【サポーターズコラム】抱っこ、お料理…子育ては子どものため?私のためでもありました|山本未央さん
ココハレサポーターズが子育て、おでかけ、家族の出来事をコラムで紹介していきます!
2022 年度にスタートした「ココハレサポーターズ」。高知県内の 8 人のお母さんたちがココハレ編集部員と一緒に記事の内容を考えたり、取材に参加したりする活動です。「サポーターズコラム」では、日々の子育てのこと、おでかけの思い出、家族の出来事などをご本人たちが紹介していきます。
第 1 期のサポーターズコラムのラストは山本未央さん(高知市)です。寝かしつけ、抱っこ、お料理…。初めての子育てで気付いたのは、周囲の優しさでした。
困った時には、手を差し伸べてくださる方がいました
トイレに 1 人で行きたいの
静かにお風呂につかりたい
身体をのばして眠りたい
これは私が子育て 2 年目の頃に知った歌の歌詞です。友人がこの歌の制作に参加したことがきっかけでした。
今まで好きなように暮らしてきた私にとって、初めての子育ては何もかもが思うように進まない毎日。高齢の心身は疲労困憊。
仕事だってしたい。
遊びにだって行きたい。
毎日毎日ワンオペ。
眠れなくて泣きやまない娘を抱っこして、夜中に散歩することもありました。
そんな時、手を差し伸べてくださる方がいました。
スーパーのレジでお会計したら、さっとかごを運んでくれる店員さん。
椅子をどうぞと譲ってくれる学生さん。
子育ての先輩のアドバイスや、地元の安心できる情報。
独身の時には気付かなかった優しさ。上げるときりがありません。
ささいなことが、豊かな変化になりました
抱っこの仕方が分からなくて通った抱っこ教室も、アレルギーと診断されて通ったお料理教室も、はじめは「この子のために」と思っていました。でも、気付けばそれは、私のためでもありました。
抱っこの仕方を習ったら、悲鳴をあげていた私の腰も少しは楽になり。
お料理教室では知らない食材も知り、パンも焼けるようになりました。
ささいなことでも、新米ママの私には豊かな変化でした。
冒頭の一曲は「この日々」です。よかったら聴いてみてください。私に手を差し伸べてくれた全てのお母さんに届けたい歌です。
ココハレサポーターとしてのコラムはこれが最後になります。サポーターに応募したのは、私が先輩ママに助けてもらったように、今度は私が新米ママに何かできないかと考えたのがきっかけでした。参加してみて、私の子育てライフもさらに充実しました。
皆さんの子育てライフが、何かをきっかけに、ますます豊かになりますように!