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「どうして太陽は夜隠れるの?」「男の子にだけおちんちんがあるのはなぜ?」|ココハレ広場㉓「びっくり!爆笑!困った!子どもからの質問」

「どうして太陽は夜隠れるの?」「男の子にだけおちんちんがあるのはなぜ?」|ココハレ広場㉓「びっくり!爆笑!困った!子どもからの質問」

自然科学、性に関する質問…お子さんにどう答えますか?

「ココハレ広場」では高知で子育てをするお父さん、お母さんの本音を紹介しています。

今回のテーマは「子どもからの質問」。「いきなり聞かれてびっくりした」「思わず笑った!」「どう答えたらいいか困った」などのエピソードを紹介します。

「どうして太陽は夜、隠れるの?」とった自然科学系の質問や、「どうして男の子にだけおちんちんがあるの?」など性に関する質問…。あなたなら、お子さんにどう答えますか?

不思議だらけの「なぜなぜ期」

子どもはおしゃべりが上手になると、身の回りのことを不思議に思い、「何で?」「どうして?」と質問が増えます。「なぜなぜ期」とも呼ばれ、「勘弁してー!」と感じるお父さん、お母さんも少なくないのでは。

「何で服は小さくなるが?」( 5 歳男の子)…「服が小さくなるんじゃなくて、あなたが大きくなっているのよ」と当たり前の回答を言ってしまいましたが、すごくかわいいと思いました。大きくなってることに気付いていないのね( 32 歳お母さん)

「どうして夜に太陽は隠れるの?」「どうして朝になるの?」「月はなぜ欠けたり、丸くなるの?」( 5 歳女の子)…子どもが理解するにはまだ早く、私は理系でないので何て説明したらいいのか分からず黙り込んでしまった。「ママはばかだから答えられないんだよ」と長男(中 1 )に言われ、質問されることがなくなりました( 39 歳お母さん)

「何で弟くんの方が後で生まれたの?」( 6 歳女の子)…何て答えようか困り、考えた末に「お空でどっちが先に生まれるか話し合いしたんじゃないー?」と言いました。すると、娘から「あ、そーやった。弟くんのお姉ちゃんになりたいと思って先に生まれたんだった!」との返事が!お空で相談しているところを思い浮かべてほっこりしました( 32 歳お母さん)

 

サンタさん関連は油断していると、うっかり口を滑らせそう。

「私がサンタさんにもらったSwitch Lite(スイッチライト)なのに、何でママに遊ぶ時間を決められなきゃいけないの?」(小 2 女の子)…「それママが買ってきたのにー」とは言えず、「サンタさんはSwitch Liteをくれたけど、使うルールを決めるのは親の役目なの」と言って、渋々納得させました(笑)。自分で好きな時に遊びたいみたいです( 36 歳お母さん)

 

イラスト・岡崎紗和
イラスト・岡崎紗和

お風呂場は要注意!無邪気な質問に何も言えません…

お風呂場、脱衣所は質問の宝庫?無邪気な質問に何も言えません…。

「ママのお尻、何でもう 1 個あるが?」( 4 歳男の子)…パンツの下からはみ出た私のお肉を見て。「昔はちゃんと 1 個やったがやけどねー」と答えました。「ちゃんとパンツにお尻隠さないかんで」「まだ隠れてない」とよくチェックされてます( 37 歳お母さん)

「ママ、どうして鼻のところに線があるが?」( 4 歳女の子)…娘 2 人とお風呂に入っていた時のこと。「ん?鼻?どこのことだろう」と思っていたら、7 歳長女が鼻の横を指さして「ここ、ここ」と。どうやらほうれい線のことだったようで…変顔しながら線を消して「ないで~」とごまかしました( 42 歳お母さん)

「ここは、母ちゃんのうまみ?」( 4 歳男の子)…バナナの茶色いところが嫌いだった弟くん。「茶色いところはバナナのうまみよ」と教えると、「うまみがあった~」と喜んで食べるようになりました。よかったよかったと思っていたある日、一緒にお風呂に入っていると、「ここは、母ちゃんのうまみ?」。私の乳首を思いっきり指さしてました!笑った後に「そうかもね」と話を切り替えました( 41 歳お母さん)

お風呂場以外でも、体の違いは気になりますね。

「何でこの人は髪の毛ないの?」( 3 歳女の子)…テレビでトレンディエンジェルの斎藤さんを見て。いろいろ気になる子みたいで、買い物に出ると「ねえねえ何買うの?」「どこ行くの?」「私はお菓子買いに来たんだ!」と知らない人に質問攻めして絡んでいます。皆が子ども好きではないので、怒られないかヒヤヒヤしています( 31 歳お母さん)

性の質問は不意にやってきます

体の違いに興味を持つようになると、男女の違いにも気付きますね。性の質問は不意にやってきます。

「どうして男の子にはおちんちんがあって、女の子とは違うが?」( 4 歳男の子)…「赤ちゃんが育つために必要な大事な場所で、それぞれ役割が違うのよ。女の人は卵を持っていて、男の人はその卵を育てる種を持っていて…」と話すと、「それを女の子に渡すが?」と息子。女の子に渡す、という表現が何ともすてきじゃないかと思い、説明はそこまでにしました( 32 歳お母さん)

「結婚したら、男の人と女の人って裸になって寝るが?」( 7 歳男の子)…「どうしてそんなことを思ったの?」と聞くと、「ワイルドスピードを見た時に男の人と女の人が裸で寝よったから」と。「どこでそんなことを覚えた??」って親としてはかなり焦ったんですけど、聞いたら納得でした(笑)。外国の番組はちょっと気を付けないと( 28 歳お母さん)

子どもからの性の質問は焦りますよね。いきなり全部を答えようとせず、まずは「どうしてそんなことを聞くの?」と尋ね返し、質問の意図するところを把握するといいそうです。

人生はまだまだこれから!ゆっくり頑張れ、子どもたち!

成長するにつれて、質問の内容も変わっていきます。

「僕があいさつしゆうのに、あいさつしてくれん!」( 7 歳男の子)…あいさつをしっかりさせるため、園で会う人に「おはよう」「さようなら」を言うように教えていました。でも、あいさつを返してくれない方がいて、「僕があいさつしゆうのに、あいさつしてくれん!」と。はっとさせられました。大人でもあいさつをしない人はたくさんいるんですよね~( 41 歳お母さん)

「真犯人フラグの犯人、誰だと思う?」( 10 歳女の子)…長女が小 4 になり、父親としては共通の話題が少なくなりました。なにわ男子とか韓国のグループとか、もう全然分かりません。ドラマは見ていたので、「みんなあやしいけど…会社の運転手?」と答えると、「違うと思う」。真顔で返されましたけど、久しぶりのコミュニケーションがうれしかったです( 47 歳お父さん)

「結婚相手はまだ決めなくてもいい??」( 8 歳男の子)… 1 年生の頃から息子が同級生の女の子と「○○君好き!」「○○ちゃんと結婚する!」と仲良く過ごしていました。最近、女の子に別に好きな子ができたらしく、息子は「○○ちゃんと結婚するのやめた!」。そうかそうか~と聞き流していたら、「かーちゃん、結婚相手はまだ決めなくてもいい??」と真面目に聞かれ、吹き出してしまいました!「結婚相手を決めるより、先にやらないかんことがいっぱりあるでしょー!!」と突っ込んでしまいましたが、「まだまだいろんな子と出会うから、ゆっくり考えたらいいんだよ」なんて言ってあげればよかったな~( 39 歳お母さん)

子どもからの質問、時に核心を突いてくることも。

「僕は特別な子じゃない」(息子が 8 歳の時)…登校拒否になり、毎日叱咤(しった)激励したり、カウンセリングに連れて行ったり大変だった時期、「お母さんが僕をかわいいのは、僕だからじゃなく、お母さんの子どもだからかわいいんだ。お母さんは僕じゃなくても、どんな子でも絶対かわいいと大切にする。僕は特別な子じゃない」と言われました。不謹慎ながら、たった 8 歳なのになんて賢いのだろうと思いました。返す言葉に詰まったまま、抱きしめました。息子はただ泣いていました( 36 歳お母さん)

 

子どもからの質問、いかがでしたか?「そういえば、うちの子にもあったなぁ」と思い出した人もいるのではないでしょうか。かわいい「言い間違い」と同じで、その時に「面白いな」「いい質問だな」と思っても、時間がたつと忘れてしまうもの。今の年齢ならではの質問を覚えておきたいなと感じました。ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。

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この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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