子育て
アイコン:子育て

津野町中央小児童がドローン操縦に挑戦しました|週間高知の子どもニュース(2021年7月10~16日)

相変わらず雨が降ったりやんだり。蒸し蒸しと熱い日が続きます。来週の 4 連休の予定はたてましたか?

高岡郡津野町芳生野甲の中央小学校の 4 ~ 6 年生 35 人が 8 日、プログラミング学習の一環でドローン操縦に挑戦し、最新の情報通信技術(ICT)を体感しました。

2021 年 7 月 10 ~ 16 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

聖火トーチ掲げ 園児35人が笑顔 高知市

笑顔でトーチを握る園児(高知市の高知幼稚園)
笑顔でトーチを握る園児(高知市の高知幼稚園)

(高知新聞 2021 年 7 月 10 日掲載)

東京五輪を身近に感じてもらおうと9日、高知市北端町の高知学園短大付属高知幼稚園で「オリンピックごっこ」と題した催しが開かれ、年長組の園児35人が笑顔で聖火トーチを掲げた。

4月の聖火リレーで土佐市を走った、保護者の小松麻里香さん(43)がトーチやたすきを持参。小松さんは園内のホールで、聖火がギリシャでどのように採火され、どうやって日本に運ばれてきたのかを園児に説明し、「五輪を機にスポーツを楽しんで」と呼び掛けた。

園児は1人ずつ、ホールに設けられた表彰台へ。長さ71センチ、重さ1・2キロのトーチを両手で慎重に受け取ると、にっこりとポーズ。「落とさんか緊張した」「オリンピックに出てみたい」と口々に話し、聖火台を模した箱に“点火”するなどして楽しんでいた。(玉置萌恵)

水生生物採取し仁淀川の環境学ぶ 土佐市の児童

仁淀川で採取した水生生物を確認する児童(土佐市用石)
仁淀川で採取した水生生物を確認する児童(土佐市用石)

(高知新聞 2021 年 7 月 10 日掲載)

高知県土佐市の北原小学校と新居小学校の5、6年生30人がこのほど、同市用石の仁淀川で水質や水生生物の調査などを行い、地域の豊かな自然環境について学んだ。

市民有志でつくる「仁淀川流域の山、川、海の環境保全推進協議会」(麻岡博会長)が毎年、市内の児童を対象に開いており6回目。西日本科学技術研究所(高知市)の職員が講師を務めた。

児童は6日、簡易の水質測定器を使い、川の水が中性であることや、汚れが少ないことを確認。川の石などに付いた水生生物を採取した。きれいな水に生息するとされるヒゲナガカワトビケラやテナガエビなどを見つけ、身近にある清流をあらためて実感していた。

児童は河原の清掃やアユの放流も行った。新居小6年の植村心道君(11)と田村凜さん(11)は「仁淀川をもっときれいな川にしたいと思った」と笑顔で口をそろえていた。(山崎友裕)

ドローン飛ばし情報通信技術を体感 津野町の児童

タブレットでドローンを操縦する中央小の児童ら(津野町の町東津野B&G海洋センター)
タブレットでドローンを操縦する中央小の児童ら(津野町の町東津野B&G海洋センター)

(高知新聞 2021 年 7 月 10 日掲載)

高知県高岡郡津野町芳生野甲の中央小学校の4~6年生35人が8日、プログラミング学習の一環でドローン操縦に挑戦し、最新の情報通信技術(ICT)を体感した。

建設現場でICTを積極活用している地元の高橋建設と福留開発(高知市)の社員が協力。同校隣の町東津野B&G海洋センターで授業を行い、ドローンを使った3次元測量などの技術を紹介した。

その後、児童はタブレット端末に飛行距離や曲がる角度を入力してドローンを飛ばした。方向を間違えたり、端末画面がフリーズしたりするトラブルもあったが、命令通りドローンが空中の輪をくぐると「おおー」と拍手が起こった。

6年の中上修士君(12)は「思うように動かせず難しかった。将来はいろいろな機械を使い効率的な仕事をしたい」。福留開発の大場将史社長(39)は「機械は完璧ではなく誤差もある。どんな高性能の機械も使うのは人。使いこなす力を付けてほしい」とエールを送っていた。(富尾和方)

桜浜海水浴場で海開き 土佐清水市

(高知新聞 2021 年 7 月 13 日掲載)

土佐清水市三崎の桜浜海水浴場が11日、海開きを迎え、子どもたちの笑顔があふれた。

安全を祈願する神事の後、親子連れらが海へ入って水を掛け合って楽しんだり、波打ち際では小さい子どもたちが波と戯れたり。

砂浜では竜串観光振興会がビーチフラッグやスイカ割り大会=写真=などを開催。子どもたちの楽しそうな歓声が上がっていた。

小学生に新型コロナワクチン接種 大月町で高知県内初

新型コロナウイルスワクチン接種を受ける女子児童(大月町の町農村環境改善センター)
新型コロナウイルスワクチン接種を受ける女子児童(大月町の町農村環境改善センター)

(高知新聞 2021 年 7 月 14 日掲載)

幡多郡大月町は13日、満12歳の小学6年生への新型コロナウイルスワクチン接種を行った。小学生への接種は高知県内で初めて。

町では6月中に65歳以上への接種を完了。64~12歳には意向調査を行った上で7月9日から接種を始めた。17日までに1回目の接種を終える見込みで、小学6年生を含めた12~15歳の児童生徒も接種を予定している。

13日は、小学6年生を含む12歳の3人が保護者と集団接種会場の町農村環境改善センター(同町弘見)を訪れ、米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。児童の父親=40代=は「地元の高齢者にも会いやすくなるので家族で打つことにした」と話していた。

町は、7月下旬以降に12歳の誕生日を迎える児童に対しても、希望する場合は個別接種で対応する方針。

厚生労働省の専門部会は、ファイザー製ワクチンの公費による接種対象年齢を12歳以上とし、15歳以下の接種は保護者の同意を条件としている。(新妻亮太)

後川中に感謝の花火 来春閉校、生徒が祭り 高知県四万十市

(高知新聞 2021 年 7 月 15 日掲載)

学びやに感謝の灯―。本年度で閉校する四万十市利岡の後川中学校でこのほど、生徒が住民や保護者をもてなす祭り「ライトアップ Theファイナル」が催され、キャンドル点灯や打ち上げ花火などで“最後の夏”を彩った。

1~3年8人が在籍する同校は来年度、市立中村中に統合される。祭りは学校行事などに協力する住民らへの恩返しにと毎年、生徒が企画運営。今年は「いつも以上に喜んでもらおう」と4月から準備を進め、卒業生らも運営に協力した。

10日夜、消毒などの新型コロナウイルス感染対策が講じられた会場には約200人が集まった。卒業アルバムや修学旅行写真の展示、生徒や教員がお化けに扮(ふん)した肝試し、生徒と地域の園児、児童らによる盆踊りやイントロ当てクイズなどで盛り上がった。

キャンドルの点灯では、コロナ禍でも心一つにとの思いなどを込めた「一心」の字が校庭にくっきり。フィナーレでは、生徒が業者と交渉して実現した花火が夜空を染めた=写真。生徒会長の3年、橋本遥さん(15)は「最後なので初挑戦した打ち上げ花火がうまくいって良かった。来た人の笑顔が一番うれしい」と喜んでいた。(今川彩香)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

関連するキーワード

LINE公式アカウントで
最新情報をチェック!

  • 週に2回程度、ココハレ編集部のおすすめ情報をLINEでお知らせします。

上に戻る