらこちらで、放牧された牛たちが草を食べています。のどかです。
藤村さんおすすめの撮影スポットは「大地に一本だけ生えている木」だそう。見つけてみてください。
動画もぜひご覧ください
アナグマを探そう
四国カルストにはアナグマが現れるとのこと。周遊中にアナグマを見つけた人には、津野町オリジナルのエコバックをプレゼントしています。コースの後半にアナグマがよく現れるスポットがあり、藤村さんが教えてくれます。今年はあまり出てこないそうで、ココハレ編集部員は見つけられませんでした…。
周遊は 25 分ほどで終わりました。揺れと風を感じ、爽快感と満足感、そしてほどよい疲労感に包まれました。この夏、ご家族の思い出づくりにおすすめです。
ツノトゥク周遊は 10 ~ 16 時(最終受け付けは 15 時半)。雨の日は中止で、実施するかどうかは当日朝、ウェブサイトで発表しています。事前予約はなく、天狗荘前の「ツノトゥクのりば」で当日受け付けています。詳しくはツノトゥクのウェブサイトをご覧ください。
カルスト学習館もおすすめ
周遊中、「あの白い石は何?」「あの花の名前は?」と子どもに聞かれて困ったお父さん、お母さんにはカルスト学習館がおすすめ。四国カルストの地形や、石灰岩、生き物について、お子さんと一緒に詳しく学べます。
館内の多目的トイレにはおむつ替えスペースもあります。