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「南国交通少年団」に11校の63人が入団しました|週間高知の子どもニュース(2021年4月10~16日)

4 月も第 3 週に入りました。子どもたちもクラスの仲間や新しい環境に慣れてきたころではないでしょうか。

今週は各地で交通安全に取り組む小中学生のニュースが届きました。南国市内の小学5、6年生でつくる「南国交通少年団」の入団式が行われ、窪川小学校では新1年生が交通ルールを学びました。お子さんが安全に登下校できるように、ご家庭でも交通安全に気を配りたいですね。

2021 年 4 月 10 ~ 16 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

南国交通少年団 11校の63人入団

街頭指導で使う旗の振り方を教わる新団員ら(南国署)
街頭指導で使う旗の振り方を教わる新団員ら(南国署)

(高知新聞 2021 年 4 月 12 日掲載)

南国市内の小学5、6年生でつくる「南国交通少年団」の本年度入団式が10日、南国署で行われ、24期生となる11校63人が下級生の手本となって交通安全の啓発に取り組むことを誓った。

団員は1年間、県交通安全協会南国支部や同署などと協力し、通学路の横断歩道などでの街頭指導やスーパーでの啓発などを行う。

式典で川村幹署長は、小学生の事故は6割が歩行中で、特に5、6月に多いと指摘。「下級生を見守り、優しく愛情を持った指導をお願いします」と呼び掛けた。

その後、長谷川聡義交通課長が街頭指導について説明。「旗は手を伸ばして、大きくゆっくり振って。車道には絶対出ないように」とレクチャーした。

稲生小5年の山川歩都(あゆと)君(10)は「友達と一緒に、下級生に優しく交通ルールを教えてあげたい。早起きは得意じゃないけど頑張る」と話していた。(深田恵衣)

 

赤ちゃんの成長パチリ 高知市で記念新聞撮影会、60 組参加

親子60組が参加した記念新聞撮影会(高知市の高知新聞住宅総合展示場「LIM」)
親子60組が参加した記念新聞撮影会(高知市の高知新聞住宅総合展示場「LIM」)

(高知新聞 2021 年 4 月 12 日掲載)

赤ちゃんのすこやかな成長を祝う「2021年記念新聞撮影会」が11日、高知市高須1丁目の高知新聞住宅総合展示場「LIM(ライム)」で開かれた。新型コロナウイルスの影響で今秋に延期された「赤ちゃん会」対象の赤ちゃんと家族60組が、にこやかに写真に納まった。

現在の赤ちゃんの姿を成長の記念に残してもらおうと、赤ちゃん会で行っている記念新聞の撮影会を本社が企画した。

撮影は感染防止のため予約制で行われ、赤ちゃんが家族に連れられて次々と来場。お父さん、お母さんに抱っこされ、カメラマンの呼び掛けに笑顔で応じていた。

小松美佳さん(29)は夫の勇士(ゆうと)さん(28)、10カ月の長男、蒼(あお)ちゃんと参加。「子育てのイベントがコロナで少ないので、撮影会はうれしかった。家族3人で撮ってもらい、いい記念になりました」と話していた。

撮影会は高知市で25日と5月16日、四万十市で4月29日にも予定している。(門田朋三)

 

窪川小学校で交通安全教室

(高知新聞 2021 年 4 月 1 3 日掲載)

四万十町琴平町の窪川小学校でこのほど、窪川署による交通安全教室が開かれ、新1年生37人が同校周辺を歩きながら通学時の交通ルールを学んだ=写真。

9日は同署員が「カーブミラーがある場所では必ず車が来ていないか確認を」などと注意点を説明。児童はその後通学路に出て、交通安全指導員らに伴われながら横断歩道を渡った。山本愛瑠さん(6)は「ちゃんと手を上げて渡れた。お姉さんになった気分」とはにかんでいた。(小林司)

 

 

高知市の西部中学校 生徒が安全運転啓発

(高知新聞 2021 年 4 月 1 3 日掲載)

高知市鴨部1丁目の西部中の生徒が12日、「交通事故が降りかからないように」と願いを込めたふりかけをドライバーに配り、安全運転を呼び掛けた=写真。

春の交通安全運動(6~15日)に合わせ、高知南署や県交通安全協会南支部と実施。生徒会の9人が、国道56号の能茶山交差点付近で信号待ちをするドライバーに、ふりかけ約170個を「お年寄り・子どもを事故から守ろう」などと書かれたカードとともに手渡した。

3年の山下芽生(めい)さん(14)は「この活動で、事故が減ってくれたらうれしい」と話していた。(乙井康弘)

 

交通安全モデル校 土佐市の蓮池小が高知県内第1号に

手を上げて横断歩道を渡る蓮池小学校の児童ら(土佐市蓮池)
手を上げて横断歩道を渡る蓮池小学校の児童ら(土佐市蓮池)

(高知新聞 2021 年 4 月 1 4 日掲載)

児童らの交通事故を減らそうと、県警が本年度開始した「交通安全教育推進モデル校」の第1号として、土佐市蓮池の蓮池小学校が指定された。

モデル校には、交通安全教育に積極的な保育園や幼稚園、小中学校を指定する。同校は、児童が横断歩道を渡る際に手を上げ、停止した車の運転手に礼をするといった交通ルールやマナーの学習に取り組んでいる点が高く評価された。

13日に同校で行われた指定式では、土佐署の朝比奈正敏署長が「自分自身を守るだけでなく、ドライバーの安全意識を高める活動が認められました」と6年生32人にあいさつ。池田夢姫奈(ゆきな)さん(11)と古味さくらさん(11)は「下級生にも交通安全を守るように呼び掛けたい」と話した。

同署管内では今年に入り、小学生が絡む人身事故は発生していない。(山崎友裕)

 

“伝統米”南国市の国府小児童が田植え 貫之邸跡望み食育

農家に教わりながら「伝統米」の苗を植えていく国府小学校の児童ら(南国市国分)
農家に教わりながら「伝統米」の苗を植えていく国府小学校の児童ら(南国市国分)

(高知新聞 2021 年 4 月 1 4 日掲載)

南国市国分の国府小学校の5年生18人がこのほど、近くの田んぼにコシヒカリの苗を手植えした。1987年から続く食育授業の一環。平安期の国司館だった紀貫之邸跡を望む立地にもあやかり「伝統米」と名付けて栽培する。

地元農家らの指導で、除草や稲刈り、精米までを体験する。苗は、2月に住民や保護者らに販売した伝統米の売り上げで購入した。

児童らは9日、近くの農家、小松英輔さん(76)が所有する田んぼへ。先生役の農家、田内富士夫さん(74)やJA高知県の営農指導員らから「2、3本ずつまとめて植えて」「しっかりと腰を落として」などと助言を受け、横一線に引いたひもに沿って約40平方メートルに植え付けた。

田植えの後は、「なぜ泥田に植えるの」などと質問。農家らが「昔から、泥田じゃないと稲は育たないと言われてます。水を3センチくらい張るのが大切」などと教えていた。収穫期前の7月ごろには、かつての名物行事だった「かかし祭り」の開催も検討している。(横田宰成)

 

本の思い出を記帳しよう 高知県芸西村が「読書通帳」導入

本の思い出を形に残す読書記録通帳(芸西村和食甲の村立図書館)
本の思い出を形に残す読書記録通帳(芸西村和食甲の村立図書館)

(高知新聞 2021 年 4 月 1 6 日掲載)

高知県の安芸郡芸西村教育委員会は4月、村立図書館や小中学校図書館で借りた本を記録する読書記録通帳の運用を始めた。村内の全小中学生計241人のほか、希望する一般利用者にも通帳を配布する。

通帳には本を借りた日付と、本のタイトル、筆者名、ページ数などを印字。通帳一つが埋まると336冊を読破したことになる。読書意欲を高めるのが目的で、県内では香南市の図書館などで導入されている。

同村教委は記帳用の機械を3台導入し、芸西小、芸西中の学校図書館と村立図書館に設置。借りた場所に関係なく、履歴を一括して記帳できる仕組みを整えた。小中学生には通帳が配布される。

村教委は「通帳への記録を楽しみとして、子どもたちにたくさん本を読んでもらいたい。育児中の親にも、幼児期からの読み聞かせの記録が残るのでおすすめです」と話している。(森部智成)

 

井ノ口小児童に横断歩道の渡り方指導 安芸署

(高知新聞 2021 年 4 月 1 6 日掲載)

安芸署は15日、安芸市井ノ口乙の井ノ口小学校の児童に横断歩道を渡る際の注意点などを指導した=写真。

同署によると、本県で信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時に車が一時停止する割合は13・4%で全国平均(21・3%)を下回るという。

この日は登校時に同署員や地域住民が児童たちを指導。渡る際には車に「ありがとうございます」とお辞儀をすることも呼び掛けた。また同校を交通安全推進のモデル校に指定した。(森部智成)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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