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「ごみ分別のマナー守って」城西中の生徒が呼び掛けました|週間高知の子どもニュース(2021年3月27~4月2日)

4 月 1 日から、2021 年度が始まりました!新型コロナウイルスの感染は続いていますが、春休みに家族でおでかけする機会もあるのではないでしょうか。

今週はごみ問題に取り組む子どもたちのニュースが届きました。高知市の城西中学校ではごみの分別マナーの向上を呼び掛けるポスターを作製。宿毛市の橋上小学校と橋上中学校では環境美化を呼び掛ける看板を設置しました。「来たときよりも美しく」を心がけ、気持ちよく新年度をスタートさせたいですね。

2021 年 3 月 27 ~ 4 月 2 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

児童の防災マップが地域の看板に 南国市の十市小学校、啓発音頭も披露

防災マップ看板の前で「地域のみんなで減災意識を高めたい」と話す十市小学校の4年生たち(南国市の同校)
防災マップ看板の前で「地域のみんなで減災意識を高めたい」と話す十市小学校の4年生たち(南国市の同校)

(高知新聞 2021 年 3 月 27 日掲載)

南国市の十市小学校 4 年生 56 人が作成した校区内の防災マップが地域の看板に採用され、このほど同校で除幕式が行われた。危険箇所や避難所など自分たちで調べた情報が満載。児童が作詞した防災音頭も披露し、「油断は禁物!」と呼び掛けた。

同校は 2020 年度から、県指定を受けて防災教育を実践。発災時に液状化の恐れがあることを含め、地区の防災情報を発信しようと、四国地質調査業協会高知支部と連携してマップを作った。

昨年 10~11 月には校区内を歩き、地形などをチェック。津波や土石流の危険箇所のほか、危険なブロック塀がある箇所や外灯のない場所などを記載した。津波避難タワーや避難所、備蓄倉庫、災害用自動販売機の位置なども落とし込んだ。

24 日は、学校沿いの県道脇に設置されたアルミ製の看板(縦 1 メートル、横 1.3 メートル)を除幕。児童が作詞した十市防災音頭も披露され、歌いながら「迷わずに判断 高い所へ避難だ」「避難場所で生活 ともに協力助け合い」などと呼び掛けた。

21 年度も防災マップ作りを継続する予定で「次は避難経路をどうするかを考えてほしい」と担任の山路頼子教諭。児童らも「自分たちだけでなく、地域の人にも安全、危険箇所を知ってもらい、みんなで減災を目指したい」と話している。(横田宰成)

可燃ごみの分別マナー向上へ、生徒がポスター作製 高知市の城西中学校

(高知新聞 2021 年 3 月 27 日掲載)

高知市大膳町の城西中学校の生徒がこのほど、可燃ごみの分別マナーの向上を呼び掛けるポスターを作製した=写真。

昨年、地元町内会が「マナーを守ってもらうには子どもたちのメッセージが効果的ではないか」と、学校にポスターの作製を提案。生徒会が昨年 12 月から美術部員の協力を得て取り掛かり、「回収曜日以外に捨てないで」「ごみ収集のみなさんありがとう」などのメッセージやイラストを添えたポスターを 12 種類作った。

生徒会執行部で美術部員の 2 年、松下蒼那(そな)さん(14)は「分別マナーなど伝えたいことが一目で分かってもらえるようなデザインを意識しました」。ラミネート加工した計 120 枚のポスターは、町内会を通じて同校周辺のごみステーションに掲示された。(海路佳孝)

知って行動、未来をつくる こども新聞サミット提言 読もっか記者も

多様性をテーマに発表する磯野心一さん(高知新聞社=新田祐也撮影)
多様性をテーマに発表する磯野心一さん(高知新聞社=新田祐也撮影)

(高知新聞 2021 年 3 月 27 日掲載)

小学生向けの新聞や紙面を持つ全国 21 新聞社のこども記者がよりよい未来について話し合う「第 4 回こども新聞サミット」が 26 日、オンラインで開かれた。「読もっか こども高知新聞」から参加した南国市の大篠小 5 年、磯野心一さん(11)ら 32 人は「正しく知って自分たちで行動し、発信し続ける」との提言をまとめた。

メインテーマは「よりよい世界をつくるためには」。国連のSDGs(持続可能な開発目標)を基に、国際協力、多様性、技術革新、環境の 4 チームに分かれ、事前に議論を重ねてきた。

サミットではチームごとに話し合いの成果を報告。磯野さんのチームは、長野県の私立国際高校の生徒とユニセフ・スーダン事務所職員への取材を踏まえ、多様性の大切さや理解することの難しさについて発表した。

磯野さんは、70 カ国以上の約 200 人が学ぶ国際高校には、多様な性を生きる人たちのためのミックスジェンダーの寮があることを紹介。「国籍や肌の色、性など、人は一つに縛れない。いろいろな特徴が重なり、1 人の人ができている」という生徒の声を伝えた。

全体討議では、ゲストの日本新聞協会NIEコーディネーターの関口修司さんらが「みんな自ら取材し、根拠を示して発表していたところが素晴らしい」などと講評。最後にこども記者たちはメインテーマに続く最終提言をまとめ、声を合わせて発表した。

磯野さんは「世界を変えるには行動を続けることが大切だと分かった」と振り返った。

サミットは参加社による実行委の主催。当初、2020 年 3 月に東京で開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で 1 年延期。テーマも変更した。(上野芙由子)

宿毛小学校の思い出をタイムカプセルに 現校舎最後の卒業生

タイムカプセルに土をかぶせる児童ら(宿毛市の宿毛小中学校)
タイムカプセルに土をかぶせる児童ら(宿毛市の宿毛小中学校)

(高知新聞 2021 年 3 月 27 日掲載)

宿毛市桜町の宿毛小学校の卒業式がこのほど行われ、現校舎最後の卒業生となった 51 人が、隣接する新校舎敷地内にタイムカプセルを埋めた。

同校は 4 月から宿毛中学校との合築校舎に移行。新校舎はほぼ完成しており、4 月に利用を始める。現校舎は中学の一部を除き今夏までに取り壊され、グラウンドやプールが整備される。

23 日は、卒業式終了後、卒業生と保護者が新校舎入り口近くの花壇へ。2 クラスが一つずつ筒状のタイムカプセルを埋め、児童はスコップで順番に土をかぶせていった。

カプセルの中には、教室入り口の表札や卒業文集のほか、キーホルダーなど児童が思い思いの物を入れた。20 歳を迎える年に開ける予定。中川陽太君(12)は「今の校舎で卒業できてよかった。離れ離れになる友達もいて寂しいけんど、20 歳に再会するのが楽しみ」と笑顔で話していた。(新妻亮太)

コロナ差別NO! 香南市で児童らキャンドルで訴え

コロナ禍での差別防止を願って発信されたキャンドルメッセージ(香南市のヤ・シィパーク)
コロナ禍での差別防止を願って発信されたキャンドルメッセージ(香南市のヤ・シィパーク)

(高知新聞 2021 年 3 月 29 日掲載)

新型コロナウイルス感染者や医療従事者らへの差別解消を訴える「シトラスリボン運動」に取り組む高知県香南市の小学生サークル「香南っ子映像倶楽部(くらぶ)」が 27 日夜、香南市のヤ・シィパークにキャンドルメッセージをともした。

シトラスリボン運動は松山市で開始。シトラス(かんきつ類)をイメージしたリボンで「地域」「家庭」「職場(学校)」を示す三つの輪を作り、コロナに起因する差別の防止をアピールしている。

香南市では昨夏から、香南市商工会女性部が特産の山北ミカンにちなんだオレンジ色のリボンで運動。香南っ子映像倶楽部も手作りポスターを公的機関に掲示するなどして協力してきた。

今回は、昨年秋に高岡郡津野町で行われたキャンドルメッセージを参考に、香南っ子映像倶楽部の児童 13 人と香南市商工会女性部のメンバー 88 人がペットボトルを使って計 700 本のキャンドルを製作。点灯には約 40 人が参加し、縦 10.8 メートル、横 7.2 メートルのエリアにシンボルマークを浮かび上がらせ、児童が考えた「アリガトウをふやそう」のメッセージをともした。

香南っ子映像倶楽部の小松月子さん(12)=野市東小学校 6 年=と下村華音さん(10)=野市小 4 年=は「感謝の気持ちを広げようという思いを込めた。全ての差別なく、仲良く暮らせますように」。香南市商工会女性部の江内千恵部長(64)は「目標はこの運動がなくなること。人を大事にする『気づき』になってほしい」と話した。

この夜の模様は動画で撮影しており、4 月中旬以降にユーチューブなどで公開する。(横田宰成)

児童の歌声、音楽劇が観客魅了 安芸市の「はまゆう」30周年

30 周年記念演奏会で歌声を披露する「安芸児童合唱団はまゆう」のメンバー(安芸市矢ノ丸 3 丁目の市民会館)
30 周年記念演奏会で歌声を披露する「安芸児童合唱団はまゆう」のメンバー(安芸市矢ノ丸 3 丁目の市民会館)

(高知新聞 2021 年 3 月 29 日掲載)

高知県安芸市の児童合唱団「はまゆう」(中川彩子代表)は 28 日、安芸市矢ノ丸 3 丁目の市民会館で結成 30 周年記念演奏会を開いた。小学生が音楽劇や合唱で力強い歌声を披露し観客を魅了した。

安芸市は作曲家、弘田龍太郎の出身地。「はまゆう」は童謡を地域の子どもたちで歌い継いでいこうと 1990 年に結成された。卒団生は約 150 人で、現在の団員は小学生 5 人。

演奏会は新美南吉の童話が原作の音楽劇「赤いろうそく」で幕開け。猿やイタチなど動物の着ぐるみを着た子どもたちは、手話を交えながら軽快なダンスを披露。「はーやーく夜になーれー」と澄んだ歌声を響かせた。

過去のミュージカル公演など 30 年の歩みを振り返る映像も上映され、観客は懐かしそうに鑑賞。中川代表の独唱やゲスト演奏の後、児童が再び登壇して「パプリカ」や「走れ!漫画列車」などを披露、卒団生とも競演した。最後は龍太郎作曲の「靴が鳴る」を出演者全員で歌った。

中川代表は「音楽を通して地域に貢献したいとの思いでやってきた。観客の支えに感謝している。声が続く限り活動を続けていきたい」と話していた。(森部智成)

新生児に乳歯ケースやスプーンをプレゼント 宿毛市が「木育」で

2020 年度の新生児に宿毛市から贈られる木製のスプーンと乳歯入れ(宿毛市高砂の宿毛市総合社会福祉センター)
2020 年度の新生児に宿毛市から贈られる木製のスプーンと乳歯入れ(宿毛市高砂の宿毛市総合社会福祉センター)

(高知新聞 2021 年 3 月 29 日掲載)

幼い頃から木に親しんでもらう「木育」の一環で、高知県宿毛市は 2020 年度、新生児に木製品のプレゼントを始めた。赤ちゃんに離乳食を食べさせる「ファーストスプーン」と、スプーンや生え替わった乳歯を保管するケースを配布している。

森林環境譲与税を活用した新規事業で、2021 年度以降も継続する方針。初年度は四万十市の工房にプレゼントの制作を依頼した。2 品とも幡多地域のヒノキを使っており、保管ケースには新生児の名前も刻印されている。

配布は今月スタート。12 日は宿毛市総合社会福祉センターでの新生児健診で、参加した赤ちゃん 22 人の保護者に配られた。ケースを受け取った母親は「かわいい。思い出になります」と喜んでいた。

宿毛市産業振興課の担当者は「森林と木材への理解を深め、宿毛で生まれた証しとして大切にしてもらえたらうれしい」と話している。(新妻亮太)

四万十市もみじ保育所で閉所式、親子ら別れ惜しむ

保育所への感謝を込め、風船を空へ放つ園児ら(四万十市のもみじ保育所)
保育所への感謝を込め、風船を空へ放つ園児ら(四万十市のもみじ保育所)

(高知新聞 2021 年 3 月 30 日掲載)

高知県四万十市中村四万十町の四万十市立もみじ保育所でこのほど、閉所式が行われ、今春の卒園児を含む園児 36 人と保護者らが、思い出深い園舎との別れを惜しんだ。

もみじ保育所は 1995 年に認可を受け、1973 年に現在の場所に建築された。昨年 11 月に建物の耐用年数を迎えた。在園の 26 人は、4 月から近隣の保育所や認定こども園に通う。

27 日の式では園児が歌ったり、記念撮影したり。園庭では「もみじ保育所、ありがとう」と感謝の言葉とともに、園児の絵が描かれた風船を空へ放った。

もみじ保育所の中平典(ふみ)所長は「住民から『子どもの声が聞こえなくなるのはさみしい』と言っていただけた。地域に愛された保育所だった」と振り返った。(今川彩香)

ハナモモで草木染 家族連れら楽しむ 越知町野老山

草木染を楽しむ子どもたち(越知町の旧野老山小学校)
草木染を楽しむ子どもたち(越知町の旧野老山小学校)

(高知新聞 2021 年 3 月 31 日掲載)

高岡郡越知町野老山の旧野老山小学校でこのほど、「はなももまつり」が開かれ、訪れた家族連れらはハナモモなどを使った草木染を楽しんだ。

旧校舎を活用して高齢者の集いなどを開いている住民グループ「おとなの学校」が主催し 28 日、町内外の 23 人が参加した。地区の各地に咲くハナモモを徒歩や車で巡る予定だったが、雨で中止され、地元の坂本洋子さん(79)の指導でツバキや桑の葉なども使った草木染に挑戦した。

参加者は模様が付くよう輪ゴムで縛るなどした白地の手ぬぐいを、花びらや葉っぱを煮詰めた汁の中に。手ぬぐいがピンクや紫に染まっていくと、子どもたちは目を輝かせて見つめていた。

越知小学校 3 年の大川由唯香さん(9)は「洗ったりもんだりするのが楽しかった。きれいな色になった」とにっこり。この日は住民が窯で焼いた手作りピザも振る舞われ、参加者は和やかに語らっていた。(楠瀬健太)

宿毛市で小中学生が美化看板

宿毛市橋上町橋上の松田川の河川敷にこのほど、近くの橋上小学校と橋上中学校の児童生徒が、環境美化を呼び掛ける看板を設置した=写真。

一帯は以前、雑草地だったが、増水に備えて砂利敷きに改修。川遊びなどの人が多く訪れそうなことから、「来た時よりも美しく」などのメッセージ入り看板を小中で 1 枚ずつ設置した。

同小 6 年の池田琴音さん(12)は「自分たちも夏に泳ぐのが楽しみ。河川敷をきれいに使ってほしい」と話した。

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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