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週刊高知の子どもニュース 2021年1月10~16日

学年を締めくくる 3 学期が本格的に始まりました。お子さんの卒園、卒業を控え、うれしいけれど、ちょっと寂しい…というお父さん、お母さんもいるのではないでしょうか。

梼原町では、梼原小学校の 6 年生が和紙の手すきに挑戦しました。和紙の原料となるコウゾやミツマタが栽培されてきた町の歴史を学んだ上で、自分たちの卒業証書となる和紙を丁寧に作りました。

2021 年 1 月 10 ~ 16 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

卒業証書を手すき 梼原小6年生挑戦

卒業証書用の和紙を手すきする梼原小6年生(梼原町の同校)
卒業証書用の和紙を手すきする梼原小6年生(梼原町の同校)

(高知新聞ウェブサイト 2021 年 1 月 15 日掲載)

高岡郡梼原町川西路の梼原小学校6年生20人が14日、自分たちの卒業証書用にする和紙の手すきに挑戦した。

同町で原料のコウゾやミツマタが栽培されてきた歴史などを事前に学んだ児童。この日は同町在住の手すき和紙作家、ロギール・アウテンボーガルトさん(65)の指導で、町産原料を使って和紙を手すきした。

木製の四角いおけに入った原料を「すげた」と呼ばれる網ですくい上げると、ロギールさんが「水平にして」「手首をよく動かして」とアドバイス。最後は慎重に体重を掛けて水分を落とし、丁寧に重ねていた。

下村啓仁君(12)は「紙すきは初めてで思ったより道具がずっしり重かった。どんな証書になるのか完成が楽しみ。大事にずっと残しておきたい」と作業に集中していた。証書は3月22日の授与式で手渡される。

同町ではオランダから移住したロギールさんが、1993年から旧越知面小で毎年手すき和紙づくりを指導。2011年の統合後は梼原小に引き継がれている。(富尾和方)

パン人間できた!「小学校1年生」できたらいいなコンテスト入賞

(読もっか こども高知新聞 2021 年 1 月 15 日掲載)

ぼくとそっくりの“パン人間”できた! パンが大好きな高知市秦小学校1年の長野功汰さん(7)が、雑誌「小学一年生」(小学館)の「できたらいいなコンテスト」で「小学一年生賞」を受賞。「自分と同じ大きさのパンを作りたい」という夢をかなえました。

パン人間を作ったのは昨年10月。高知市の専門学校でパン職人の先生に教えてもらいながら生地をこねたり丸めたり。目や鼻などを作り、顔の土台にのせました。

顔ができたらオーブンへ。こんがりと焼けたら、うでや足になるパンと合体させました。

出来上がったパン人間は身長128センチメートルで、長野さんとほとんど同じ高さ。サッカーボールもユニホームもパンです。長野さんは「友達みたい!」とにっこり。先生も「初めての挑戦。ドキドキしました」。

コンテストは全国から約9500件の応募があり、夢がかなう小学一年生賞とピカいち賞にそれぞれ1件が選ばれました。長野さんの記事がのっている「小学一年生」2月号は県内の書店などで買えます。(上野芙由子)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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